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2009.03.05

失われた四十分の行方

映画『マンマ・ミーア!』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ドナの同性の仲良しさんも三人組、ドナがほぼ同じ時期に付き合うことになった男性も何故か(?)三人組、そしてソフィの友人たちも三人組。三人組はバランスの取れたトライアングルを意味しているのでしょうか。三人組は、バランスが取れたままの状態でずっといられるならば、とても安定した関係を築くことができますよね。ただ、バランスが崩れると、二対一になってしまったりもしますが・・・・・・。(苦笑)

 いつもと違う時間に「ガンまる日記」が更新されているので、「あれ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれない。そう、これまで「ガンまる日記」は、ほぼ半日遅れのお昼過ぎに更新していたのだが、現在はリアルタイム更新に近づきつつある。というのも、実はこんなことがあったからなのだ。

 仕事をしていると、上司のまた上司が私のところにやって来て、私の苗字を呼び掛けた。私がその呼び掛けに応えると、上司のまた上司は何やら紙を差し出して、オフィスに私物のノートパソコンを持ち込むのは禁止になったことを告げた。私は、私物のノートパソコンをオフィスに持ち込み、休み時間に「ガンまる日記」を更新したり、メールを書いたりしていたのだ。というのも、オフィスで過ごす時間が長い上に、仕事で使っているパソコンはインターネットに接続されてはいるものの、基本的には私用目的での使用は禁止されているからだ。それではとても不便なので、私は私物のノートパソコンを持ち込んでいたのだが、これからはオフィスに私物のノートパソコンを持ち込んではいけないという。

 それを聞いた私はガツンと衝撃を受けた。確かに、情報セキュリティが叫ばれる中で、ソフトウェアを開発している会社に私物のノートパソコンを持ち込むのは好ましくないだろう。いやいや、私が現在の職場に派遣された七年前は、情報セキュリティに関して、まだそれほど厳しい状況でもなかったのだ。実際、私物のノートパソコンをオフィスに持ち込んでいた社員の方たちも何人かいらっしゃったくらいである。

 しかし最近は、顧客情報の持ち出し事件や、Winnyなどを通して業務で使用する文書が外部に流出するなどの事件があちらこちらで発生しているため、これまでよりも一層電子データの取扱いが厳しくなったのである。そのため、私物の携帯電話を充電するために、USBの充電ケーブルを仕事で使っているパソコンのUSBポートに差し込んで充電するといった行為も固く禁止されている。

 詳しくは書けないが、上司のまた上司が私に私物のノートパソコンの持ち込み禁止をわざわざ伝えに来られたのも、つい最近、派遣社員に絡むことで、何か公にできないような事件が発生したことがきっかけになっているらしい。

 私は上司の上司に対し、
「えーっ、それは困りましたねえ」
と言いながら、あれこれ思いを巡らせていた。これまで「ガンまる日記」は、前日の夜からガンモの英語学習の音にもめげずに下書きを始め、朝の通勤途中の地下鉄の中で半分くらい書き上げて、お昼ご飯を食べたあと、昼休みが終わるまでの四十分間で一気に完成させていた。しかし、今後はオフィスに私物のノートパソコンを持ち込めなくなってしまうとなると、もはや「ガンまる日記」を毎日更新することは不可能になってしまう。五年前に一日一記事書き上げる意気込みで「ガンまる日記」を書き始めて以来、ようやく五周年を迎えたところだったというのに、とうとう一日一記事を続けられなくなってしまうというのだろうか。それは絶対に嫌だ。

 私が私物のノートパソコンの持ち込み禁止に関して承諾しかねて「うーん、うーん」とうなっていると、上司のまた上司がボソっと言った。
「もし、休み時間にロビーかどこかで私物のノートパソコンを広げて使うとしても、私は見ていませんから。でも、この部屋で使うのはダメ」
それを聞いた私は、思わず笑った。なるほど、上司のまた上司には、更にそのまた上司に対し、このオフィス内では私物のノートパソコンを持ち込む人はいないということを報告する義務があるらしい。それは、このオフィス内に限った話であって、それ以外の場所で休み時間に使用することに関してまでは、与(あずか)り知らないということのようだ。なかなか面白いではないか。

 私は、考えた末に、
「わかりました」
と答えた。私のその答えを聞くと、上司のまた上司は、自分の席に帰って行った。

 私は、ノートパソコンを持ち歩かない自分を想像してみた。いや、絶対に有り得ないだろう。ノートパソコンを持ち歩かない場合、私は地下鉄に乗っている三十分とお昼ご飯を食べたあと、昼休みが終わるまでの四十分を同時に失うことになる。一日のうち、書くための時間を一時間以上も失ってしまうのだとしたら、現在の私の生活では、睡眠時間を削りでもしない限り、失った時間を埋め合わせることはできない。しかし、ただでさえ、就寝時間は変わらないのに生活リズムが繰り上がって起床時間と出勤時間が早くなり、睡眠不足に陥っているというのに、これ以上、睡眠時間を削ることはできない。では、「ガンまる日記」の一日一記事の更新をやめてしまうのか。それも絶対に嫌だ。

 私は考えた末に、帰宅してからの時間を「ガンまる日記」更新のためにもう少し繰り上げてノートパソコンに向かうことにしたのである。つまり、これまでの下書きの時間をもう少し長めに取るようにしたというわけだ。その時間は、ガンモが英語学習を始める時間とかぶるため、ガンモの英語学習の音対抗しながら「ガンまる日記」を綴っている。ひとまず書き上げたあとは良く眠り、翌朝の通勤途中の地下鉄の中でノートパソコンを開いて推敲する。これで一日の記事が出来上がるわけだ。もちろん、リュックにしのばせたノートパソコンは、オフィス内では開かない。上司の口調から察すると、ノートパソコンを持ち歩くこと自体には目を瞑ってくださるようだ。あくまでも、オフィスの中で使用することが禁じられているだけのことだと私は解釈した。

 このような事情から、「ガンまる日記」は、従来のほぼリアルタイム日記に生まれ変わったというわけである。とは言え、文章を昼間に書くのと、夜に書くのはノリが違う。どちらかと言うと、昼間は理性的だが、夜になると感情が開放される。夜に書き上げたラブレターが、朝になると恥ずかしくて読み返せなくなるのと同じような現象が起こらないように注意したいと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 起床時間と言い、「ガンまる日記」を書く時間と言い、これまでのリズムが少しずつ崩れては新たなリズムが形成されています。とりあえず、朝早く起きるのは、少しずつ慣れて来ました。「ガンまる日記」の更新時間も、そのうち慣れるでしょう。しかし、更新に時間が掛かると、また寝不足になってしまうんですよね。それに、仕事が忙しくなると、どうなるかわかりません。(苦笑)ところで、ぽっかりと開いたお昼休みの四十分間ですが、英語学習に励むことにしました。失ってばかりではない、ということですね。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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