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2009.03.01

映画『ラスト、コーション』

プライドを持つの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m とても気になっているのに購入しなかったものは、いつまでも心に残りますね。(苦笑)とても素敵なアクセサリだと思います。ブログを拝見すると、いろいろなところに出店されているようなので、またどこかでお目に掛かれることでしょう。今回、イノダコーヒーに初めて足を運んだことも、大変貴重な経験でした。(笑)喫煙コーナーがいつも空いているところからすると、世の中ではどんどん禁煙化が進んでいるのでしょうね。今後は、禁煙コーナーを拡張するなどの革新が見られるかもしれません。

 今回も、DVDで鑑賞した映画のレビューを書かせていただくことにする。この映画のタイトルにあるLustは「強い性欲」、「色欲」、Cautionは「戒め」、「警告」などの意味を持つ。『ラスト、コーション』と二つの単語がンマで区切られていることから、『色欲、そして戒め』といったところだろうか。

 一九四二年、日本軍占領下の上海で、ある男女が出会い、密会を重ねるようになる。しかし、その出逢いは意図されたものだった。男は、トニー・レオン演じる日本軍と手を結ぶ傀儡政府のスパイのトップ、イーである。一方、女は、新人女優タン・ウェイ演じる反日運動を行っている香港大学演劇部の学生ワンである。ワンはイーを暗殺すべく、身元を偽り、色気仕掛けで妻帯者のイーに近付くことに成功した。

 これまでにも、イーを暗殺する目的でイーに近付いた女性は何人かいたらしい。しかし、イーの警戒心の強さから、ことごとく正体を見破られ、闇に葬られて行ったようだ。それほど警戒心の強いイーを信頼させたワンの魅力は、新人女優であることとかぶるのかもしれないが、まだ大学生ということで、プロの暗殺者の匂いが漂っていなかったのかもしれない。

 公開当時、イーとワンの激しいセックスシーンが話題に上ったようだ。確かに激しさはあるのだが、セックスシーンにおける二人のエネルギーを感じてみると、ほぼ一貫して、イーが求める役でワンが受ける役に徹している。つまり、愛し合う男女のセックスに見られるような、互いにエネルギーを与え合うセックスではない。愛し合う男女のセックスは、愛しさのあまり、互いに笑みさえ漏らすものだが、イーとワンのセックスは、欲望を満たすことに没頭しているように思える。このようなセックスで、二人がどれくらい深く結び付くことができるのかが見ものである。

 ワンとしては、本来の自分の目的がいつイーに気付かれてしまうか、気が気ではない。だから、イーから呼び出されたときは、とうとうばれてしまったのかとビクビクしてしまう。しかし、イーはワンの正体になかなか気付かず、いよいよイーの暗殺計画が実行されることになるのだが・・・・・・。

 反日運動を行っている大学生が傀儡政府のスパイのトップを罠にかけるなどという大それた計画で、この先、二人がどうなるのか、また、イーとワンの本当の気持ちはどうなのか、手に汗握るような展開が続き、とにかく画面から目が離せない。これまでイーと何度も激しく絡み合って来たワンが、イーに対してどのような感情を抱いていたのか、最後の最後でわかる。それは、「○○○」という言葉によって。その言葉は、敢えてここには書かないでおこう。勇気を持ってその言葉を発することで、ワンの人生は大きく変わった。それを覚悟でワンはイーにその言葉を告げたのだ。

 すべてが勇気あるワンの一言によって集約される。あたかも、これまでのことがすべてプロローグであったかのように。その言葉を発するまでのワンの葛藤も良く描かれていた。大学生だったワンが、何故、命を懸けてまで反日運動に熱心になったのかというと、ワンの心の中にはイーではない、別の男性がいたからのようである。私自身の生活には無縁のひどくダークな世界を心行くまで体験させてくれた逸品だと言える。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 他の映画のDVDを鑑賞しているときにこの映画の予告編を観たのですが、実際に鑑賞してみると、そのときに抱いたイメージとは少し違っていました。まさか、大学生の演劇部が大物を騙すなんて、思いもよらない展開でした。冷静に観ていると、ちょっと無理のある構成もありましたが、全体を通して緊張感を引きずる良い作品だと思います。ここまで激しいセックスシーンを見せられると、『レッド・クリフ』のトニー・レオンが別人に見えて来るかもしれませんね。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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