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2009.02.02

個人で参加するバスツアー(後編)

個人で参加するバスツアー(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。楽天トラベルのページで、東京までの夜行高速バスを調べていたときに、いろいろなタイプの夜行高速バスが運行されていることを知りましたが、梅田プラザモータープールに勢ぞろいしていたおよそ二十台のバスが、まさしくいろいろなタイプのバスだったのでしょうね。雨もたくさん降っていて、気持ちにあまり余裕がなくて他のバスを観察することができなかったのですが、もしも次回、利用することがあれば、他のバスもじっくり観察しておきたいものです。

 夜行高速バスは、走り始めて間もなく消灯時間を迎えた。乗務員さんから、
「消灯後は、携帯電話などの光るものの使用もお控えください」
とアナウンスが流れた。そうは言っても、外の世界と繋がっている携帯電話はなかなか手放せないものである。私は光を漏らさないように細心の注意を払いながら、頭から上着をすっぽりかぶって、携帯電話を開いてガンモにメールを送ったりしていた。ガンモは、私がバスに乗り込んだのを知ってか、遠慮してメールをよこさなかった。携帯電話をいじっているうちに、私の目はトロトロして来た。連日に渡る深夜の帰宅と、二日連続の早起きが心地良い眠気を誘い、私は持参した空気枕を膨らまし、耳には耳栓を詰め、目にはアイマスクを着けると、すやすやと眠りに就いた。空気枕が首周りを快適にし、耳栓が高速道路を走るバスの音を遮り、アイマスクがカーテンの間から割り込んで来る外の光を遮ってくれた。

 二時間ほどぐっすり眠っただろうか。夜行高速バスがどこかに停車したのがわかった。乗務員さんのアナウンスが静かに流れ、静岡県のサービスエリアに到着したことがわかった。どうやらここでしばらく休憩を取るようである。確か、乗車直後に乗務員さんが、東京に着くまでの間に、途中のサービスエリアで二回、休憩を取ると案内してくださっていた。多くの人たちがバスの外に降りて休憩を取ったようだが、私はどうしても目を開けることができず、リクライニングシートに横になったまま休んでいた。薄目を開けて、携帯電話の時計で時間を確認してみると、夜中の二時過ぎだった。

 静岡県のサービスエリアでの休憩を終えたあとも、夜行高速バスは順調に走り続けたようである。朝の五時過ぎだっただろうか。今度は神奈川県のサービスエリアに停車した。寝不足だったおかげで、比較的ぐっすり眠ることができたので、私は心地良く目を覚ました。乗務員さんから、ここでしばらく休憩するとのアナウンスが流れたので、私はサービスエリアのトイレを利用しようと席を立ち、一階の出口まで降りて行った。ところが、外は雨がざんざん降っていたのである。どうせ外に出ても、トイレしか利用しないのなら、バスの中にあるトイレを利用しよう。私はそう思い、一階に設置されたトイレの扉を開けて、用を足した。うれしかったのは、トイレに便座カバーが着いていたことだ。便座カバーが着いているトイレは、大事にされているという印象を受ける。こうした細やかな心遣いがうれしかった。

 トイレから出ると、私は再び二階の自分の席に戻り、リクライニングシートに身体を埋めた。目を覚ました近くの利用客が、
「寒いですね」
と話をしているのが聞こえて来た。私自身は、寒いとまでは感じなかったが、確かに窓の隙間から、風が入り込んで来ているようにも思えた。利用客の中には、
「寒くて寝られへん」
と漏らしている人もいた。それに同意した女性客が、乗務員さんに空調の温度を上げてもらえるように頼みに行ったようだ。

 寒いと話をしていた人たちは、二階の出入口に近い人たちだった。私の席も彼ら同様、二階の出入口に近い席だったが、彼らの席よりもほんの少し奥まっていたので、まだ暖かかったのかもしれない。もしくは、冷え取り健康法で重ね履きしている靴下のおかげかもしれなかった。

 静岡県のサービスエリアを出たあと、私は目を瞑ってうとうとしていた。乗務員さんから、
「皆さま、お疲れさまでした。バスは間もなく新宿に到着します」
というアナウンスが流れて来たのは、七時少し前のことである。私は起き上がってリクライニングシートを元の位置に戻し、降車準備を整えて待機した。

 間もなく、バスは懐かしい新宿西口の小田急線乗り場前に着いた。私はかつて、小田急線を利用して新宿西口にある会社まで通っていたので、このあたりはとても馴染みの深い場所である。相変わらず、雨がざんざん降っていたので、夜行高速バスを降りた私は急いで屋根のある場所へと移動した。

 無事に東京に上陸した私は、大きな荷物を抱え、懐かしい小田急線乗り場をのぞいてみた。あれれ? いつの間にか、小田急線のロゴマークが変わっている。

新しくなった小田急線のロゴマーク

 さて、これからどうするか。まだ七時前だったので、ガンモは寝ているかもしれない。そこで、ひとまずガンモにメールで無事に到着したことを知らせて、私は朝食をとることにした。和定食のお店で腹ごしらえをすると、どこかにこもって「ガンまる日記」を書きたいモードに切り替わった。しかし、新宿西口地下にある喫茶店は、朝から大盛況で席を確保できそうにない。いっそのこと、ガンモの宿泊している神奈川県の溝の口(みぞのくち)まで移動すれば、落ち着けるお店が見付かるかもしれないと思い、溝の口まで移動することにした。私は更に地下にある新宿西口のJR線乗り場まで降りて行き、改札をくぐった。私はSuicaも持っているが、関西で使用しているICOCAを使った。

JR新宿駅西口地下の乗り場

 渋谷から東急田園都市線を利用するため、新宿から山手線に乗り、渋谷で降りた。早朝だというのに利用客は多い。そう言えば、私はガンモと結婚する直前までは大井町で働いていたので、山手線は通勤列車だった。どこの誰ともわからない人たちと密着しながらも、無関心を装っていた。山手線のガラスはとても強くできていると実感したのもこの頃である。

 渋谷に降り立ってみると、やはり雨が降っていた。ハチ公口の改札を抜けて、目の前に広がる渋谷の町並みに目をやると、やはり私が住んでいた頃とは景色が大きく変わってしまっているのを感じた。独身の頃、私は下北沢に住んでいたので、ときどき自転車に乗って、渋谷まで遊びに来ていたのだ。変わってしまった渋谷の町並みを見上げたあと、私は東急田園都市線に乗り換え、溝の口で降りた。

 ひとまず、「ガンまる日記」を書き上げるために、どこか落ち着ける場所を探そうと思い、駅前のケンタッキーに入った。既に朝食は済ませていたので、私は二百円のジンジャエールを注文し、二階へと上がった。見ると、カウンター席にはコンセントが付いているではないか。これはありがたい。私は降って沸いたような幸運に狂喜しながら重い荷物を降ろし、ノートパソコンを広げて電源アダプタをコンセントに指し込み、記事を更新した。

ケンタッキーで注文したジンジャエール。
たった二百円の貢献で、コンセントをお借りした。

 そのうち、ガンモから私の携帯電話に連絡が入った。何でも五時頃までパソコンに向かい、社内新聞を作っていたという。私は、溝の口のケンタッキーにいることをガンモに伝えたが、このあとホットヨガのレッスンの予定が入っていたので、ガンモにはホットヨガのレッスンが終わるまでたっぷり睡眠を取ってもらうことにした。再会までもう少しお預けである。

 ケンタッキーには、二百円のジンジャエールだけでずいぶん長居をしてしまった。そろそろホットヨガのレッスンの時間が近くなったので、私はホットヨガのレッスンで使う着替えやレッスン着などを手荷物として選り分けたあと、ガンモの宿泊しているホテルに荷物を預け、これからレッスンを受けるホットヨガのスタジオ探しに取り掛かった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 夜行高速バスは、無事に新宿に到着しました。馴れ親しんだ新宿西口の小田急線乗り場近くが降車場だったので、いきなり過去にタイムスリップしたような気持ちになりました。夜行高速バスの中では、寝不足が続いていたおかげで、途中で目が覚めることもあまりなく、良く眠れたほうだと思います。それはさておき、小田急線のロゴマークが変わったのですね。しばらく東京に足を運ばないうちに、東京はどんどん変化しているように思いました。私の知らない路線もたくさんありますし。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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