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2009.02.01

個人で参加するバスツアー(前編)

お湯との一体感の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。久し振りに天然ラジウム温泉 太山寺 なでしこの湯を利用しましたが、やはり泉質のいい温泉(正確には温泉ではなく冷鉱泉ですが)はいいですね。「帰って来たぞ!」という感じでした。(笑)仕事帰りに寄ることのできる唯一の日帰りラジウム温泉ですので、またちょくちょく利用したいと思っています。

 無料送迎バスを降りたあとは地下鉄に乗り、三宮まで出たのだが、三宮に着いてみると、夜行高速バスの集合時刻までまだ一時間もあった。それでも私は、今回の夜行高速バスを初めて利用することになるため、少し早めに夜行高速バスの集合場所付近へと向かった。そこは、私がいつも利用している映画館のあるビルの前だった。私は、集合場所に向かう前に、映画館横のトイレに立ち寄り、トイレを済ませたあと、コンタクトレンズを外して眼鏡をかけ、ついでに歯磨きと洗顔も済ませて万全の準備を整えておいた。その後、集合場所に足を運んだところ、雨の中、既にたくさんの人たちが列を作って待っていた。夜のうちに移動できる夜行高速バスは、かなり人気のようである。列の先頭では、夜行高速バスのスタッフが予約番号などの情報を照らし合わせて、乗車の確認を行っているようだ。

 私は列の最後尾に並び、メールで届けられた予約情報を携帯電話に表示させた上で、自分の順番が回って来るのを待った。既に乗車の確認手続きを済ませた人たちは、大きな荷物を抱えて次々にどこかに消えている。どうやら集合場所と乗車場所が異なっているらしい。せっかく重い荷物を持ってここまでやって来たというのに、雨の中、ここから更に歩かなければならないとは・・・・・・。前の人が乗車の確認を行っている最中に耳を傾けてみると、この先の神戸市役所の前まで歩いて行かなければならないらしい。

 ようやく私の順番が回って来たので、私は携帯電話に表示されている予約情報をスタッフに見せた。スタッフによる乗車の確認は難なく終了し、バスの乗り場は神戸市役所の前だと案内された。更に、これから乗車するバスは、とりあえず梅田プラザモータープールまで向かうバスで、梅田プラザモータープールからは別のバスに乗り換える必要があるという。確か、夜行高速バスの申し込みページにもそのようなことが書かれていたので、私は了承した。ただ、スタッフに案内されている利用客の中には、これから乗車する梅田プラザモータープールまで向かうバスに引き続き乗車して東京まで向かう人たちもいるようだ。とは言え、梅田プラザモータープールに着くと、いったん車内清掃を行うので、どの利用客もいったんバスを降りなければならないらしい。

 私は雨の中、傘もささずに重い荷物を抱えながら信号を渡り、神戸市役所の正面玄関前に停車しているバスへと向かった。ようやくバスの停車位置まで歩くと、トランクに荷物を預け、バスに乗り込んだ。それは、三列シートではなく、四列シートのバスだった。このバスに乗車して東京まで移動する人たちはタフだと思う。それでも、どんな環境でも寝らる人ならば、ずいぶんお得なのかもしれない。四列シートのバスはリクライニングも浅いばかりか、すぐ隣に見知らぬ人が寝ているので、なかなかリラックスできない状況にあると思う。

 雨のため、乗車の確認に手間取っていたのか、それとも利用客がなかなか現れなかったのか、バスは出発予定時刻の二十一時五十分を過ぎても発車しなかった。しばらく待って、ようやく出発の合図が出されると、私の乗り込んだバスは梅田プラザモータープールへと向けて走り始めた。

 雨はずっと降り続いていた。梅田プラザモータープールまでの所要時間はおよそ一時間くらいだっただろうか。あとから地図で確認してみると、梅田プラザモータープールは阪急梅田駅の茶屋町出口の付近のようである。三宮から乗車した私たちは、いろいろなバスが停車しているところで降ろされた。雨が降っていたが、私の傘はリュックの奥のほうにしまい込んでいて取り出すのがとても面倒だったので、私は傘もささずにバスを降りて移動した。

 梅田プラザモータープールには、いろいろなタイプのバスが二十台くらい並んでいただろうか。私が指定されたのは七号車のバスだったのだが、たくさん並んでいるバスの中から、自分の指定されたバスを探し出すのが非情に困難だったので、スタッフに尋ねて教えてもらった。私が利用する三列シートのバスはかなり人気が高いようで、既にたくさんの人たちが乗車待ちの列を作って待っていた。乗車の手続きには、まだまだ時間が掛かりそうだったので、梅田プラザモータープールでトイレを見付けた私は、待っている間にトイレを利用しておこうと思い、大きな荷物を抱えたままトイレに入った。しかし、個室の中に大きな荷物を固定する場所がなかったので、私は四苦八苦しながら何とか用を足した。トイレは、野外コンサート場に設置されているような仮設トイレに近いトイレだった。

 これほどたくさんのバスが並んでいるということは、おそらく私が三宮から梅田プラザモータープールまでバスで運ばれて来たのと同じように、大阪や京都のあちらこちらにも私が乗車したような夜行高速バスの乗り場の受付口があり、それぞれのバスに分散して梅田プラザモータープールまで運ばれて来たのだろう。そして私はようやく理解した。私が申し込んだのは、個人で参加するバスツアーだったのだ。

 トイレを済ませたあと、私は傘もささずに七号車の待ち行列の最後尾に並んだ。真剣に振りしきる雨にずぶ濡れになったが、荷物をいったん置いて傘を取り出すスペースもなかったので、私は雨に濡れたまま、辛抱強く待ち続けた。ようやく私の順番が回って来たので、乗務員さんに名前を告げると、私の席は二階席だと案内された。夜行高速バスで二階席が当たるのは、おそらく初めてのことである。私は、乗務員さんに荷物を預けて二階へと上がった。三列シートといえども、うち二列はやや密接した構成で、少し離れた窓際に残りの一列がある。ありがたいことに、私は窓際の一列の席だった。

 私が席についてしばらく経つと、一階にいる乗務員さんが、
「キャンセルが七名出た」
と誰かに語り掛けているのが聞こえて来た。見ると、私の回りにいくつか空席がある。私のすぐ隣の二列とも空席だ。私は、空いている席にノートパソコンや手帳の入った重いリュックを置かせてもらうことにした。

 深く倒れるリクライニングシートは、一度も利用したことのない飛行機のビジネスクラスを連想させてくれた。薄いが、一人一人に薄い毛布も用意されている。備え付けのヘッドフォンで音楽を聴くこともできる。これはなかなか快適である。私は、持参した空気枕とアイマスク、それから耳栓を手元に用意した。

 ようやく出発の準備が整い、夜行高速バスがそろそろと動き始めると、乗務員さんが車内アナウンスで、夜行高速バスの設備や注意事項などについて、丁寧に説明してくださった。その説明によれば、高速バスの利用客にもシートベルト着用の義務があるという。ご存知のように、高速バスに備え付けのシートベルトは、助手席に着いているような斜めに掛けるシートベルトではなく、お腹の手前で固定するタイプのものだ。私がシートベルトを着用すると、シートベルトがお腹にある大きな筋腫を直撃した。少し苦しかったので、私はできるだけシートベルトを緩め、ゆったりとくつろいだ。

夜行高速バスの車内の雰囲気。
(暗かったため、写りがとても悪くてごめんなさい)

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m むむむ、このペースで書き続けると、なかなかガンモに再会できませんね。(苦笑)しかし、体験したことを途中で端折ってしまうのももったいないので、私の感情が動いたことをできるだけ漏らすことなく、現在のペースで書かせていただくことにします。ガンモとの再会まで、まだまだ掛かります。(笑)のんびりペースではありますが、しばらくお付き合いくださいませ。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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