« ホットヨガ(一三九回目) | トップページ | 映画『あなたになら言える秘密のこと』 »

2009.02.19

獣道(けものみち)を守るため

ホットヨガ(一三九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 現在の私の状況であれば、何も三十八度の室温で行うホットヨガにこだわる必要はないのかもしれません。しかし、ホットヨガではないヨガに通うとなると、以前、調べた限りでは、平日の昼間に開催されている教室が多いのですね。まあ、しばらく試行錯誤してみることにします。(苦笑)

 先日、お風呂に入っていると、浴室内に設置されている給湯器のコントローラに表示された文字がチカチカと点滅しているのを発見した。一体何ごとだろうと思い、コントローラの状態をガンモに指差して知らせると、ガンモはすぐにコントローラの状態をチェックし始めた。しばらくの間、ガンモは給湯器のスイッチを入れたり切ったりしていたが、ガンモがいったんスイッチを切ったあと、スイッチを入れても、給湯器のコントローラはすぐに点滅表示に切り替わってしまうのだった。もしかすると、給湯器が壊れてしまったのかもしれない。

 お風呂に入るときはたいてい、足し湯をする。しかし、お風呂にお湯を張るまでは正常に動いていた給湯器が、突然、作動しなくなってしまった。これ以上、足し湯をすることはできない。私たちは身体をきれいに洗ったあと、ひとまずお風呂から上がった。

 お風呂から上がると、ガンモは寒い中、給湯器を調べに掛かった。給湯器のコントローラは台所とお風呂と寝室にあるが、その本体は玄関にある。ガンモが台所にある給湯器のコントローラの様子をチェックしてみたところ、やはり、お風呂と同じ文字が点滅表示されていた。ガンモによれば、それは給湯器のエラーコードらしい。

 ありがたいことに、玄関にある給湯器には回路図が添付されていた。それによれば、そのエラーコードは、給湯器の中で温度が高くなったと判断され、給湯を停止したという意味らしい。ガンモは、給湯器の本体をリセットしようと、玄関に設置意されている給湯器の本体を開けた。すると、そこでもやはり、同じエラーコードが表示されていたという。

 ガンモは給湯器の本体のリセットに取り掛かったのだが、最初のうち、なかなかうまく行かなかったらしい。しかし、このまま給湯器が壊れてしまえば、私たちは毎日、銭湯通いになってしまうか、ガス会社に電話を掛けて、修理に来てもらわなければならない。そのためには、家の中をきれに片付けることが必須である。玄関、お風呂、台所、寝室・・・・・・。物が多く、いくつもの獣道で成り立っている我が家を片付けるのは、気の遠くなるような作業である。その莫大な労力を考えると、何としてでも給湯器を直さなければならないと、ガンモは強い使命感に燃えたようだ。

 ガンモは玄関で長いこと作業を続けていた。ガンモの作業時間があまりにも長いので、心配になった私が声を掛けると、ガンモは、
「ちょっと、お風呂のスイッチ入れてみて」
と私に言った。私は浴室にある給湯器のコントローラのスイッチを入れ、いつものようにお風呂にお湯を張るボタンを押してみた。すると、さきほどお風呂に入っていたときはただちにエラーコードが表示されていたコントローラが正常表示に戻り、カラカラと音を立ててお湯の注ぎ口からお湯が出始めたのである。
「やった! すごいよ、ガンモ! でかした!」
と私は狂喜した。やれやれである。

 私は、ガンモが電気関係に詳しいことを、とても頼もしく思った。ガンモの話によれば、給湯器がエラーコードを表示して止まってしまったのは、給湯器にいくつか取り付けられている回路のどれかが高温になっていると判断されたためだという。ガンモは、いくつかある回路の温度を実際に計測してみたらしい。しかし、どの回路にも異常はなかったので、これは誤動作だと判断したようだ。

 その後、私たちは、ガンモがリセットしてくれた給湯器を恐る恐る使っていた。同じようなエラーコードが表示されることはあったが、しばらくすると元に戻り、何とかお風呂にお湯を張ることができた。しかし、何かあると怖い。

 あるとき、ガンモが仕事のために深夜で帰宅することが決まっていた。私は足し湯ができなくなると思い、ガンモが帰宅するまでお風呂に入らずに待っていた。しかし、翌日は早起きして仕事に出掛けなければならなかったので、
「足し湯ができなくなるといけないから、お風呂はガンモが帰って来てから入る。帰って来たら起こしてね」
とメールし、布団に横になって寝ていた。私が先にお風呂に入ってしまうと、ガンモが帰宅する頃にはお風呂は完全にぬるくなってしまっていることだろう。しかし、仕事から帰宅したガンモがお風呂に入ったときは、足し湯ができないかもしれない。そこで私は、ガンモが帰宅してから一緒にお風呂に入ろうと思ったのだ。その日、ガンモが仕事から帰宅したのは午前二時だったが、私はガンモと一緒にお風呂に入り、次の日に備えた。

 そんなこんなで、給湯器を騙し騙し使い続け、二、三日経った頃だろうか。またしても給湯器の調子が悪くなってしまった。以前と同じエラーコードを表示して、とうとう給湯が止まってしまったのである。やはり、家を片付けなければならないのだろうか。私が頭を抱えていると、またしても、勇気あるガンモが立ち上がった。

 ガンモは、給湯器に取り付けられているいくつかの回路の温度を調べながら、それぞれの安全性を確認し、温度が高いと判断されているであろう回路を的確に探り当て、その回路を通さないようにバイパスした。給湯器には、温度が高くなり過ぎると自動停止するセンサーが付いていたので、そのセンサーが生きていれば、例え本当に温度が高くなっていたとしても給湯器は停止するだろうとガンモは判断したようだ。

 ガンモが長いこと給湯器と格闘しながら、温度が高いと判断しているであろう回路を外してくれたので、給湯器のエラー表示は出なくなった。ガンモは、
「温度は高くなっていなかったので、おそらくセンサーの異常だろう」
と言った。ガンモのおかげで獣道を整理する時間が省けたのだが、そんな私たちは、今でも毎晩、ビクビクしながら給湯器を使い続けている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ご存知のように、我が家はとにかく、たくさんの物であふれ返っていますので、片付けが大変なのであります。しかも、私が片付けを苦手としているので、ガンモは自分が仕事を何日も休んで片付けをしなければならないだろうと、頭の中で考えていたようです。そうした状況がバネになり、何としてでも給湯器を復活させるという強い使命感がガンモに湧き上がったのでしょう。ひとまずやれやれではありますが、電気製品には、こうした異常ケースが発生してしまうのが怖いですね。カラクリのわかりやすい手製品ならば、人間が仕組みを理解して修理することも可能なのでしょうが、電気製品は仕組みがブラックボックスになっているため、状況から推測して判断するしかありません。例えセンサーが付いていたとしても、今回のように、センサーが誤動作して異常を知らせることもあれば、反対に、異常を知らせてくれないこともあるのでしょうね。これからも、ドキドキしながらお風呂に入ることになりそうです。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« ホットヨガ(一三九回目) | トップページ | 映画『あなたになら言える秘密のこと』 »