映画『ショーシャンクの空に』
※「お客様ご自身の手でお願いします」の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 時代が進化して便利な世の中になったとは言え、その一方ではいろいろな制約が多くなり、不便を感じることも多いですよね。私はいくつかのホームページを運営していますが、そこに設置しているいくつかの掲示板がスパム投稿により荒らされていることに気付き、うんざりしました。掲示板のスクリプト名を変更しても変更してもスパム攻撃者は私の掲示板にたどり着き、掲示板の目的とはまったく関係のない書き込みをして掲示板を汚します。だんだんいたちごっこになって来たので、私はとうとう掲示板のログファイルを読み取り専用に設定してしまいました。しかし、そうすることによって、本当に書き込みをしたい人の気持ちも踏みにじってしまっているのですよね。

年末年始にDVDで鑑賞した映画のレビューをお届けしている。このDVDは、ライブ仲間のお友達からお借りしたものである。一九九四年に制作され、人々から高い評価を得た作品ということだったが、この頃の私は映画にはまったく無頓着だったので、この作品の存在自体、知らなかった。鑑賞してみると、なるほど、多くの人たちから高く評価されているだけあって、とても見応えのある良い作品だった。
まず、この映画の中では、様々な問題提起がなされている。刑務所には無実の罪で捕らえられた人もいるということ。重罪で刑務所に送り込まれた人が何十年も刑務所で過ごしたあと、社会復帰するのは難しいということ。例え刑務所で働く人であっても、権力を持った人には公にはできない野望があるということ。例え刑務所内であっても、服役中の囚人に、その人にしかできない役割を与えることによって、自分らしさを取り戻し、生き生きと輝いて来るということ。
ティム・ロビンス演じるアンディは、妻とその愛人殺しの罪でショーシャンク刑務所に送り込まれることになる。そこで、モーガン・フリーマン演じるレッドたちと出会い、厚い友情を結ぶ。
最初のうち、アンディはなかなか刑務所内の雰囲気に溶け込めなかった。彼自身、無実の罪で捕らえられているという状況が、彼を他の囚人とは違うという線引きをさせたのだろう。町の銭湯などでもそうだが、常連さんと新参者は、きっかけがなければなかなか打ち解け合うことができない。やがてアンディは、あることをきっかけにして、レッドたちと打ち解け合うようになる。もともと銀行の副頭取だったアンディには、お金の計算が得意という特技があった。その特技が、今後の彼の刑務所生活の中で活かされて行くことになるのである。
私がこの映画を観て最も考えさせられたことは、囚人は本当に刑務所に入って更生すべきなのかということだった。事件には加害者と被害者がいる。事件が起こっても、被害者は誰からも守られることなく社会に置き去りにされるが、加害者はむしろ、刑務所という敷居の高い建物の中でプライバシーを守られていると考えられなくはないだろうか。
しかも、重罪を犯し、更生のために刑務所で何十年も過ごしたとしても、刑務所の中と外のギャップがあまりにも大き過ぎて、服役を終えても社会復帰できない人たちもいるようである。確かに、重罪を犯した人が刑務所という敷居の高い建物の中に隔離されていることで、一般市民の安全が確保されることには違いないのだが・・・・・・。
一般市民と囚人の共存が成り立てば、一般市民は「許す」ことを学び、囚人は社会にさらされることで、自分の犯した罪から逃げ出さずに正面から向き合うことができるようにも思う。しかし、現実問題として考えると、やはり重罪を犯した人と共存するのは恐ろしい。だから、刑務所の存在が必要になっているわけだ。
もう一つ思ったことがある。それは、アンディの脱走についてである。もともとアンディは、無実の罪で刑務所に送り込まれた。彼は、レッドに調達してもらったロックハンマーで、何と二十年も掛けて独房に穴を掘り続け、ついには脱走に成功するのだが、果たしてアンディの脱走は罪なのだろうかということだった。もしも彼の脱走が罪ならば、無実の人を二十年も刑務所に閉じ込めておくことこそ罪ではないのか。そんなことを考えてもいた。
とにかく、いろいろなテーマがぎっしり詰まった作品で、その中にアンディとレッドの固い友情が育つという展開になっている。何十年も服役したレッドがようやく仮釈放されたとき、社会に適合できなくても生きて行く望みを失わなかったのは、アンディとの間に育まれた友情のおかげではなかっただろうか。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 俳優モーガン・フリーマンの台詞のないときの表情がたまらなくいいですね。彼は、無言で演技することのできる素晴らしい役者さんだと思います。やはり、年齢とともに、無言の演技ができるようになるのでしょうか。こういう俳優さんが、映画『私は貝になりたい』の主人公を演じてくれると、ものすごく泣けるのですけど・・・・・・。(苦笑)
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