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2009.01.29

SPITZ JAMBOREE TOUR 2009 "さざなみOTR カスタム"大阪公演(初日)

映画『赤い糸』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。この映画の中には、与えられなければ自分から求めるようになる、というキーワードも隠されていますね。例え相手の想いを受け入れ、恋人同士になったとしても、対等な関係を築けていない場合、相手は自分が与えられていないことに気付いてしまっているのです。だから、次第に芽衣を拘束するようになってしまいますね。そうした人間の心理もうまく描かれていたと思います。

 私がスピッツベルゲンというスピッツのファンクラブに入っていることは、以前にも書いたことがある。ファンクラブの会員になると、コンサートチケットの優先予約特典を受けられるのだ。ただし、一ツアーにつき一回の購入のみであり、例え申し込んだとしも、毎回必ず当選するというわけでもない。しかし、これまでの経験から言えば、一般発売よりも比較的チケットを入手し易い状況にあるように思う。

 今回は、アリーナ公演ということで、通常よりも大きなホールで開催されることになっていた。数ヶ月前にスピッツベルゲンからチケット購入のお伺い案内が届き、大阪公演の初日を申し込んでおいたところ、めでたく当選したのである。会場は、年末に好きなアーチストのコンサートで足を運んだばかりの大阪城ホールだ。

 意外だったのだが、スピッツとして大阪城ホールのコンサートを行うのは初めてのことらしい。彼らほどのバンドならば、既に大阪城ホールを満員にできるだけの人気を獲得しているはずなのに、これまで大阪城ホールを制覇していなかったというのだから、実に謙虚なバンドである。

 私は、I医師の診察のあと、「ガンまる日記」を推敲して、神戸駅から列車に乗った。しかし、列車の遅れもあり、開演時間に遅刻してしまった。ガンモは自宅から順調に大阪城ホールに出向き、私よりも先に席に着いていた。途中でガンモと何度も連絡を取り合いながら会場に向かったものの、私のほうが遅刻してガンモが先に席に着いているというのは、異例のことである。

 既に暗くなっている会場に足を踏み入れて驚いたことがある。それは、あの大阪城ホールが満員だったことだ。一万人ものキャパを持つ大阪城ホールが見事に埋まっているのである。驚きのあまり、ガンモに耳打ちすると、
「立ち見も出てるから」
とガンモが言う。初めての大阪城ホールのコンサートで立ち見客を動員してしまうとは、スピッツの人気の凄さを改めて思い知らされた。

 ただ、音響に関して言えば、物足りないものを感じてしまった。これは、私がいつも参加しているコンサートの音響があまりにも素晴らし過ぎるせいである。あのクリアな音響に耳が慣れてしまえば、他のアーチストのコンサートの音響には満足できなくなってしまうのだ。公演中、ガンモも何度もそれを口にしていた。

 スピッツのコンサートは、「はじめちょろちょろなかぱっぱ」である。マサムネも今回のMCで触れていた通り、スピッツは決して熱いバンドではない。だから、彼らの演奏が始まっても、観客はどのように楽しめばいいのかわからず、しばらく戸惑っている。なかなかスイッチが入らないのだ。演奏される曲目自体も、手拍子も不要なほどじっくり聴き込みたい曲が多く、席に座って聴いても十分満足できる。しかし、後半になると、次第に乗りのいい曲が演奏され始める。そうなると、観客もぞろぞろと立ち上がる。とは言え、まだまだ席に座って聴いている人たちも多いので、乗りのいい曲でスイッチが入った人もいれば、まだスイッチが入らない人もいるわけだ。

 スピッツは広く一般に受け入れられているバンドである。だから、コンサートに足を運ぶにしても、「スピッツなら参加してもいいかな」くらいの軽い気持ちで参加している人たちも多いことだろう。もちろん、中には熱狂的なファンもいる。かくいう私も、二〇〇一年に行われた彼らのツアーには、日本のあちらこちらに遠征して、たくさんのスピッツファンの仲間たちと出会った。しかし、そのうち私のスピッツ熱が落ち着いて来て、コンサートに足を運ぶ回数も年に一回程度に減ってしまうと、スピッツファンの仲間たちとの繋がりも途絶えてしまった。

 スピッツは広く一般に受け入れられているバンドであるだけに、彼らのコンサートは、大きな会場で一体感を感じられるようなコンサートにはなりにくい。しかも、後半で「なかぱっぱ」の状態に達した人たちにスイッチが入ったとしても、会場全体が波打つほど盛り上がることはない。それが毎回わかっているだけに、スピッツのコンサートに足を運ぶと、少し不完全燃焼の気持ちが残ってしまうことは確かだ。

 しかし、おそらくだがスピッツの魅力は、会場の一体感であるとか、メンバーの場慣れしたMCであるとか、コンサートに足を運ぶ人たちにとっての楽しみになっている多くのものが、いつまでも完成形に向かわないところにあるように思う。言い換えれば、スピッツは比較的息の長いバンドになりつつあるというのに、どこまでもアマチュア精神を忘れないでいるところにその魅力があるように思えるのだ。その分、観客に何も押し付けない。もちろん、後半の「なかぱっぱ」になると、私はスイッチが入って立ち上がった。とりわけ、あちらこちら遠征していた二〇〇一年の頃に演奏されていた曲目が流れ始めると、今でも熱い気持ちが湧き上がって来るのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m スピッツは生で見るととても不思議なバンドだと思います。MCにしても、どこか素人っぽいところが魅力ですね。ぬるいお湯にじっくりと浸かって、半身浴をしているような気持ちになります。半身浴も、長い間浸かることでぽかぽかと暖まって来ますが、スピッツのコンサートも、まさしくそれに似ています。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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