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2009.01.22

すずらんの湯(5)

すずらんの湯(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 大阪までの回数券が残っているからと、ガンモに回数券を渡されて梅田でホットヨガのレッスンを受けたあとのことでしたので、大阪からの大移動となりました。と言っても、関西方面のJRには、新快速列車という特急券の要らない速い列車が運行しています。それを利用すると、大阪から神戸までは四駅で、わずか二十分ちょっとです。そう言えば、現役時代に受験で関西方面に来たのですが、私鉄の特急列車に乗るのに、特急券が必要なのかどうか、ずいぶん悩んだことを覚えています。

 私は前回と同じように、先に室内のお風呂のカランで身体を洗ったあと、軽く湯船に浸かり、身体を温めた。先週入った紅葉の湯と違って、こちらの竹林の湯のほうが岩風呂が多いように思えた。室内には岩風呂のほか、檜風呂、腰掛け風呂、水風呂、効能石風呂(オーストラリアからの弱放射線石)、ジェットバス、それから蒸し風呂とドライサウナがあった。私は、室内風呂よりも露天風呂を楽しみたかったので、身体が少し温まると、すぐに露天風呂へと向かった。

 なるほど、竹林の湯という名前が付けられている通り、露天風呂の敷地内には竹が植えられている。もしかすると、竹やぶの中からかぐや姫に出会えるかもしれない。露天風呂には、大池風呂、竹炭風呂、寝ころび湯、岩風呂、つぼ風呂があった。私はすべてのお風呂に浸かり、竹林の湯を堪能したのだが、その中でもとりわけ興味を惹かれたのは、やはりつぼ風呂だった。

 つぼ風呂は、陶器製の大きな黒っぽい御椀の形をしたお風呂である。つぼというよりも、かめと言ったほうがしっくり来るかもしれない。一人用なので、他に利用客がいなければ、ずっと湯船を占有することができる。つぼ風呂は、紅葉の湯の桶風呂と同じように、二つ設置されている。つぼ風呂をずっと占有できるかどうかの目安は、もう一つのつぼ風呂が他の利用者で埋まっているかどうかである。

 つぼ風呂の温度は比較的ぬるめに設定されていて、半身浴をするにはちょうどいい温度だった。私は、片方のつぼ風呂に入り、これは桶風呂に続いてなかなかいいと感じていた。先週の桶風呂のときもそうだったが、私の性格からすると、同じものが二つあると、片方に入ったとしても、必ずもう片方にも入ってみたくなる。しかし、もう片方のつぼ風呂は、さきほどからおばちゃんがとっぷり浸かったままで、なかなか明け渡してはくれない。どうやらこのおばちゃんも、一人用のつぼ風呂がすっかりお気に入りのようで、ずいぶん長いこと入っていた。ようやくおばちゃんがもう片方のつぼ風呂から出たので、私はすかさずそのつぼ風呂に入った。

 おばちゃんが入っていたつぼ風呂からは、外の景色が見渡せるようになっていた。大自然の中に包まれているような心地良さを感じながら、私はおばちゃんに負けないくらい長い間、つぼ風呂に入っていた。おばちゃんが、このつぼ風呂から出たくはなかった気持ちも良くわかった。その後も、すっぽんぽんで屋外を渡り歩きながら、他の露天風呂にも入ったのだが、やはりつぼ風呂が気に入って、他の露天風呂に入っては何度もつぼ風呂に戻って来た。

 そして、露天風呂をたっぷり満喫したあとは、再び室内のお風呂に戻り、今度は蒸し風呂を体験した。前回の紅葉の湯では、漢方の蒸し風呂だったが、今回はアロマの蒸し風呂だった。中に入ると、アロマの甘い蒸気を感じ取ることができた。ただ、私の身体は、アロマよりも漢方のほうを求めていると感じた。

 続いて、ドライサウナにも入ってみた。ドライサウナの中ではテレビを見ることができるようになっている。テレビを見ているうちに時間が経って、発汗が促進されることを想定しているのかもしれないが、私としては、テレビを見るよりも、本を読んだり英語の学習をしたりできるスペースであればいいのに、などと思ってしまった。

 先週は、十六時過ぎに着いて酵素浴の予約が十七時からだったので、お風呂をじっくり楽しむことよりも、酵素浴の開始時間を気にしていた。今回は、酵素浴の予約時間までたっぷりあるので、私は心置きなく竹林の湯を楽しんだ。室内のお風呂と露天風呂を合わせて、およそ一時間ほども入っていただろうか。

 あまり長い時間、入浴を繰り返すのも疲れるので、いったん休憩を取ろうと、脱衣場に戻って館内着に着替えた。携帯電話のメールを確認してみたのだが、ガンモからの返信は届いていなかった。どうしたものだろうと思い、私は携帯電話を持って脱衣場の外に出て、ガンモに電話を掛けてみた。しかし、ガンモの携帯電話に繋がらないのである。何度掛けて;みても繋がらない。「お掛けになった電話は、電波の届かない地域にあるか、電源が入っていないため、掛かりません」というメッセージが即座に流れるのだ。その流れ方が、いったんセンタに問い合わせて流れているのではない雰囲気だったので、もしかすると電源が入っていない状態なのかと思い、今度はガンモが仕事で使っている業務用携帯電話に掛けてみた。すると、同じFOMAなのにすっと繋がったではないか。

 ガンモの説明によれば、個人用携帯電話の電池が切れてしまったものの、普段、持ち歩いている充電キットをカングーの中に残したまま駐車場に停めてしまい、そのまま仕事をしているという。駐車場までは距離があるので、充電キットを取りに行けないそうだ。確かにガンモは、最近、新しい携帯電話の電池の消耗が激しいとぼやいていた。いつかこのようなことが起こるのではないかと思っていたが、まさしくその予感は的中したわけである。

 私は、酵素浴の予約が十九時からなので、すずらんの湯を出るのが二十時頃になってしまうことと、無料送迎バスの最終便に乗れないことなどを話したが、あいにく、ガンモの仕事は深夜まで掛かると言う。なるほど、それならば仕方がない。ガンモが仕事帰りに私を拾ってくれることを期待していたが、その期待ははかなくも破れてしまった。まあ、何とかなるだろう。私は気を取り直し、酵素浴までまだ時間があるので、晩御飯を食べておこうと思い、館内のレストランに入って食事を済ませた。レストランも和風を意識した落ち着いた雰囲気のお店で、くつろぎながら空腹を満たすことができた。

 時計を見ると、酵素浴の予約時間まであと二十分ほどだった。外はすっかり暗くなっている。私はもう一度、露天風呂に入って身体を温めておこうと思い、再び館内着を脱いで露天風呂に入った。もちろん、つぼ風呂にゆっくりと浸かり、前回は味わうことができなかった、屋外の夜景を眺めた。露天風呂はところどころライトアップされていて、とても幻想的だった。雪景色も良かったが、ところどころライトアップされた夜景もまたいい。無料送迎バスの最終便を見送る勇気があったからこそ体験できた贅沢である。

 つぼ風呂から上がった私は、身体を拭いて再び館内着に着替えたあと、酵素浴のチケットを握り締め、酵素浴の受付へと向かった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回は竹林の湯を満喫しました。今の時期、露天風呂はとてもいいですね。当然のことながら、露天風呂を渡り歩くときはすっぽんぽんなのですが、すぐに温かいお湯に浸かれると思うと、それほど寒さを感じません。湯船に浸かっていないときのひんやりとした空気と、湯船に浸かっているときの温かさが交互にやって来て、身体を心地良く刺激してくれているようでありました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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