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2008.12.08

映画『ハッピーフライト』

地図が読めないわけではない女(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 独身時代、東京に住んでいたときは、自転車に乗って、しばしば都内を走り回っていました。下北沢に住んでいたのですが、六本木など、電車を乗り換えなければ行けないようなところは、乗り換えが面倒なので、自転車で出掛けていたのです。今回、TOEIC受験のために自宅からM女子大まで自転車で三十分以上掛かることがわかったわけですが、ちょうど下北沢から六本木までが、自転車で三十分程度だったと記憶しています。懐かしいですね。あの頃は自転車で三十分走っても、大して疲れも感じなかったのに、今では片道三十分以上も自転車に乗るのは億劫に思えてしまいます。(苦笑)さて、今回は映画のレビューを書かせていただくことにしますが、他にもたくさん観ている映画があるのに、地図が読めないわけではない女(3)の記事に話が続いていますので、他の映画を差し置いて、こちらを先に書かせていただきます。

 大型ショッピングセンターの中には、十二ものスクリーンを持つ大きな映画館がある。オープンしたての映画館館の入口付近では、その映画館で有効なポイントカードへの加入を勧誘しているたくさんの劇場スタッフがいた。映画を六本鑑賞すれば無料で一本鑑賞できるという特典に誘われて、私もそのポイントカードに加入することにした。これ以上、クレジットカードは増やしたくはなかったのだが、クレジットカード付きのポイントカードであれば年会費が無料だというので、クレジットカード機能付きのポイントカードを選ぶことにした。その場で申し込み用紙に記入したところ、ちょうどTOEICの試験を受けたばかりだったので、私は身分証明書としてパスポートを持っていた。しかも、最近は銀行口座からの決済の手続きが、手持ちのキャッシュカード一枚で完了することになっている。よって、ポイントカードの申し込み用紙への記入はその場で完了し、あとはポイントカードの到着を待つのみとなった。

 この映画は、予告編を観たときに気になったので、派遣会社の福利厚生サービスを利用して、ガンモの分と一緒に前売券を申し込んでおいたのだ。飛行機を題材にした物語ということで、旅行好きの私たちなら充分楽しめる映画なのではないかと思ったからだ。ほんの軽い気持ちで鑑賞に踏み切ったのだが、これほど笑える映画だったとは思っていなかった。予告編を観ただけではこの映画の面白さが伝わって来ないのが残念である。キャストもいい。台本もいい。しかも、マニアックな内容だ。一緒に鑑賞したガンモも、映画を鑑賞しながら、上映中にこんなに笑っていいものかと、自分の笑い声があまりにも大き過ぎて恥ずかしく感じてしまうほど大笑いしていたようだ。

 この映画を通して、飛行機が目的地に向かって安全に飛び立つためには、実は目に見えないところでいろいろな人たちが関わっていることを知った。例えばバードパトロールのバードさん。バードさんとは、飛び立つ飛行機の周りに鳥が群がっている場合、空気銃で鳥を脅して追い払う人だ。また、飛行機のメンテナンスを行う整備士は、工具を一つ紛失しても、見付かるまで根気強く探し回る。整備のときに工具を機体に残してしまっていたのだとしたら、大惨事に繋がる可能性があるからだ。他にも、フライトプランを作成するディスパッチャー、飛行機に管制指示を与える航空管制官、飛行機を操縦する操縦士、客室乗務員であるキャビンアテンダント、キャビンアテンダントをまとめるチーフパーサー、空港内で乗客に応対するグランドスタッフなどが飛行機の発着陸に関わっている。

 客室乗務員は、かつてはスチュワーデスさんなどと呼ばれていたが、最近はキャビンアテンダントと呼ばれているらしい。国によっては、フライトアテンダントという呼び方もあるようだ。新人キャビンアテンダントを映画『僕の彼女はサイボーグ』の綾瀬はるかちゃんが演じている。そして、新米副操縦士に田辺誠一さん、試験教官のベテラン操縦士に時任三郎さん、チーフパーサーに寺島しのぶさんというキャスティングである。

 この映画を鑑賞して、映画作りも私の仕事であるソフトウェア開発に似ているのではないかと思った。この映画は、飛行機が安全に発着陸することが一つの目的となっている。それをこの映画が表現したいことの最終目的だとすると、最終目的に至るまでの枝分かれしたいくつものストーリーが生まれる。ソフトウェア開発においては、それが設計と呼ばれるものである。

 もちろん設計にも、上流工程における設計と下流工程における設計とがある。上流工程における設計では、飛行機が発着陸するという大きな流れを把握するに過ぎないが、下流工程の設計に入ると、上流工程で設計された内容がより細分化される。この映画で言うと、バードさんや整備士、ディスパッチャー、航空管制官、操縦士、キャビンアテンダント、チーフパーサー、グランドスタッフのそれぞれの役割を把握した上で、それぞれの役割を生かしたストーリーを作り上げることだ。こうした作業を、ソフトウェア開発においてはサブルーチン化と呼んだりする。そして、サブルーチン化した作業を再び全体の流れの中でうまく絡ませ、やがて一つの大きなテーマに沿った映画が完成する。大切なことは、全体を把握した上でサブルーチン化を進めて細分化し、最後に全体の中で絡ませるという点だ。

 ソフトウェア開発でもそうだが、サブルーチンの一つ一つが良く練られているプログラムとそうでないプログラムは、一目瞭然である。サブルーチン化された小さな単位のプログラムが大きな単位のプログラムとの関連性を絶たれていないかどうかでプログラムの良し悪しは決まってしまうと言っても過言ではない。そのことを、この映画を鑑賞して強く感じることになろうとは・・・・・・。

 飛行機が安全に発着陸することが森ならば、飛行機の発着陸に関わる人たちは木である。この映画では、森と木のバランスが見事に描かれている。とにかく、何かモノ作りに関わっている人たちが鑑賞すると、この映画の製作を担当した人たちと握手をしたくなるような映画である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモは、この映画は今年一番の映画だと喜んでいました。映画館でこんなに笑ったのは久し振りらしいです。ちなみに、この映画の監督は、映画『スウィングガールズ』の矢口史靖監督のようですね。映画『スウィングガールズ』は観ていませんが、ずいぶん話題にのぼっていましたよね。面白い映画を製作することのできる人は、目の付け所が違うのかもしれません。この映画は専門用語も多かったのですが、専門用語がわからなくても充分楽しむことができました。今度、レンタルDVDショップで映画『スウィングガールズ』のDVDを探してみたいと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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