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2008.12.22

冬の帰省とインターネットの規制(2)

冬の帰省とインターネットの規制(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ちょっとマニアックな内容だったかもしれませんね。(苦笑)QRコード作成ツールは、携帯電話サイトを開設していらっしゃる方ならお馴染みのツールかもしれません。私は、携帯電話サイトは開設していないのですが、携帯電話で文字を入力するのがとても苦手なので、愛用しています。また、今回のように、インターネットにはアクセスできないけれども、携帯電話の電波は届くといった状況のときに、情報を発信して行くにはとても便利なツールだと思います。ただし、それほど長くない文章に限られてしまいますが。(苦笑)

 結局私は、翌朝、実家の電話回線を使ってインターネットにダイアルアップ接続して「ガンまる日記」を更新した。ガンモは今回の帰省に、会社のパソコンとプライベートパソコンの両方を持参していたのだが、モバイルカードが故障して会社のネットワークにも接続することができなくなってしまったため、しばらく考えていたようだ。そう、ガンモはモバイルカードを仕事でも使用しているのである。

 モバイルカードを修理に出したいが、時期的なことを考えると、修理が完了するのは年明けかもしれない。しかし、一日でも早く修理に出せば、年内に修理が完了するかもしれない。そんな期待もあって、ガンモは壊れたモバイルカードをできるだけ早く修理に出したいと思ったようだ。ガンモはいろいろ考えた末に、
「やっぱり今日の夜帰って、明日、修理に出しに行く」
と言った。つまりガンモは、自分の実家にも寄らずに、そのまま兵庫の自宅に帰るというのである。

 私は、ガンモの実家にも寄らずに帰るということが気掛かりではあったが、同時にそのことを私の両親に伝えるのも少し辛かった。私の両親は、私たちがもう一泊する心積もりでいたのに、私たちが一泊しただけで帰ってしまうことを知ると、がっかりするだろうと思ったからだ。私が少し胸を痛めながら両親に事情を説明すると、やはり私の両親は少しがっかりしていた。

 ところで、今回の帰省は、ガンモが運転するカングーにとって、四国初上陸となった。「ガンモが運転するカングー」と書いたのは、カングーが、以前の持ち主の運転で四国までやって来たかどうかはわからないからだ。私の両親には、予めカングーの写真を電子メールで送付しておいたのだが、こうしてカングーの実物を目にすると、
「思ったよりも車高が高い」
と言っていた。カングーは、愛媛ではほとんど見掛けない車らしく、私の両親はとても珍しがっていた。

 夕方、帰宅することになったので、私たちは父の運転する自家用車に乗り込み、お墓参りに出掛けた。私の両親はとても信心深いので、私たちが帰省すると、私たちを毎回、必ずお墓参りに連れて行く。お墓の前で、父母は日常の御礼を述べたあと、私たちのことを先祖にお願いし、私は父母のことを先祖にお願いする。おそらく祈りとは、そのようなものだと私は思っている。

 朝も昼も夕方も母の手料理を食べた。ちょうど冬至だったので、母は私たちにかぼちゃを煮て食べさせてくれた。母は私と違って家事に生きている人なので、私たちが出発する頃になると、少し早めの夕食を用意してくれた上で、途中でお腹が空くだろうと言って、お弁当を作ってくれた。両親の愛情をいっぱいに受け、これも持って帰れ、あれも持って帰れと、カングーの中をお土産でいっぱいに満たして、私たちは私の実家をあとにした。

 高速道路に入る前にセルフのガソリンスタンドに寄り、お腹を空かせていたカングーにガソリンを入れた。そのとき、ガンモがふとつぶやいた。
「やっぱり、俺の実家にも一泊する。そうしておいたほうがいいだろう」
もちろん、私はガンモの提案に賛成した。おそらくガンモは、私が両親とコミュニケーションを取っている様子を見て、このまま帰るわけには行かないと思ったのだろう。もともと、お互いの実家に一泊ずつする予定だったのに、私の実家に二泊することになり、ガンモの実家には帰りに立ち寄るだけに変更した。しかし、モバイルカードの故障により、今度はモバイルカードを修理に出すために、ガンモの実家には寄らずに兵庫まで帰ろうとしていたのだから、ガンモの胸もチクチク痛むはずである。

 そうと決まれば、私の実家にも連絡を入れておいたほうがいいだろう。私はそう思い、携帯電話を使って、さきほど見送ってもらったばかりの母に電話を掛けて、ガンモの実家に一泊して帰ることを伝えた。それを聞いた母は、とても喜んでいた。母としても、私の実家にだけ泊まって帰るのは心苦しかったようだ。

 ガンモの決断で、私もすがすがしい気持ちになっていた。これが私たちの本来の選択だ。思い立ったときにインターネットに接続できないのは確かに不便だが、土壇場になって、そんなことよりもずっと大切なことを私たちは思い出すことができたのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自分が本当にしたいことに背を向けて行動すると、どこかすっきりしない気持ちを抱えてしまいますよね。おそらくそれは、「欲望」を達成しようとしているからなのでしょう。でも、「欲望」ではなく、自分が本当にしたいことを見つけて実践すると、本当の自分を見付けたようなさわやかな気持ちになることができます。この日の私たちがまさしくそんな感じでありました。おまけに、この日は雨が降っていたので、雨の中を数時間掛けて兵庫まで帰るよりも、私の実家から高速道路を利用しておよそ一時間半の距離にあるガンモの実家に泊まったほうが、雨の中を走る危険も少なかったようです。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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