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2008.10.10

カングー熱

もらい手探しの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。布ナプキンを使い始めて、早くも一年以上が経過しました。一年以上布ナプキンを使い続けると、布ナプキンもさすがに劣化して来ますね。しかし、手術を控えているかもしれない状態で、新しい布ナプキンを注文するのも何となく気が引けてしまいます。(苦笑)このまま手術を受けないでいられるならば、新しい布ナプキンを選ぶ楽しみ、装着する楽しみ、そして、洗う楽しみもまだまだ残されているんですよね。

 我が家にカングーがやって来てから二週間が経った。ガンモは若い頃、現在乗車しているカングーと同じルノー製のキャトルという車に惚れ込んでいたことがあるらしい。しかし、ガンモは当時から、百万円以下の車に十年間乗り続けるというポリシーを持っていたので、二百数十万円の値段が付けられていたキャトルの購入を見送ったという。

 やがてガンモも年齢を重ね、今後も一台の車に十年間乗り続けるというポリシーを守り続けるとするならば、今の自分の年齢を考えると、あと二台くらいしか車を選べないだろうと計算したらしい。実は、つい先日まで乗車していた三十万円のメルセデスベンツ 190Eを手放す前に、ガンモの会社の後輩から、またしても格安で車を譲ってもらえる話が浮上していた。しかしガンモは、自分のポリシーに従って車を購入することにより、あと二台くらいしか車を選べないとするならば、格安で譲ってもらえる車よりも、自分が乗りたい車を買おうと決心したようだ。そして、若い頃に欲しいと思っていたキャトルを探し求めたという。運良くキャトルには巡り合えたものの、古い車で安全性や実用性が懸念されたことから、もっと新しい車を探すことにしたそうだ。そこで、キャトルの中古車情報を調べているうちに、キャトルの孫に当たるカングーの存在を知り、カングーに一目惚れしてしまったという。百万円以下というポリシーからは外れてしまったが、ガンモは運命を感じてカングーを手に入れたのである。

 そんな経緯で、思い切って手に入れたカングーだからだろうか。ガンモはカングーに対して思いのほか、愛情を注ぎ込んでいる。まずは車計簿という名目でノートを一冊用意し、普段は筆不精のガンモがカングーに何キロ乗ってどこまで走ったか、どこのガソリンスタンドでガソリンを何リットル入れたかという情報をせっせと記録し始めた。また、カングーにカーナビを備え付けたり、ETCカードを搭載したりと、平日の休みを利用して、ガンモはカングーの装備も充実させている。

 カングーに必要な装備が揃うと、ガンモはネットオークションでカングーグッズを次から次へと落札し始めた。カングーのイラストの入った足元マットや、カングーが中で泳いでいるメモクリップ、それからランチョンマットなどである。ガンモはそれらを次々にカングーに運び込み、カングーに何を装備したかを車計簿にせっせと記録している。これ以外にも、ゴミ箱を設置したり、ドリンクホルダーを取り付けたりと、平日の休みを利用してガンモが次々にカングーに手を入れるものだから、久しぶりに私が乗ってみると、毎回、以前とどこか違った雰囲気を感じ取ることになる。

 私は、ガンモによってどんどん手が入れられて行くカングーにちょっぴり焼きもちを妬きながら、
「カングーにどんどん手が入ってるよね。何かさ、『家の車』じゃなく、すっかり『ガンモの車』だよね。私はカングーに乗せてもらうお客さんみたいだよ」
と言った。私はほんのちょっと皮肉を交えて言ったつもりだったのだが、ガンモはそれに対し、罪悪感のない笑いを浮かべていた。

 これまで乗っていたメルセデスベンツ 190Eよりも背の高いカングーは、収納スペースが広いので、我が家にカングーがやって来てからとは、カングーに乗って買い物に出掛けることが多くなった。そして、お店に着いてカングーを駐車場に停めると、カングーを降りたガンモは、駐車場に残したカングーを振り返り、振り返り、歩き始める。まるで、お店の中にまでカングーを連れて行きたいほどの入れ込みぶりだ。

 先日も、とあるショッピングセンターに二人で出向いたときに、たまたまカー用品のお店を見付けた。私は別に買い物があったので、ガンモをカー用品のお店に残し、私は私で別のところで買い物をして、ガンモとあとから合流することにしていた。私の買い物にはそれなりの時間を費やしたはずだったが、私が買い物を終えても、ガンモはまだカー用品のお店で買い物をしていた。こんなことは、ガンモと結婚して以来、初めてのことである。どうやらガンモは、久しぶりにカー用品のお店に入り、若い頃に車に夢中になっていた時代とは違って、いろいろなカー用品が増えていることに感動し、あれやこれやと物色していたらしい。
「二十年振りくらいにワックスを買った。最近のワックスは、いろんな色があるみたい」
と言って喜んでいた。

 あまりにもカングーに対して愛情を注ぎ込むガンモに対し、
「ねえ、私のこと愛してる?」
と尋ねてみると、
「カングーと同じくらい愛してるよ」
という答えが返って来た。男性にとって、本当に好きな車を買うということはこういうだったのかと、今更ながらに驚く毎日である。とは言うものの、妻として、夫の好きなものを一緒に応援して行ける存在でありたいと思うのだった。



我が家のカングー(撮影:ガンモ)

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m まあ、とにかく、これまでとはまったく違う入れ込みようであります。カングーはガンモから、溢れんばかりの愛情を引き出しているようです。私たちは、本当に好きなものに囲まれると、生き生きとして来るものなのですね。妥協してしまうのではなく、好きなものを求め続けるという姿勢は、私たち自身を輝かせるためにも必要なことなのかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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