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2008.10.03

家出した結婚指輪

映画『蛇にピアス』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ここだけの話ですが、原作を読んでいなかった私は、映画『蛇にピアス』というタイトルから勝手に想像して、主人公が飼っている蛇にピアスを開けるのかと思っていました。(笑)しかし、そうではなく、「蛇とピアス」の意味合いだったのですね。

 今週の始めのことである。ふと左手を見ると、小指に着けていた結婚指輪がなくなってしまっていた。ええっ? 私は驚き、そして青ざめ、慌てて自分の身の周りを探し回ってみたのだが、一体いつ失くしてしまったのかもわからない状態だったので、都合良く見付かろうはずがなかった。私はガンモに、
「結婚指輪失くしちゃったよ」
と力なく言った。ガンモは、
「禁止!」
と言ったあと、
「普通は男が失くすもんだから」
と続けた。

 私たちの結婚指輪は、二人ともサイズが合わなくなってしまったので、ガンモの分も私が引き取り、左手の小指に私の結婚指輪を、左手の中指にガンモの結婚指輪を着けていた。しかし、私の結婚指輪が小指からすべり落ちて、どこかに転がって行ってしまったらしい。以前、職場近くのラジウム温泉に入っているときに、打たせ湯に打たれて結婚指輪を流してしまったことがあった。そのときは、流してしまったことにすぐに気が付いたので、血眼になって捜し求めたところ、お湯の中から何とか救出することができた。しかし今回は、小指からすべり落ちた実感がなかった。見ると、かつて私の結婚指輪が納まっていたはずの左手の小指には、たった今外れたかのように、指輪の痕がくっきり残っていた。おそらく、ここニ、三日の間に外れてしまったに違いない。

 私はまず、自宅の浴室を探してみた。これまでの経験からも、結婚指輪が最も外れ易いのは、お風呂に入っているときだと思ったからだ。しかし、結婚指輪は発見できなかった。ガンモは、
「ホットヨガでシャワーを浴びたときに外れたんじゃないの?」
と言った。しかし、仮にそうだとしたら、この次にレッスンに出掛けたときに尋ねてみるしかないだろう。電話で問い合わせてもいいのかもしれないが、仕事以外のことでスタッフの気をもませてしまうのは申し訳ない。

 ガンモは、
「いつも俺の失態ばっかり『ガンまる日記』に書いてるから、今度はまるみの失態も『ガンまる日記』に書くんだろうね?」
と意地悪っぽく言った。私は、
「わかったよ。書くよ」
とガンモに誓った。そして、実際に記事を書くまでに結婚指輪が見付かってくれればいいのにと思いながら、ドラマチックな展開を期待していたのだが、あいにく私の結婚指輪はまだ見付かっていない。

 時として、執着やこだわりを解放するために、いろいろなことが起こる場合がある。果たして結婚指輪とは何だろう? 結婚指輪を愛の証だと仮定すると、夫婦の愛は物質的なものに限定されることになり、結婚指輪を失くしてしまったら、同時に愛の証も失ってしまうことになる。そんな馬鹿な話はない。結婚指輪を失くしてしまった今、結婚指輪はむしろ、愛の証というよりも、第三者に対して既婚者であることを宣言するためのツールであるように思えて来た。現に私たちは、お互いに結婚指輪のサイズが合わなくなり、左手の薬指が寂しくなったために、今ではそれぞれダミーのファッションリングを左手の薬指に着けている。結婚指輪が愛の証だとすると、二人ともダミーの愛の証を着けていることになってしまう。

 結婚指輪を失くしてしまったのは、お互いにサイズが合わなくなってしまったのだから、そろそろ結婚指輪を買い換える時期がやって来たということなのだろうか。それとも、物質的なものにこだわらない新たな一歩を踏み出すために結婚指輪が家出してしまったのだろうか。失くしてしまった結婚指輪のことを思いながら、あれやこれやと想像を巡らせている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 結婚指輪を失っているときは、「物質的なものは愛の証ではない」などと書いていますが、もしもこの先、結婚指輪が見付かったならば、「やはり私たちの愛は強かった!」などと書くんでしょうね。(笑)やはり思い入れの強い指輪ですから、本心では、意外なところからひょっこり出て来てくれないかなと、密かに期待しています。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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