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2008.09.07

映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

ホットヨガ(一一六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。胸の前で手を合わせて話をすると、気持ちが一点に集中するからでしょうか。言葉に心がこもりやすいような気がします。そのため、いつの間にか表情も真剣になっています。さて今回は、「遅ればせながら」の映画のレビューであります。(苦笑)

 去年、公開された映画『ゲゲゲの鬼太郎』の実写版を観て、あまりにもフィットしたキャスティングにいたく感動したので、今年もガンモと一緒に鑑賞しようと、派遣会社の福利厚生サービスを利用して、公開前から前売券を購入していた。

 ところが、公開直後の夏休み前は仕事と旅行の準備でてんてこまいの状態で、とても二人揃って映画館に足を運べる状態ではなかった。夏休みが終わってからも、お盆に帰省したりTOEICの試験を受けたり、休日でもガンモの仕事が入っていたりと、これまた二人揃って映画館に足を運べるチャンスがなかなか巡って来なかった。

 このままでは、鑑賞できないまま公開が打ち切られてしまうと思い、ガンモが比較的早い時間に仕事を上がることのできた休日にちょっぴり無理をして、109シネマズHAT神戸で鑑賞することにした。実はこの日、私は既に映画『あの日の指輪を待つきみへ』映画『闇の子供たち』を鑑賞したあとだったので、私にとっては、一日のうちに鑑賞する三本目の映画となった。

 今回の物語は、人間の若い女性が次々に姿を消してしまうことから始まる。何とその背景には、千年前に引き裂かれた妖怪と人間との悲しい悲しい愛の物語が関係していることがわかる。愛を引き裂かれたことに恨みを持った魂が悪霊として甦り、若い女性たちの魂を次々に吸い取っていたのである。その悪霊の魂を鎮めるため、鬼太郎たちが立ち上がったのだが、実際に悪霊の魂を鎮めたのは、鬼太郎たちの持つ「妖術」ではなかった。

 互いに深く愛し合っていた妖怪と人間は、天災の原因を妖怪に求めようとしたあさはかな人間たちの陰謀により、悲しくも引き裂かれてしまった。人間である夫の愛さえも疑ってしまった妖怪は、ついには悪霊となり、若い人間の女性たちの魂を次々に奪っていたのである。

 この映画で表現されているのは、愛を信頼することの難しさと尊さである。愛を信頼できなければ荒れ狂い、愛を信頼することができれば穏やかになる。それを、妖怪と人間の愛の物語に深く感動した女子高生が実証したのである。悪霊の魂と繋がる接点を見つけることができた女子高生は、悪霊に向かって熱心に語り掛けるのだ。それは、悪霊となった妖怪が人間との愛を思い出す形で進行して行く。女子高生に対する鬼太郎のサポートもいい。鬼太郎は、実の母の魂に会いたかったはずなのに、悪霊の魂を沈静させるためにそのチャンスを見送る。

 物語の展開を静かに見守っていると、あたかも妖怪と人間の新たなる恋も生まれようとしているかのようだ。そう、鬼太郎と女子高生である。一方、鬼太郎に恋心を抱いている猫娘は気が気じゃない。しかし、こうしたシリーズものは、レギュラーにならない限り、継続的な関係までには発展しない。次回作でまた別のヒロインと新たな関係を始められるように、お互いの中に淡い恋心が芽生えたであろうところで物語が終わる。

 それにしても、慣れとは実に恐ろしいもので、前作では驚きと感動の連続だったキャスティングも、今回ではもはや当たり前になっていた。彼らにとってはこの映画の役柄のほうが現実で、普段の生活のほうをむしろ役者として演じているのかもしれないと思ってしまうほどだ。

 ただ、今回は猫娘を演じている田中麗奈ちゃんの印象が薄かった。前作では、怒り狂う猫に変身する戦闘シーンがあったのに、今回はおとなしい猫娘に徹していたからだろうか。また、間寛平さん演じる子泣き爺と室井滋さん演じる砂かけ婆もすっかり板についていて、まったく違和感がない。二人は一緒に温泉に出かけて行ったりと、あたかも長年連れ添った夫婦であるかのような役柄である。

 更に今回は、ぬらりひょん役として緒形拳さんが登場されている。いやはや、これまたすっかりハマリ役である。これからの緒形拳さんは、ぬらりひょんにしか見えなくなってしまうことだろう。ガンモは相変わらず、大泉洋くんのねずみ男に感動している。私も、彼はねずみ男を演じるために生まれて来たのではないかと思ってしまう。これだけ豪華でぴったりのキャスティング揃いなら、おそらく次回作も製作されるのだろう。漫画と実写のギャップの少ない映画として、これからも期待したい。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 荒れ狂った魂を沈める確実な方法は、その魂の体験した愛を思い出させ、愛を信頼させることだったのですね。ものすごく大切なことなのですが、この映画を観て、実生活に応用できるかどうかは、この映画で何を受け取ったかによるのかもしれません。盛りだくさんな内容だっただけに、大人向けとも子供向けとも言い切れない部分がありますが、私たちが生きて行く上で大切なメッセージが発信されていたことは間違いないでしょう。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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