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2008.09.29

ホットヨガ(一二一回目)

決断のとき(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 何か大きなことを決断するとなると、いろいろな人たちを巻き込みますね。そのため、人も動きます。だから、できるだけ人を巻き込まないようにするために、結論だけを伝える方法もあるのでしょうね。

 一週間前に神戸店でホットヨガのレッスンを受けたときは、一体どんな気持ちで一週間後に再びこの地を訪れるのだろうという不安でいっぱいだった。私には、手術に対する抵抗がまだまだ根強く残っていたからだ。しかし、ガンモのおかげで、私の気持ちは揺れ動くことなく、土曜日の朝を迎えた。

 私はいつものように支度を整え、家を出た。I医師の診察は十三時半からの予定だったので、午前中のうちにホットヨガのレッスンを受けておいて、お昼ご飯を食べてからI医師の診察を受けようと思っていたのだ。受けたレッスンは、いつものように九十分のベーシックコースである。

 ロッカールームに入り、レッスンの準備を整えたあと、トイレを済ませておこうと思い、二つあるトイレのうちの空いているほうをノックもせずにガバッと空けた。すると、トイレの中から悲鳴にも似たひどく慌てた声が聞こえて来たかと思うと、大急ぎで扉をロックする音が聞こえた。扉を開ける前に、空きを示す水色のマークが見えていたので、ノックもせずに開けてしまったのだが、中に人が入っていたらしい。私は、トイレに入っていた人がこのあと出て来たなら、きっとお互いにバツが悪いだろうと思っていた。便座に座るなどという最も無防備なポーズを取っているときに、いきなり扉が開いてしまったのだから無理もない。さあ、どうしようと戸惑いながら、使用中のもう一つのトイレが先に空かないだろうかなど都合のいいことを考えていると、私が開けてしまったトイレの扉のほうが先に開いてしまった。

 最も無防備な姿を見てしまい、中に入っていた人に謝ろうと思って両手を合わせていると、中から出て来た人もまた、
「すみませーん」
と言いながら出て来た。顔を合わせるとお互いに気まずいのではないかなどと、あれこれ思いを巡らせていたが、思っていたよりも友好的な展開に落ち着き、ほっとした。ただ、今後、この人と顔を合わせたとして、あいさつを交わせるかどうかは自信がない。それでも、相手が出て来るなり、
「すみませーん」
と言ってくださったということは、鍵を掛け忘れていたことが原因でこのようなことになってしまったという結論に達したのだろう。私も空きを示す水色のマークが見えていたものの、もう少し慎重になって、ノックをしてから扉を開ければ良かったのかもしれない。

 さて、トイレを済ませてスタジオに入ってみると、驚いたことが起こっていた。何と、これまで〇ポイントだったインストラクターがレッスンを担当してくださることがわかったからである。私は驚きの表情を見せた。インストラクターも私の驚く様子に気づいたようだったが、レッスンが終わるまでは個別に話をする機会に恵まれなかった。

 私と同じレッスンを受けた人は、私を含めて十八名である。初めてレッスンを担当してくださったインストラクターは、噂通り、とても良く声の通るレッスンを展開してくださった。おそらく、神戸店のインストラクターは、みんな仲がいいのだろう。どのインストラクターも同じようなエネルギーを持っている。つまり、レッスンで我が道を行く人がいないのだ。どのインストラクターがレッスンを担当してくださったとしても、私たちは均等なエネルギーを感じることができる。

 レッスンが終わり、スタジオの外に出て行くときに、インストラクターに、
「ありがとうございました。これで一ポイント獲得ですね」
と言うと、インストラクターは笑いながら、
「一ポイント獲得しました」
とおっしゃった。今回のインストラクターが私のレッスンを担当してくださったことで、神戸店のすべてのインストラクターが私のレッスンを担当してくださったことになるはずだ。

 シャワーを浴びたあと、着替えを済ませて受付に行くと、いつもお話をさせていただくインストラクターがいらっしゃった。そう言えば、私は彼女に伝えたいことがあったのだ。
「今、隣の映画館で上映している『言えない秘密』という映画に、○○さんそっくりの女優さんが出てるんです!」
実は、先週、この映画を梅田で鑑賞して、いたく感動したのだが、彼女にそっくりの女優さんが出演されていて、目が釘付けになったのである。そのことをご本人にお伝えしようと、チャンスを狙っていたというわけなのだ。

 そっくりさんのご本人は、その映画をご覧にはなっていないそうで、一体どんな女優さんなのか、とても不思議そうな顔をされていた。実は、そのインストラクターには、かつて映画『ダージリン急行』をお勧めして鑑賞してくださったという実績があるので、もしかすると『言えない秘密』も鑑賞してくださるかもしれない。しかし、ご本人がご覧になり、「この女優さん、本当に私にそっくりだわ」と感想を抱かれるかどうかはわからない。

 そのインストラクターに、ストーンヘンジのことを聞かれた。少し前に、この夏休みにパリとロンドンに出掛けたことを受付で話したからだ。私は、ロンドンには今年も出掛けたが、ストーンヘンジに行ったのは去年だということを話した。インストラクターに、
ストーンヘンジで何か感じましたか?」
と聞かれたので、
ストーンヘンジの周辺では、羊たちが放牧されていて、とてもいいところでしたよ。あそこでヨガをするといいんじゃないかと思いました」
と答えた。スピリチュアルなものを感じたかどうかについては、うまく答えられなかった。少し濡れた芝生の上に寝転がって気持ちが良かったことだけはしっかりと覚えている。

 これから重大な診察が控えているというのに、そんな会話を楽しんだあと、私はいつもと同じように笑いながらスタジオをあとにして、昼食をとったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモのおかげで、いつもと変わりないレッスンを受けることができました。これまで〇ポイントだったインストラクターが一ポイント獲得できたこととからして、もともとこの日は特別な一日として用意されていたのかもしれません。一ポイントを獲得されて、もっと大騒ぎになるのかと思っていたのですが、インストラクターも私も、意外にあっさりとしていました。気持ちが揺れ動かないように、当たり前のレッスンに徹したかったのでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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