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2008.09.10

映画『アクロス・ザ・ユニバース』

ホットヨガ(一一七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三回連続で同じインストラクターに当たるというのは、これまでにもないことだったかもしれません。彼女は、短期間のうちに実に効率良く記録を更新したわけであります。さて今回は、ホットヨガ神戸店の隣にある映画館で鑑賞した映画のレビューを書かせていただこうと思います。


 「良くぞこんな映画を作ってくれました!」と思えるような映画に出会った。何と、ビートルズの曲で構成されたミュージカル映画である。と言っても、ビートルズの物語ではない。ビートルズと同じ時代を生きた若者たちの物語である。

 この映画の主人公の青年の名前はジュード、そして、ジュードの恋人役の女の子の名前はルーシーだ。名前を聞いただけでも、それぞれにちなんだビートルズの曲が浮かんで来る。ジュードは、私たち夫婦が去年の夏休みに実際に訪れたリバプールの出身である。そう、リバプールと言えば、ビートルズ誕生の地である。せっかくリバプールまで足を伸ばしたというのに、私たちはビートルズ博物館にも行かず、港の周辺を少しうろついただけだった。この映画を観てわかったのだが、リバプールはどうやら造船のさかんな街らしい。ジュードも造船所で働く青年だった。同じような構造のレンガ造りの家が多いリバプールの町並みは、まるでセットのようでもある。あんな街並みを実際にこの目で見ておきたかったと思う。

 さて、そんなリバプールで生まれ育ったジュードは、実の父親を探すために船でアメリカに渡る。飛行機ではなく、船で渡るところがいいではないか。現代のように、時間が加速するよりもずっと以前のことである。ビートルズと同世代の人たちは、例え状況の変化がゆっくりだったとしても、イライラすることなく、変化を待つことができたのだ。

 ジュードはアメリカで、実の父を探し当てることができた。しかしジュードにとっては、実の父に自分の存在をアピールできたことよりも、父の働いていた大学の学生であるマックスに出会えたことのほうが大きな意味を持っていた。ジュードとマックスはすぐに意気投合し、マックスの遊び仲間にジュードも加わり、互いに楽しい時間を共有することになる。ジュードは、リバプールに彼女を残して来ているのだが、彼女に手紙も書かずに、やがてマックスの妹ルーシーと恋仲になる。

 これらのストーリーがビートルズの曲に乗って、ミュージカルとして展開されている。ジュードとマックスは、その後、ニューヨークに渡り、女性シンガー、セディの住むアパートのルームメイトになる。日本人の私から見ると、まるで夢のような世界である。まったくの他人がセディの住むアパートを間借りして、時には一緒の時間を過ごしたり、プライベートな時間を守ったりしている。住人たちとの間で繰り広げられる人間模様もいい。

 ところで、ジュードの役を演じているのは、映画『ラスベガスをぶっつぶせ』で数学の天才青年を演じた俳優ジム・スタージェスである。調べてみると、彼はロンドンの生まれらしい。なるほど、だからリバプール出身の青年の役を演じていたわけだ。私は映画『ラスベガスをぶっつぶせ』も鑑賞したのだが、レビューを書きにくい作品だったので、レビューを書かなかった。しかし、今回の映画『アクロス・ザ・ユニバース』はレビューを書きたくなる作品である。何故なら、鑑賞しているだけでも思考が飛んで、とても楽しい時間を過ごすことができたからだ。

 この映画は、神戸では、ホットヨガ神戸店のスタジオのすぐ隣にある映画館で上映されている。実は今日、月に一度の定時退社日だったので、またしても神戸店でホットヨガのレッスンを受けた。レッスンを終えて出入口の扉を開けてみると、たくさんの人たちがエレベータ待ちをしていた。その階には映画館とホットヨガのスタジオしかないので、たくさんの人たちがエレベータ待ちをしているとすれば、映画を鑑賞し終わった人たちである。毎週水曜日はその映画館の”水割り(すいわり)”の日で、男女問わず、映画を千円で観られるので、混雑していたのだろう。私も水曜日にこの映画館で映画を観ることがあるが、もともとマイナーな映画が上映されることが多いので、これほど多くの人たちがこの映画館に足を運ぶのも珍しい。あまりにもたくさんの人たちがエレベータ待ちをしていたので、一体どの映画が上映されていたのだろうと不思議に思いながら映画の上映時間を確認してみると、この映画だったのだ。私がこの映画を鑑賞したのはおよそ二週間ほど前なので、既に公開されてからずいぶん日にちが経っているはずである。それでもなお、多くの人たちがこの映画を鑑賞するために映画館に足を運んでいるのは、私がこうしてレビューを書きたくなったのと同じように、ビートルズファンも含めてこの映画を観たいという衝動に駆られる人たちが多いのだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久しぶりに思考が自由に飛ぶ映画を鑑賞しました。お馴染みのビートルズの曲がいくつものシーンで登場し、それらの意外な選曲にも笑えました。登場人物たちの間で交わされる厚い友情と、ジュードとルーシーの恋が愛へと成長して行く様を描いた作品ですが、この映画を観ると、とりわけ、彼らの厚い友情がうらやましくなります。何しろ、お互いの人生を大きく変えるような出会いだったのですから。見知らぬ人とアパートのルームメイトになるというのもわくわくします。思考を飛ばしたい方にはお勧めの映画です。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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