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2008.09.26

不吉なゴロなんて気にしない

特急スーパーはくと酔いの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 実は、ガンモのハッスルぶりは今朝まで続いていました。(笑)四日振りに帰宅して、エネルギーが思わずはじけてしまったようです。ハッスルしたガンモのエネルギーに同調し、それを受け止めるのも母性の一つかなと思い始めています。

 朝から激しい雨が降っていた。いつもは自転車で最寄駅まで出掛けて行く私も、雨があまりにも激しいので、路線バスに乗って最寄駅まで出た。雨は間もなく止むことがわかっていたので、私は心の中で「しめしめ」と思っていた。というのも、今日はありがとう、メルセデスの記事にも書いた通り、我が家にカングーがやって来ることになっていたからだ。せっかくだから、帰りはガンモにカングーで最寄駅まで迎えに来てもらい、それからカングーに乗ってちょっとしたドライブを楽しもう。そんなことを思いながら、ちょっぴりわくわくして仕事に出掛けたのだった。

 カングーの引渡しの状況が気になったので、昼休みにガンモに電話を掛けてみると、ガンモは神戸運輸管理部(陸運局)に居た。カングーを購入した大阪の中古車業者が、私たちの住む市の警察や神戸運輸管理部で手続きを済ませ、代休を取っていたガンモに無事、引き渡してくれたらしい。大阪ナンバーから神戸ナンバーへの変更も終わったというので、ガンモにカングーのナンバーを聞いてみた。ところがそのナンバーは、耳を疑うほど不吉なゴロで構成されたナンバーだったのである。私は、
「いやあ、その番号はいかんだろう? ナンバーって変えてもらえるんだよね? ねえ、変えてもらおうよ」
としきりにガンモに提案した。しかしガンモは、
「俺はゴロが悪くても気にしないから」
と言って、割り当てられた不吉なゴロで構成されたナンバーを変えようとしなかった。

 私の実家の母に言わせれば、今月二十六日まではお彼岸なので、自家用車を購入したりしないほうがいいのだそうだ。そんな掟破りのガンモだから、お彼岸仕様のナンバーを取得してしまったのかもしれない。

 仕事を終えた私は、三ノ宮駅でガンモに電話を掛けて、自宅の最寄駅までカングーで迎えに来てくれるように頼んでおいた。自宅の最寄駅に着いてみると、電話で聞いた不吉なゴロのナンバーのカングーが視界に入って来た。運転しているのはガンモである。赤い車と聞いていたが、車の形といい、色といい、ガンモにぴったりだと思った。ガンモが惚れ込んで購入した車だから、既にガンモとの間にパートナーシップが生まれているようにも思えた。私はというと、単に赤い車と聞いて、あまり好感が持てないでいたのだが、ガンモが運転する姿を見て、ガンモとの相性が抜群に良い車だと実感した。助手席に乗り込んでみると、座り心地も良く、とても快適だった。ガンモほどではないが、私もこのカングーとやらが気に入った。

 ガンモと二人で外食したあと、私の実家の母に電話を掛けて、カングーが来たことと、驚くべき不吉なゴロのナンバーを報告したところ、母はすっかり落ち込んでしまった。そもそも、お彼岸に自家用車を購入したということに加え、購入したその日がまだお彼岸だというのに、早くも乗り回していることが母には信じられないことだったらしい。それに加え、不吉なゴロのナンバーでダブルパンチを与えてしまったようだ。私は、親孝行の意味も含めて、再びガンモに、
「ねえねえ、やっぱりナンバーを変えてもらおうよ」
と提案した。しかしガンモは断固として、
「このままでいいから」
と言い張った。

 私がナンバーを変えてもらうことをしきりに勧めていると、ガンモは、
「せっかくこのナンバーを割り当ててもらったのに、俺がこのナンバーを却下したら、このナンバーはこれから先何年も使われなくなってしまうだろ? それじゃあ、このナンバーが生まれて来た意味がないじゃん」
と言った。私はガンモの言い分に、「なるほど、それも一理ある」と納得した。与えられた苦い状況に対し、逃げることよりも受け入れることのほうが難しい。ガンモは、この不吉なゴロのナンバーを気にすることなく、受け入れるつもりなのだ。更にガンモは続けた。
「それにこのナンバー、覚え易いからすぐ覚えたよ。俺は、不吉なゴロなんて気にしないから」
いやはや恐れ入った。生き方として、自然に割り当てられたナンバーを使用し続けるほうが好感が持てる。少なくともこの一件で、ガンモは自然に割り当てられた不吉なゴロのナンバーに対して臆病者ではないということが証明されたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 数字のゴロ合わせで文章が綴れてしまうこともあるものですから、余計に想像力を掻き立てられてしまうのですよね。もしも自家用車の持ち主に、出来上がったゴロ通りの出来事が起こるのだとしたら、出来上がったゴロによって、暗示が掛かってしまうのでしょうかね。仮にそうだとすると、ゴロ合わせの数字そのものにエネルギーが宿っているわけではなく、ゴロ合わせした数字を題材にして、自分自身でイマジネーションを膨らませることで、少し先の未来をイメージして実現させたことになりますよね。すなわち、決してゴロ合わせの数字に罪があるわけではなく、ゴロ合わせした数字をどのように生かして行くかが重要なのでしょうね。ガンモは、ゴロ合わせの数字をネガティヴな方向に生かさないように、イメージしないと宣言しているのだと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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