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2008.09.19

ありがとう、メルセデス

ホットヨガ(一一八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m パワーアクティヴコースのレッスンで挫折しなかったことで、ちょっぴり自信がつきました。とりわけ、夜のレッスンはできるだけ早く帰宅したいものなので、九十分よりも七十五分でたっぷりと汗をかくことができるほうが効率がいいのです。今後、水曜日の定時退社日は、毎回、パワーアクティヴコースに挑戦することになるかもしれません。

 我が家の自家用車は、ガンモの会社の同僚から、カーナビ付きをわずか三十万円で譲り受けた一九八八年製のメルセデス・ベンツ 190Eだ。ベンツは維持費が掛かると言われていたが、ガンモは自分でメンテナンス用の洋書を買って、わかる範囲でせっせとメンテナンスを行っていた。

 今年は特に義母のことで何度も何度もガンモの実家を往復したため、190Eの活躍する機会が多かった。そのためだろうか。サスペンションという機能が衰えて来て、車体が揺れる度にギシギシと音を立てるようになってしまった。おまけに不注意から、土手のコンクリートに思い切りぶつけて、側面に派手なすり傷を作ってしまった。

 私たちの190Eは、前の持ち主より譲り受けてから、既に十年近く経過していた。前の持ち主もまた、別の持ち主から譲り受けた車だったという。ガンモは、三十万円で購入した車に、クーラーの修理も含めてたくさんの修理費をかけて修理するか、別の車を購入するかでしばらく悩んでいた。その結果、もう充分乗車したので、廃車にして手放すことに決めたのだった。

 廃車にするとなると、次なる車を探さなければならない。もちろん、次回も中古車狙いだ。ガンモには既に心に決めた車があったようで、
「ルノーのカングーにする」
と宣言した。ルノーと言えば、フランスの車である。私は、
「フランスの車が欲しいなら、パリに行ったときに、路上で売ってたじゃん。あれを買えば良かったのに」
などと言って笑った。パリでは、路上の駐車場に停めている車に、車の情報や連絡先を書いた紙を貼り付けておき、中古車の売買に役立てているようだった。ガンモは、
「パリで見付けたとしても、輸送量が高いでしょ」
と苦笑いした。

 ガンモが欲しいと言うルノーのカングーは、フランス車ではあるものの、右ハンドルだと言う。これまで乗っていたメルセデス・ベンツの190Eは左ハンドルだったので、日本で乗るのは危ないと感じていた。というのも、交差点で右折するときに、向こうからやって来る車の状況が左ハンドルの座席からでは把握し難いからだ。そのため、右側の助手席に乗っている私が道路状況を確認し、左側の運転席にいるガンモにオーケーサインを出すことが多かった。このように、左ハンドルの車は、一人で運転するには危険な車だと感じていたのだ。

 いつもはのんびりと行動するガンモが、今回はてきぱきと行動し、平日が休みのある日、わざわざ大阪まで出掛けて行って、お目当てのカングーを購入予約して帰宅した。ガンモはそのカングーをインターネットで見付けて、居ても立ってもいられなくなったらしい。私は、ガンモと一緒に次なる自家用車を選べなかったことにちょっぴり腹を立てた。何色の車を購入予約したのかと尋ねてみると、赤だと言う。赤は私の好きな色ではないのに・・・・・・。
「最初は青を買おうと思って行ったんだけど、あんまりいい色じゃなかったから赤にしたんだよ。でも、赤がかわいいから」
とガンモは言う。青も私の好きな色ではなかったが、赤よりはまだ好感が持てる。しかし、その青が、思っていたような色ではなかったので、赤に決めたのだという。私は、ガンモが「かわいい」と言うならまあいいかと思い直した。

 念願のカングーを購入予約したガンモは、マンションの管理組合の組合長さんに対し、車庫証明を申請した。そして、市役所の出張所まで出掛け、印鑑証明を取得した。いつもは消極的なガンモも、欲しいものを目の前にすると、積極的に動き回ることができるようだ。また、190Eのときと同じように、ガンモはメンテナンス用の洋書を注文したり、カングーの歴史が書かれた本を購入したりもしていた。そして、まるでうれしいため息でも吐くかのように、ことあるごとに
「カングー!」
と連発している。

 さて、今日は九年余りお世話になったメルセデス・ベンツ190Eとのお別れの日だった。代休を取っていたガンモは、午後から支度を整え、190Eに残っていた荷物をすべて運び出したあと、以前、ビックリカーの解体をお願いした解体業者のところへと向かった。ビックリカーの解体をお願いしたときは、こちらがお金を払って引き取っていただいたのだが、今回は自動車部品として再利用されるからなのか、五万円で引き取ってくださったそうだ。

 かつてビックリカーを手放したときは、かなりしょげ返っていたガンモだったが、今回は次なるカングーへの想いが強いからだろうか。早くも立ち直っている。

 ちなみに、カングーが私たちのところに届くのは、来週の予定である。私はガンモに尋ねてみた。
「ねえ、車もそうだけど、奥さんも新しいほうがいいの?」
するとガンモは、
「そりゃあ、新しいほうがいいだろう」
と言い切った。何だ、それ。悔しいので、私はツインソウルの名前を口にしながら、
「私は古いほうがいいなあ」
と言ってみたが、あまり説得力はなかった。

 来週、ガンモは代休を取る日に、大阪までクーラーの効く赤いカングーを迎えに行くそうだ。そのときのガンモの興奮ぶりは、また後日お伝えすることにしよう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 確か、ビックリカーの解体をお願いしたときは、いくらかお金を支払いました。今回は、反対に五万円で引き取ってくださったのですが、自動車部品が再利用されるという安心感があるからでしょうか。ビックリカーを手放したときのようなむなしさがありません。私たちの190Eが、別の車の中で息を吹き返して生き続けてくれることを願います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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