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2008.07.16

やっパリ、行こう

ホットヨガ(一一〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今回、レッスンを担当してくださったインストラクターも、九十分のベーシックコースはきついとおっしゃっていました。でも、何かきつく感じないツボのようなものがあるらしく、久しぶりにレッスンを担当したとき、そこを探り当てて感動したとおっしゃっていました。できれば私もそこを探り当てたいものです。後半のポーズでずっとお休みしてしまっているのは、何とも情けないことですから。(苦笑)

 私たち夫婦の間で、今年の夏休みはパリに行こうかという話が持ち上がったのは、今からおよそ一ヶ月ほど前のことである。去年の夏休みに出掛けたロンドンがとても素晴らしかったので、今年はパリに行こうと、以前からそれとなく話をしてはいたのだ。しかし、今年は海外旅行を自粛すべき出来事もあったので、夏休みはあまり動き回らないほうがいいのではないかとも思っていた。そのため、なかなか決心がつかずにいたのだが、勢い付いたガンモが率先して、ひとまず飛行機を予約したあと、ホテルの予約も済ませると、私の気持ちも少しずつパリに傾いて来た。

 最初のうちは、状況を判断した上で、
「私は行かないから、飛行機もホテルもキャンセルして!」
などと口を尖らせて言っていたのだ。しかし、私の中にはガンモとパリに行きたい気持ちもあった。自分の中に二つの気持ちが存在しているときは、ぐらぐらと揺れながらも、やがては一つの気持ちに落ち着いて行くものだ。何よりも決め手になったのは、今、ガンモが書いているブログで、去年のロンドン旅行の記事が綴られているのを見たからだ。それを見てからは、夏に涼しいヨーロッパへの想いが一気に募って行ったのである。

 問題は、パリ行きを決意した時点で、私の職場の夏休みがまだ確定していなかったことだった。去年同様、前半のAパターンと後半のBパターンに分かれた選択制の夏休みになっていたが、選択制といえども、仕事の都合もあるので、プロジェクト単位でどちらかのパターンに統一して取得するような雰囲気だった。しかし、プロジェクトとしてどちらのパターンで一斉取得するのか、まだ確定していない状態だったのである。私は、早く夏休みを確定させて欲しいと願いながら、
「夏休みはもう決まりましたか?」
などと上司に尋ねてみたりもしたのだが、
「まだ決まってないんですよ」
という答えが返って来るばかりだった。私は、夏休みがなかなか決まらない状況に少しイライラしていた。

 私が現在の職場に派遣されてから六年になるが、確か夏休みが選択制に変わったのは、去年のことである。去年、私は夏休みが前半のAパターンに統一されるものと予測して、飛行機の予約を先に済ませてしまった。そうしなければ、飛行機の空席が埋まってしまうからだ。しかし、私の予測は見事に外れてしまった。そのとき、夏休みがお盆の時期に重なるのは三年ごとの周期だと、上司のまた上司から説明を受けた。去年は、その三年ごとの周期に当たっていたため、夏休みは後半のBパターンに統一されてしまったのだ。しかし、私は飛行機の切符をキャンセルしたくなかったので、上司と上司のまた上司に相談して、私だけがAパターンの夏休みを取得させていただくことにしたのだ。

 私は、去年のことがあったので、今年こそ夏休みはAパターンに統一されるに違いないとヤマを張り、ガンモに、
「今年はAパターンでほぼ決まりだと思う」
と言って、Aパターンで夏休みを取る予定で旅のスケジュールを立て始めていた。しかし、肝心の夏休みがなかなか決まらない。

 夏休みの一ヶ月近く前になっても、まだ夏休みが確定しないというのは、旅好きな人にとってはかなりやきもきするものである。実際、一ヶ月前では予約はかなり厳しいからだ。

 私の派遣先の企業は、顧客に合わせて夏休みを取得する必要のある部隊と、私たちのようにプログラムの開発・保守が主体でありながらも、親会社との関係が密な部隊もあり、去年から夏休みを選択制にできる制度が発足したようだ。これまでのように、夏休みが最初から固定で決められていれば良かったのだが、他との調整があるため、わざわざ柔軟性を持たせたらしい。そして、その柔軟性のために、夏休みがなかなか決まらなくなってしまったのだ。

 今年はどのような展開になるのかとびくびくしていたところ、二週間ほど前に、
「夏休みはBパターンで取得しようと、親会社と調整中です」
というメールが仕事で使っているメールアドレスに流れて来た。私は慌てふためいた。去年と話が違うではないか。三年ごとにお盆を含むBパターンに転ぶのではなかったのか。

 去年、私はさんざん大騒ぎして、同じプロジェクトの中で私だけが無理を言ってAパターンで夏休みを取得させていただいた。私は派遣社員なので、派遣社員が夏休みに出勤する場合は、特定の役職以上の上司が私と一緒に出勤しなければならないという決まりがあるらしい。去年はたまたま、Aパターンで夏休みを取得される上司がいらっしゃったので、私がAパターンで夏休みを取得することを了解してもらえた。しかし、今年はまだどうなるかわからないという。

 私は、直属の上司とそのまた上司に呼ばれ、打ち合わせコーナーで話をした。上司は、八月末に納品を控えた忙しい状況なので、夏休みを別々に取得するのは非効率であると心配になっていたようだ。そして、私がAパターンで夏休みを取得するなら、私と一緒に仕事をしている他のメンバもまた、私に合わせてAパターンで夏休みを取得したほうがいいのではないかという話がいったん持ち上がったらしい。しかし、どうしてもBパターンで夏休みを取得したい人がいたため、やはり私だけがAパターンで夏休みを取得するという方向に話が落ち着いた。ただし、去年、Aパターンで夏休みを取得した上司が今年もAパターンで夏休みを取得しない場合は、直属の上司のまた上司が私のためにわざわざ夏休みをAパターンに変更して、Bパターンの夏休みのときに私と一緒に出勤してくださるという。

 実は、夏休みの話を打ち合わせコーナーで始めたとき、私の中には、「夏休みをもっと早く決めてくれれば、誰にも迷惑を掛けずに済むのに」という気持ちでいっぱいだった。夏休みが選択制に変わってからというもの、実質的な夏休みが決定するまでにひどく時間が掛かってしまっているのは事実である。

 私は、以前のように、最初から夏休みが決まっていれば、予定も立てやすいと主張したかった。しかし、思わずその主張を引っ込めたのは、私の直属の上司とそのまた上司が、私の予定を十分に考慮してくださった上で、今後の仕事の予定や問題点の洗い出しなどに情熱を注いでくださったからだ。

 去年、先走って飛行機の予約を入れてしまったために、私だけがAパターンの夏休みを取得することになってしまい、当時の部長をも巻き込み、大騒ぎになった。去年の場合は、まだ仕事がそれほど忙しくなかったので、私だけが他のプロジェクトメンバと別のパターンで夏休みを取得しても仕事にそれほど影響はなかった。ただ、私と同じ時期に出勤してくださった上司というのは、仕事上では私とまったく関係のない上司だった。当時の部長にしてみれば、派遣社員が仕事上、まったく関係のない上司と一緒に出勤するということが、最後まで引っかかっていたようだ。その問題に関しては、私の直属の上司のまた上司に日報を毎日メールで提出するという形で解消した。

 今年もそれに懲りず、去年とほぼ同じ状況に直面しているというのに、私の直属の上司もそのまた上司も、私の予定を尊重してくださっている。しかも、今年は去年と違って、仕事がとても忙しい状況にあるにもかかわらず、である。ただ、現在の仕事がかなり厳しい状況にあるため、私が他のプロジェクトメンバよりも先に夏休みに突入してしまっても他の人たちの作業に差し支えないように、七月の後半の三連休やその次の週末は出勤を覚悟しておくという話でまとまった。そして、現在の私の抱えている仕事で遅れが出ていることに関しては、他の人たちの全面的なバックアップ体制が取られることになった。

 夏休みがなかなか決まらないことに対し、最初はイライラしていた私だったが、派遣先の企業の歩み寄りに感動してしまった。「いい会社で働かせてもらっているなあ」と実感した瞬間だった。こういう会社だからこそ、仕事が忙しくても何とか頑張れるのかもしれない。企業のために頑張るのではない。そこで働く人たちがいい人たちだから頑張れるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 毎度お騒がせの夏休みであります。(笑)さんざん迷っていましたが、結局、夏休みはパリで過ごすことに決めました。仕事の合間に、ちょこちょこと内職のように、持って行くべきものなどをメモしています。行きたいところもピックアップしています。今はパリを目標に、仕事を頑張っているところです。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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