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2008.07.31

真夜中の泥遊び

当たり月の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 夜の活動をこなしていたガンモは、早朝に目が覚めるようになってしまい、まだ暗いうちから起きてゴソゴソしたりしています。どうやら、目が冴えてしまって、眠れないことが辛いようです。身体はリズムを取り戻したがっているのに、なかなかすぐには切り替わらないところが何とも難しいところですね。身体が疲れているのに眠れないのは、身体にとって、かなり厳しい状況だと思いました。

 以前、「ガンまる日記」で経皮毒について少しだけ取り上げたことがある。簡単に言えば、経皮毒とは、皮膚から吸収される有害化学物質が排泄されずに身体に滞留してしまうことである。とりわけ、頭皮を経由して身体に入って来る有害化学物質は、排泄されずに子宮に滞留し易いという話を聞いたことがある。そのため、私は参加しているプロゲステロンクリームのMLで教えていただいた有害化学物質を含まない天然素材のシャンプーを愛用している。その他にも、できる限り化学染料を使って白髪染めをしないなど、頭皮から有害化学物質を取り込まないように注意を払って来た。

 とは言うものの、長い間、白髪染めをしないでいると、ずいぶんと白髪が増えてしまった。以前から、天然素材のヘナという白髪染めがあることを人づてに聞いて知っていたのだが、まだ一度も使用したことがなかった。薬局などをこまめに回れば手に入るのかもしれないが、不精な私はすぐにインターネットの通販に頼ってしまう。ヘナの存在を知った頃も、インターネットで検索して、その存在を確認してはいたのだが、比較的安価な商品だったので、通販で購入するのは送料が高くついてしまうと思い、何かのついでに購入しようと思いつつ、時間が経ってしまっていた。

 そんなとき、百円ショップのダ○ソーで、天然ヘナを見付けた。天然といえども、百円ショップで売られている商品で大丈夫だろうかと思いながら、恐る恐るパッケージに手を伸ばしてみると、百パーセント天然植物性と書かれていた。それならば、百円ショップで買うのはお得ではないだろうか。私はそう思い、購入に踏み切ったのである。

百円ショップダ○ソーで売られているヘナ・トリートメントカラー 天然ヘナ

 帰宅してから、早速、中に入っていた取扱説明書に目を通してみると、中に入っているのは天然ヘナの染料だけで、通常の化学染料に入っているような透明の手袋やヘラは入っていなかった。しかも、染料を溶くための容器も入っていなかった。どうやら手持ちの容器で溶いて使用するようだ。これはいい。ダ○ソーの天然ヘナは、余分なものがすべて省かれた、とてもシンプルな天然染料だと感じた。更に、染料を頭に施してからの放置時間の説明を見て驚いた。何と、一時間から三時間放置するように書かれているのだ。これまで使ったことのある化学染料の放置時間は、多くてもせいぜい三十分程度だった。私は、化学の力で放置時間が短縮されていたことを知り、恐ろしくなった。あれだけ身体が拒否しそうなくらい強烈な匂いを放っていれば、身体に良くないのは当たり前のことである。

 さて、念願の天然ヘナを購入したものの、仕事がずっと忙しい私はなかなか実践する機会に恵まれなかった。できれば、パリに行くまでに白髪染めをしておきたかったのに、なかなか白髪染めのための時間を確保することができない状態だった。しばらく気をもんでいると、どういうわけか、いつもよりも一時間だけ早く帰宅することチャンスに恵まれた。私は喜び勇んで帰宅し、さっさと白髪染めの準備を整え始めた。何故なら、このチャンスを逃してしまえば、パリに行くまでに白髪染めができないかもしれなかったからだ。私は取扱説明書に沿って、天然ヘナの染料を作り始めた。袋を開けてみると、天然ヘナが正体を表した。意外にも、天然ヘナは、緑色の粉だった。

天然ヘナは緑の粉

 まず、天然ヘナを入れる容器とお風呂の温度くらいのお湯を用意した。容器には、古くなって変形した金属性のお弁当箱を使用した。水道の水は塩素が含まれていることがあると取扱説明書に書かれていたため、浄水器を通した水を沸かして使用した。髪の毛の長さによって異なるのだが、私は天然ヘナを六十グラム、お湯を二百cc用意した。天然ヘナを少しずつ容器の中で溶かしながら、お湯を注ぎ込んで行く。しばらくかきまぜると、ドロドロしたものが出来上がった。私は、そのドロドロしたものを見て、少し前まで飲用していたフローエッセンスを思い出した。フローエッセンスは、ハーブの持つエネルギーがふんだんに詰まったデトックス効果の高い健康飲料である。デトックス効果が高いので、飲用し続けることで、中には筋腫が小さくなった人もいるという。しかし、作るのにとても手間が掛かるので、今は使用を中断してしまっている。

お湯に溶かした天然ヘナ

 さて、染料が出来上がったので、早速塗り始めようと思ったのだが、もう一度、取扱説明書に目を通してみると、出来上がった染料を三十分放置するように書かれている。どうやらすぐに塗るものではないらしい。いつもよりも一時間早い帰宅といえども、この三十分間は大変貴重である。私は、ガンモに事情を話し、待ち時間の三十分の間にサービス低下の床屋さんを実施することにした。ガンモもまた、パリに行くまでに、私に髪の毛を切って欲しいと切望していたからだ。ちなみに、サービスが低下してしまったのは、白髪染めをしたあと、洗い流すときに服を脱ぐ予定にしていたためである。

 サービス低下の床屋さんを閉店してから時計を見ると、ちょうど三十分経過していたので、私はすぐにさきほど作った天然ヘナを塗り始めた。取扱説明書には、ヘラを用意するように書かれているのだが、私はこれまでの白髪染めにおいては、化学染料に付属の使い捨てのヘラを使っていたため、手持ちのヘラがなかった。そこで、汚れてもいいクシを使って天然ヘナを白髪に塗り込んで行った。

 何と言ったらいいのだろう。凝縮された植物の匂いがプンプン漂って来る。しかし、決して嫌な匂いではない。むしろ、天然の素材であることがとても心地良い。森の中で森林浴をしながら白髪染めをしているような気分である。化学染料を塗っているときの消極的な気持ちとはまったく違う。とてもすがすがしい気分だ。

 ガンモは、私が天然ヘナを頭に塗っているのを見て、
「泥遊びしてる」
と言った。そう言えば、ガンモは私がフローエッセンスを作っているときも、鍋の中を覗き込んで、
「泥を作ってる」
と言った。実際、フローエッセンスも天然ヘナも、濃い緑の泥のような感じだったので、ガンモが泥と呼んでもおかしくはなかった。

 最初のうち、私は、クシを使って丁寧に天然ヘナを頭に塗り込んでいたのだが、だんだん楽しくなって来て、次第に透明のビニール手袋で天然ヘナを容器から直接すくって、頭に塗りたくるようになった。それが泥遊びのようで面白い。泥遊びは次第にエスカレートして、最も白髪の多い頭のてっぺんに何度も何度も塗りたくり、髪の毛を指で丸めたり、また、引き寄せたりしながら、あらゆる方向から天然ヘナが白髪に染み込むように配慮した。

 容器に残っていた天然ヘナを大胆にすべて頭に塗りたくると、今度は汚れても差し支えないタオルを頭に巻きつけて天然ヘナを施した頭を包み込み、その上からヘアバンドでタオルをしっかりと固定させた。そして、そのまま寝室に戻り、一時間半ほど過ごした。

 タオルを巻いていると、天然ヘナを通じて、ハーブが頭に沁み込んで来るような心地良さを感じた。化学染料を使っているときは、頭の上から有害物質が染み込んで来るような不快感を感じていたはずだった。天然ヘナが頭に染みて来るまでの時間は、とても有意義で気持ちの良いものだった。取扱説明書には、放置時間に一時間から三時間と書かれていたので、本当はもう少し放置したかったのだが、時計を見るともう午前一時を回っていたため、放置時間を一時間半ほどで切り上げたのだ。私はタオルを外し、取扱説明書に書かれていた通り、十分ほど空気に当てた。タオルを外すと、再び、凝縮された植物の香りが漂って来た。

 それから私は、浴室へと向かった。さあ、どんな感じに染め上がっているのだろう。私は浴室で天然ヘナをきれいに洗い流した。やはり、化学染料を洗い流すときのような不快感もない。天然ヘナを白髪染めに使い始めた人は、私たちに染料を洗い流す楽しみも与えてくれた。

 取扱説明書には、初めて天然ヘナを使う人は、染め上がりに不満を感じるかもしれないというようなことが書かれていた。要するに、化学染料のようにはしっかり染まらないということだ。しかし、私は天然ヘナの染まり具合にとても満足していた。ガンモは、
「白髪があまり染まってないように見えるけど」
と言ったのだが、私には、思っていたよりも染まっているように思えた。取扱説明書によれば、天然ヘナを使って初めて白髪染めをした場合は、三日~五日で色が落ち着いて来るそうだ。私は色の完成度よりも、森林浴をしながら白髪染めをしているようなあの感覚、タオルを巻いたときにハーブが染み込んで来るようなあの感覚がとても気に入ったのである。しかも、今回はダ○ソーで購入したものを半分しか使用していないので、一回の白髪染めに掛かった費用はわずか五十円余りである。天然ヘナは、パッケージに余分なものが入っていないことと言い、地球にとっても子宮にとっても優しい天然の染料だとわかった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回の白髪染めは本当に至福の時間でありました。天然ヘナは、とても身体に優しい染料だとわかりました。もっと早く天然ヘナに出会いたかったと思います。確かに、化学染料ほどはっきりとは染まっていませんが、化学染料を使って顔をしかめながら白髪染めをするか、森林浴をしながら白髪染めをしているような気分にさせてくれるかの違いは大きいと思います。天然ヘナは、繰り返し使用することで、色の深みも増し、潤いのある自然な美しい髪に仕上がるそうです。一回五十円ちょっとでこれだけの至福の時間を味わうことができるなら、これから何度でも染めたくなります。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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