年結婚(としけっこん)
※秘密兵器の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ご紹介させていただいた秘密兵器を使用して正座していると、本当に楽ちんなのです。足が痛くなる原因は、お尻が重いからなのでしょうか。思えば、ホットヨガのレッスンのときも、座ったまま前屈のポーズを取る際に、ブロックをお尻の下に敷いてポーズを取ると、とても楽ちんなのです。ホットヨガのレッスンのときに使用するブロックも、この秘密兵器と同じ原理なのかもしれませんね。ということは、ホットヨガのレッスンのときに使用するブロックも、秘密兵器の仲間に加えてもいいことになりますね。(笑)
六月十六日は、私たちの十二回目の結婚記念日だった。私は、
「今日は結婚記念日なのよ」
と言いながら、そそくさと仕事を上がり、ガンモと三宮で待ち合わせをした。
二ヶ月ほど前に、指定された映画を三本(映画『ダージリン急行』、映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』、映画『ファクトリー・ガール』)鑑賞して、それらの映画とタイアップしていた飲食店で使えるパフェ無料券を三枚もらった。そのお店では、指定された映画を三本鑑賞した場合の特典として、パフェの他に三千円の食事券をプレゼントしてくれることになっていた。私は、三本目の映画を鑑賞したあと、映画館でもらったパフェ無料券を持ってそのお店にパフェを食べに行った。お店の人にパフェ無料券を三枚差し出すと、
「パフェは何個お持ちすればよろしいでしょうか?」
と聞かれた。パフェ無料券をいっぺんに三枚も差し出したものだから、パフェを三つも食べる意気込みだと思われたらしい。私は、
「一個でいいです」
と遠慮がちに答え、パフェをおいしくいただいた。更にその帰りに、そのお店で使える三千円分の食事券をいただいた。その食事券の有効期限が六月末までだったので、ガンモと二人で結婚記念日にこのお店で食事をしようと思っていたのである。
仕事を終えた私は、ガンモに電話を掛けた。前日のうちにガンモには、三千円の食事券があるので、仕事帰りにそのお店に寄り、二人で結婚記念日を祝おうと話しておいたのだ。しかし、電話に出たガンモは、
「お昼ご飯、うどんだけだったから、腹減った! いつ三宮に着く? 腹減ったから、まるみが三宮に着くまでに何か食っていいか?」
と言う。私は、
「禁止! せっかく三千円の食事券があるんだから。私が三宮に着くまで何も食べないでよ!」
お昼ご飯にうどんしか食べなかったと主張するガンモは、既にお腹を空かせて私の到着を待っていた。三千円の食事券があるというのに、ガンモが他のものを食べて空腹を少しでもしのいでしまえば、もはやそのお店でははおいしいものが食べられなくなってしまう。私は、ガンモが何か食べてしまわないように、三宮へと急いだ。
ところで、そのお店は、どちらかというと三宮よりは元町に近い場所にある。中に入ってみると、クーラーがギンギンに効いていた。まだ時間が早かったのか、お客の姿はなかった。すぐ上のフロアも同じお店になっているので、他のお客は上のフロアを利用しているのかもしれなかった。
私たちは窓際のテーブルに着いた。テーブルの上にはキャンドルが灯され、結婚十二周年を迎えるカップルにはちょっぴりロマンチックな演出となっていた。私は、財布の中から三千円の食事券を取り出して、お店の人に渡した。お店の人は、私の差し出した食事券を快く受け取ってくださった。そして私たちは、メニューを眺めながら、コース料理を注文した。
ガンモが、
「何でこのお店を知ってる?」
と私に尋ねるので、私は映画を三本観てパフェ無料券をもらったことをガンモに話して聞かせた。確か、ガンモにはリアルタイムでその話を聞かせているはずだが、ガンモはすっかり忘れてしまっているのだ。パフェを食べ損ねたと思ったガンモは、
「パフェ無料券が三枚もあったのに、何で俺を誘ってくれない?」
とちょっぴりすねていた。私は、ガンモにリアルタイムでそのことを報告したことと、その頃、私たちはダイエットをしていたこと、それから、このお店が三宮の繁華街からは遠いことなどをガンモに話し、納得してもらった。
食事をしながら、ガンモと夏休みの旅行の計画について話し合った。ガンモは、
「やっぱり、パリに行こう。まるみと一緒に行くのが面白いんだから」
と言う。去年出掛けたロンドンも、その前の年に出掛けたハワイや北京も、それぞれ旅先でちょっとしたハプニングに見舞われた。しかしガンモは、私と一緒にそれらのピンチを切り抜けて来たと言う。だから、パリも私と一緒に行きたいと言うのだ。そんなことを言われては、ついつい私の顔もほころんでしまう。しかし私は、しばらくは厳粛に過ごすべきだということと、筋腫が大きくなり過ぎると、元気で動き回ることにあまり自信がないことを伝えた。果たして、ガンモに耳に入っているのかどうか・・・・・・。
私たちが注文したのは、一人二千五百円のコース料理だった。それがこのお店で最も値段の高いコース料理だったので、このお店がいかにリーズナブルな値段のお店であるかがおわかりいただけるだろう。そのため、お料理のボリュームのことはほとんど気にしていなかった。しかし、次から次へと運ばれて来るお料理の多さに、私たちは驚いた。私たちのお腹は既に満足し切っていたが、せっかく注文したのだから、残さずに食べて帰りたいと思っていた。私たちは最後までギブアップすることなく、コース料理をきれいに平らげた。ああ、お腹を空かせたガンモが、夕食の前に食べるのを我慢してくれて本当に良かった。もしもガンモが先に何かを食べていれば、間違いなく、せっかくのお料理を残してしまっていたことだろう。
食事を済ませて外に出た私たちは、どちらからともなく手を繋ぎ、元町駅に向かって歩き始めていた。結婚十二年というと、ちょうど干支が一周したことになる。ということは、私たちが結婚した年は、ネズミ年だったのだ。十二年に一度の結婚記念日を、年女や年男にちなんで、年結婚(としけっこん)とでも名づけることにしよう。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とうとう本格的な梅雨に入ったのでしょうか。毎日、雨具が手放せなくなってしまいましたね。私は、最寄駅までは自転車を使用していますが、雨の日に自転車に乗るときは上下ともカッパを着込み、リュックにはカバーを掛けています。自転車に乗った状態で傘をさすのはとても危険ですので、皆さんもカッパを愛用されてみてはいかがでしょうか。ちなみに、カッパの上下とも百円ショップで揃いまよ。(笑)
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