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2008.06.24

省電力モード

映画『パリ、恋人たちの2日間』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m この映画の中で、「パリの人たちは、生涯一人の相手を愛し続けることが恐怖なのだ」というようなことが語られていました。「はて、その恐怖とは一体どのようなものなのだろう?」と考えてみたのですが、もしかすると、映画『痛いほどきみが好きなのに』に登場する女性サラが抱いていた恐怖なのかもしれません。つまり、愛する相手を失ってしまうことを先回りして考えた結果、一人の相手に自分のすべてを預けることができないという恐怖です。私には、この手の恐怖はわかりませんが・・・・・・。(苦笑)さて、気を取り直して、今回の記事では、交換で好感度アップ!の続きを書かせていただきますね。

 昼食を食べて腹ごしらえをした私たちは、あちらこちらで買い物を済ませたあと、HERBIS PLAZA“世界の旅”市場へと向かった。ここには、トラベルラウンジと名付けられた旅行ガイドブックなどを中心とした小さな図書館のようなラウンジがあり、旅行ガイドブックなどを無料で閲覧および貸し出してもらえる。私たちは、まだまだ迷いはあるものの、パリのガイドブックを閲覧しながら、パリへの想いを膨らませていた。

 しばらくそのラウンジで過ごしたあと、私たちは次なる目的地に向かって歩き始めた。これから二人で、私の好きなアーチストのライブに参加することになっていたのだ。ライブが行われる会館までは、地下鉄でわずか一駅の距離だったので、私たちは地下鉄は利用せずにおしゃべりをしながらてくてく歩いた。

 今回のライブは、土曜日と日曜日の二日間に渡って行われた。大阪で二日間、ライブが開催されるともなると、二日間とも足を運びたくなるのがファンの心理というものである。ガンモは一日目だけの参加だったが、私は二日間とも参加した。両日とも、チケットを手配してくださったのは、ライブ仲間のお友達である。彼女たちもまた、毎回、彼らのライブを心待ちにしているのだ。

 ただ、二日間連続のライブ参加となると、実際のところ、私にとっては体力的にも厳しい状況ではあった。大きな筋腫が邪魔をして、お腹に力を入れることができないため、長時間立ちっぱなしの姿勢を取り続けるのが辛いのだ。そのため、今回は省電力モードでほとんど座りながらの参加となった。

 実は、今回のライブ参加に当たっては、毎週日曜日に行っている小さなプロジェクトと重なってしまうため、二日目の日曜日の参加は難しいのではないかと思っていた。そうなると、わざわざチケットを手配してくださったライブ仲間のお友達にも申し訳ないと思っていたところ、二日目の日曜日に、ガンモに外せない仕事が入ってしまったのだ。そのため、私たちはガンモの実家には帰省しないことになり、私もライブに参加させていただくことができたというわけである。

 一日目は、前から十列目の席を取っていただいたので、とても良く見えた。ただ、私のすぐ前の席の女性が少し背の高い人だったので、私は視界を確保するために、左に寄ったり、右に寄ったりと、ビューティフルネームを熱唱するタケカワユキヒデ氏のように、身体を左右にくねらせながらの鑑賞となった。そのおかげで、少しはウエストにくびれが出来たかもしれない。

 二日目は、二階席の前から五列目の席を取っていただいたので、上から見下ろす形でこれまた良く見えた。ただ、二階席がひどく揺れる会館だったため、高所恐怖症の私は、乗りのいい曲のときに揺れを感じても、どこにも掴まるところがなくておろおろする羽目になってしまった。お腹に力が入らない事情もあったが、立っていると二階席の揺れに恐怖を感じてしまうという理由から、二日目も一日目と同じように、ほとんど席に座っての鑑賞となったのである。私のように、二階席の揺れがひどく気になってしまう高所恐怖症の人たちの要望に応えるためかどうかはわからないが、今回、足を運んだ会館は、これからしばらくの間、改築工事に入るのだそうだ。会館が新しく生まれ変わるなら、高所恐怖症の人でも怖がることなく二階席に堂々と立てる会館に変身して欲しいと願う。

 それほどたいしたことではないのだが、高所恐怖症の他にも、ライブの途中、少し困ったことが起こった。それは、好きなアーチストたちが繰り広げる音楽以外のネタを理解できないということだった。彼らは毎回、演奏の合間に、音楽以外のネタを披露し、会場を訪れたファンを楽しませてくれている。ライブのときに彼らが音楽以外に傾ける情熱は、さだまさしさんと張り合ってもいいくらいだ。そんな彼らの今回のネタは、テレビを材料にしているものも多かったようだ。会場からはどっと笑いが沸き起こっているものの、テレビを見る習慣のない私はわけがわからない。私は、会場から取り残されたような寂しい気持ちになってしまったのだった。

 二日間連続のライブといえども、両日とも、ステージに立つ彼らはとてもパワフルだった。彼らは、私よりもひとまわり近くも年上のはずなのに、肉体的にも精神的にも健康であるように見えた。また、ステージの上で繰り広げられている互いに遠慮のないトークに耳を傾けていると、彼らの絆は年を追うごとに深くなっているように思えた。ずっと気持ちが変わらずに、同じ仲間で好きな音楽を続けているという喜びがにじみ出ているのだ。持つべきものは気の合う友達。彼らは私たちに、そう語りかけているかのようだった。そんな彼らのおかげで、私も彼らのライブやイベントを通じて、様々な地域に住む様々な年齢の同士たちに巡り合うことができた。彼らが私に与えてくれたものは計り知れないのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 二日間連続のライブへの参加は、体力的には厳しい状況にはありますが、一日だけのライブとは若干メニューが異なっているので、実はとてもお得なのです。彼らのライブにはゴールデンウィークにも参加していますので、二日目のライブの演奏曲目が通常のライブとは異なっていることに気が付き、お得な気分を味わっていました。体力的なことを考えると、同じ会館でのライブ参加は一日で十分という想いもありますが、メニューの異なるライブを鑑賞するのもまた好きなので、ついつい皆勤賞(たった二日間で皆勤賞とは大袈裟ではありますが)を狙ってしまうのです。駅から近い会館で、ずっと座ったままで鑑賞できるライブならば、省電力モードで参加できるため、体力もあまり消耗しないのかもしれません。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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