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2008.05.25

理性のフィルターが外れるとき

コンセントクエストの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 広大な海の上を走る船だからこそ、航海中も広いスペースを確保することができるんですよね。陸路を走る公共の乗り物と言えばバスや鉄道ですが、どちらも占有できるスペースがとても狭いですよね。だからこそ、寝台特急への憧れが強いのかもしれません。寝台特急も、個室ならば、コンセントがありますしね。(笑)

 私たちは普段、理性のフィルターを操作しながら自分の立場を守っている。例えば、本当は「○○したい」と思っているのに、理性でその願望を押し込めてしまい、本来の願望とはかけ離れた行動を取ってしまうことがある。それは、「○○したい」というよりも、「○○しなければならない」という義務の感情が強いからだ。しかし、時として、そうした理性のフィルターが完全に外れ、義務の感情から解放されることがある。

 ガンモの実家に一泊した私たちは、月曜日からの予定を立て直す必要があった。状況により、仕事を休んでガンモの実家に滞在し続けることも覚悟して出掛けて来たのだが、それでも仕事を休めるのは三日が限度だろうと思っていた。しかし、実際は、滞在期間がもっと長引きそうな状況になっていた。ガンモは月曜日からの五日間、たまたまセミナーに参加するという予定が組まれていたので、それをキャンセルすることで、影響範囲を最小限に留めることができた。もしも通常の勤務を予定していたならば、ガンモが担当している仕事を他の人に割り振る必要があったのだ。もちろん、セミナーに参加しなかったことで、ガンモの今後の仕事に影響が出て来るかもしれない。しかし、今はそんなことを言っている状況ではなかった。

 一方、私は、遅くとも来月の頭には納品しなければならない仕事を抱えていた。その作業がまだ完了しているわけではない。私は、仕事を取るか、それとも、このままガンモの実家に滞在するのか、しばらく悩んだ。その結果、ガンモは実家に残して、私だけがいったん帰宅することに決めた。しかし、そうした選択に対し、何となく後味が悪かった。

 夜行便の一つ前のフェリーで私だけが帰宅する予定で準備を始めたものの、実家に帰って来てからも寝不足が続いていたガンモは、帰宅する私を最寄駅まで送り届ける言ってくれているのに、なかなか起き上がろうとしなかった。私自身も、私だけが帰宅するという決断を下したことに対し、もやもやした気持ちを抱えていた。そんなとき、
「まるみが居てくれたほうが心強いんだけど」
とガンモが言った。私は、
「うん、わかったよ」
と、二つ返事で滞在を延長することに決めたのだ。

 そのとき私は気が付いた。「○○しなければならない」ではなく、「○○したい」という気持ちを優先させることのほうが大切だったということに。私にとっての仕事は、「○○したい」ではなく、「○○しなければならない」部類に入る。それを「○○したい」気持ちよりも優先させてしまうと、今回のように後味の悪い想いを体験することになるということだ。確かに私は、私以外の人にはわからない仕事を抱えている。しかし、実際のところ、「○○しなければならない」ことというのは、他の人に替わりが効くものなのだ。むしろ、「○○したい」ことのほうが替わりが効かないものなのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「○○したいこと」というのは、理性に対し、本能に相当するのでしょうか。今回の記事ではあまりピンと来なかったので、本能という表現を使いませんでした。動物は本能で生きているなどと言われていますよね。では、人間にとっての本能とは、どのような状態なのでしょう。人間の場合、様々な感情が入り混じっているために、本能を見極め難い状況にあるかもしれません。でも、掃除機や乾燥機のフィルターを掃除するのと同じように、理性のフィルターも時々掃除をしたほうがいいかもしれませんね。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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