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2008.05.23

映画『紀元前1万年』

ホットヨガ(一〇五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 久しぶりのレッスンだったので、かなりバテてしまいました。歳を取ると、すぐに身体に来ますね。(苦笑)午前中、健康診断を受けて、午後からは映画を二本観て、夜はホットヨガのレッスンという盛りだくさんな一日となりました。以前、木曜日の夜に脂肪燃焼コース2のレッスンを受けていましたが、現在、あの時間帯のレッスンはビギナーコースのレッスンに変わってしまいました。木曜日は、どの映画館の割引デーにも当たっていなかったので、仕事が忙しくない時期は、ホットヨガのレッスンにはもってこいだったのに残念です。(苦笑)それほど遠い昔のことではないはずなのに、あの頃がちょっぴり懐かしく思い出されますね。

 月に一度の定時退社日に鑑賞したのは、ホットヨガの神戸店のスタジオのすぐ隣の映画館で上映されていた映画『パラノイドパーク』だった。映画を観ようが、ホットヨガのレッスンを受けようが、足を運ぶ場所がほぼ同じであるというのはなかなか興味深い。GPSの力を借りて、月に一度の定時退社日の私の居場所を知ろうとする人が居たならば、余程精度の高い装置を使わない限り、私が映画を観ているのか、ホットヨガのレッスンを受けているのか、区別がつかないかもしれない。

 映画『パラノイドパーク』は、なかなかレビューを書き難い映画だったので、その翌日にレイトショーで鑑賞した映画『紀元前1万年』について書いてみたい。

 この映画の存在を知ったのは、確か映画館で観た予告編だったと思う。『紀元前1万年』というタイトルからして心惹かれた。監督はローランド・エメリッヒという人だが、私はこの監督の作品をまだ鑑賞したことがない。彼の他の作品を鑑賞している人たちは、今回の作品に対してやや期待外れの感想を抱いているようだが、前作と比較する術のない私は十分楽しませてもらった。

 昔、『はじめ人間ギャートルズ』という原始時代の生活を描写したユーモラスな漫画があった。マンモスが登場する時代というと、その漫画と重ね合わせて、私は勝手に原始時代をイメージしていた。紀元前一万年前と原始時代、どちらがより古い時代なのかは良くわからないが、『はじめ人間ギャートルズ』とは違って、この映画に登場する人たちは既に立派な文化を持っていた。言葉があり、権力もあった。また、この映画のテーマの一つとなっている男女の愛や男同志の友情もあった。

 この映画で描かれている男女の愛は、大人になっても強く惹かれ合い続ける幼馴染の男女の愛だ。子供の頃に出会いを果たした二人が、お互いを愛しく想いながらともに成長し、脇目も振らずにただお互いへの愛をあたためて来た。多くの人たちは、いくつかの恋愛を経て運命的な相手にようやく出会えるというのに、子供の頃から既に運命的な相手に出会うことのできた二人がちょっぴりうらやましくもあった。何故なら、二人の出会いが早ければ早いほど、一緒に過ごせる時間も長くなるからだ。この二人の場合、子供の頃に出会っているというのに、その愛の深さが半端じゃない。何者かに連れ去られてしまった恋人エバレットを取り戻すため、勇者デレーは仲間たちを率いて命を掛けた長い長い旅をするのだ。

 旅を続ける中で、男同士の友情が生まれる。デレーは旅先で、かつて自分の父と交流があったという人物と出会う。その人物と父との交流が大変好ましいものであったおかげで、デレーは彼の援助を得られることになる。紀元前一万年前といえどもあちらこちらで様々な部族が生活しているのだが、デレーの父との交流により、デレーの父が使っていた言葉をマスターした彼は、様々な部族とデレーの部族との通訳の役割を果たしてくれるのである。そのおかげで、デレーはバレットを取り戻すための数多くの味方を得ることになる。こうした友情は、父が遺してくれた偉大な財産でもあった。

 マンモスや巨大鳥などのCGの描写もリアルで美しく、愛する女性を救い出すという壮大で感動的なストーリーに仕上がっているにもかかわらず、この映画の評価がそれほど高くないのは、いったん悲しい結末を迎えながらも、あとからどんでん返しがあるからかもしれないと思う。このどんでん返しにより、映画の余韻が持ち去られてしまうのではないだろうか。

 この映画を鑑賞して、時代背景も場所も違うはずなのに、作品から漂って来る雰囲気から、去年鑑賞したメル・ギブソン監督の映画『アポカリプト』を思い出した。私には、この映画と同じような雰囲気を漂わせていると感じられるのに、映画『アポカリプト』のほうがずっと評価が高い。そもそも、時代背景が違うのに、二つの作品を並べてしまうということは、それだけこの作品が近代的に感じられるからかもしれない。それが逆に人々に違和感を与えてしまっているのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 『紀元前1万年』というタイトルから、言葉らしい言葉もなく、文化もない時代が描写されているのだろうと思い込んでいたのですが、まったく違っていました。私は、映画『もののけ姫』のように、人間と動物の共存を目指した作品に憧れています。今は共存が難しくても、紀元前一万年前くらいなら実現可能だったかもしれません。でも、どんな映画を鑑賞しても、そこに描写されているのは動物たちとの共存ではなく、戦いです。動物と人間は、一体いつから分かれてしまったのでしょう。昔はもっともっと彼らと密接だった時代があったとしてもおかしくはないと思うのですが。この映画の中にも、鋭い牙を持ったタイガーとテレパシーが通じたかのようなシーンが登場しますが、言葉が存在しなかった時代には、テレパシーで動物たちとの会話が成り立っていたのではないかと想像するのは、私の勝手な思い込みでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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受信: 2008.05.30 21:01

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 仕事のピークがとりあえず過ぎ、そうは言ってもやらなくてはいけないことが山のように溜まっていますが、とりあえず一段落。と言うわけで今回は紀元前1万年を観てきました。 [続きを読む]

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