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2008.04.24

ホットヨガ(一〇三回目)

映画『ファクトリー・ガール』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m アンディとイーディはずいぶん歳が離れていたようですね。どこかのサイトには、イーディは実の父親とうまく行っていなかったために、アンディの中に父親を求めたとも書かれていました。さて今回は、ガンモに
「良く続くねえ」
と感心されているホットヨガの話題であります。

 毎週木曜日の夜のお楽しみと言えば、ホットヨガ神戸店で行われている脂肪燃焼コース2のレッスンに参加することである。五月に入ると仕事が忙しくなってしまうため、こうして平日の夜のレッスンに参加できるのも、そろそろお預けになってしまうかもしれない。

 今回のレッスンの参加者はわずか五名だった。理想的な人数である。人数が少なかったためか、レッスンを行うスタジオも小さいほうのスタジオに変わっていた。レッスンを担当してくださったのは、前回のレッスンと同じインストラクターである。参加者がわずか五名だと、インストラクターが語りかける「皆さん」という言葉も、一人一人の参加者に確実に届いている。何故なら、インストラクターが五名の参加者の顔を順番に見てくださるからだ。

 ところで、私はどうやら変わり者らしい。レッスンを終えてロッカーの鍵を受付に返しに行くと、いつものように、今回のレッスンを担当してくださったインストラクターと、インド帰りのインストラクターと世間話になった。そのときに、今回のレッスンを担当してくださっているインストラクターが、私の背負っているリュックに目をつけて、
「CDプレイヤーを入れられるようになっているんですね」
とおっしゃった。そう、私のリュックは、CDプレイヤーを収納するポケットが付いているのだ。CDプレイヤーを衝撃から守るために、収納ポケットは固い生地で出来ている。

 インストラクターは、私がリュックの側面に入れている水筒に注目され、
「その水筒には何が入っているんですか?」
と質問してくださった。私は、
「『毒出しホットジュース』と言って、ペパーミントティーに、しょうがやオリゴ糖、レモンを加えた飲み物です。食前にこれを飲んでおくと、食欲を抑えられるんですよ」
と答えた。二人のインストラクターは、興味深そうに私の話に耳を傾けてくださった。

 インストラクターが言うには、私は面白いものを持ち歩いているらしい。靴を履こうとしたときに、ダイエットのために履いている重い靴がインストラクターの目に留まった。そこで私は、
「この靴には、錘(おもり)が入ってて重いんですよ」
と説明した。彼女に私の靴を持たせてあげると、
「確かに重いですね」
と驚いていた。私が、
「そうなんです。これで、普段歩いているときも脂肪燃焼させてるんですよ。でも、あまり効果がないですけどね」
と言うと、インド帰りのインストラクターがケラケラと笑ったので、
「笑い過ぎですよ」
と指摘すると、インド帰りのインストラクターは、
「いや、笑ってないですよ」
と、確かに笑いながら、さっき笑ったことを否定したあと、
「彼女の長靴も重いんですよ。持ってみます?」
とおっしゃった。どういうわけかわからないが、今回のレッスンを担当してくださったインストラクターの長靴がひどく重いらしい。結局、インストラクターの長靴を持つまでには至らなかったのだが、重い靴に慣れたあとに、普通の靴を履くと、身体が妙に軽くなって、ぴょこぴょこした動きになることなどの話で盛り上がった。靴は軽くなっているのに、重い靴に慣れているものだから、身体が構えて不自然な足の踏み出し方になってしまうからだ。

 そのあと、他に私が面白いものを持っていないか、インストラクターが私に注目し始めた。突然、インド帰りのインストラクターが、
「あっ、ポシェットが犬の形をしている!」
と気付き、本格的に笑い始めた。そのタイミングの良さに、私はこれ以上堪(こら)え切れないほどおかしくなり、顔をくしゃくしゃにして笑った。そう、私が持ち歩いているポシェットは、ジーンズ生地でわかりにくいのだが、ダックスフントの形をしているのだ。四十を過ぎてそんなものを持ち歩いているのは子供じみていると思うのだが、大きさがちょうどいいのと、形が気に入っているので愛用している。ポシェットだけでなく、ウェストポーチに変身できるのも手放せない理由の一つだ。

 このまま笑い続けていては、彼女たちの帰宅時間がいつもよりも遅くなると思い、私は退散することにした。とは言うものの、スタジオの扉を出て、エレベータを呼び出している間もずっと笑いを引きずっていた。こうして書いてみると、何でもないことなのだが、あのタイミングで私の愛用している犬のポシェットがインド帰りのインストラクターの目に触れたことが、とてつもなくおかしかったのだ。

 それと同時に、私はいつも、同じポシェットを職場にも持参しているのに、これまで誰からも何も言われなかったことを思い出した。それだけ人に対して無関心な職場だということなのだろう。実際、私自身も他の人たちがどんなバッグを抱えて出勤しているかなど、ほとんど注意を払っていない。私の勤務先はフレックス制度が導入されているため、出勤時間もばらばらで、帰宅時間にもばらつきがあるため、持参しているバックはおろか、他の人たちがどのようなジャケットを着て出勤しているかということにさえ気づかないことが多い。しかし、こうして一人の人に注目するのは実に面白い。ホットヨガのインストラクターがこれだけ楽しんでくださったというのに、毎日のように顔を合わせている私の職場の人たちは、笑いの材料に辿り着いていないのだ。

 良く、
「人をじろじろ見てはいけません」
などという教育じみた表現に出くわすことがある。例えば電車に乗っているときに、子供が誰かをじろじろ見ていると、親が子供に注意を促すパターンだ。何故、見てはいけないかというと、じろじろ見ることに相手が何か反応を示した場合、その反応に対して責任を持てないからだと思う。職場などの無機質な人間関係も、実はこれに近いものがある。特に最近は、個人情報保護などの理由により、職場のコミュニケーションが薄くなりがちだ。つまり、お互いにプライベートな話題には極力触れないようなコミュニケーションが一般化しつつある。

 人をじろじろ見ることを禁止する場合や、職場で一般化されている無機質なコミュニケーションは、愛を介入させない付き合いを実現させようとしているのだと思う。しかし、今回のように、一人の人に注目する行為は、注目したことによって生じる相手の反応に対して責任を負って行く付き合い方である。そのような場合は、じろじろ見てもいいのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回の話は、以前、ここにも書いた、マザーテレサが言ったという「愛の反対は無関心」にも通じる内容かもしれませんね。ただ、私が書いたのは、愛を持てないから無関心を装っているという話になろうかと思います。自分の行いに対して責任を負って行くことは、愛情を持って接して行くことに繋がっていたのですね。レッスン終了後にこのような会話が成り立っていたのも、今回のレッスンの参加者がわずか五名だったからだと思います。休日のレッスンのように、参加者が二十名以上もいらっしゃると、受付でのんびりとした会話を楽しむことはできなかったことでしょう。五月のレッスンスケジュールを見てみると、木曜日の夜はビギナーコースのレッスンに変わっていました。どの映画の割引デーとも重ならなかった木曜日の夜は、仕事が忙しくなければ比較的レッスンに参加し易かったので、ちょっぴり残念であります。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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