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2008.03.24

着替えを投げてくれればいいから

映画『ダージリン急行』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方々から応援クリックを賜り、深く感謝致します。映画『ダージリン急行』を観たあとは、既に夕方だったので、ガンモの仕事が終わるのを根気強く待って、ガンモと一緒に帰宅しました。実はその翌日もガンモが仕事だったため、映画三枚の休日を過ごしたのですが、映画の話ばかりに偏ってしまうので、また後日ご紹介させていただくことにします。そうそう、ちなみに、日本で一番長い距離を走る寝台列車は、大阪と札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」だそうです。残念ながら、私たちはまだトワイライトエクスプレスには乗車したことがありません。そう言えば、「カシオペア」にもまだ乗車していませんでした。それ以外の寝台列車については、ほとんど乗車していると思います。いずれにしましても、日本で最も長い距離を走るはずのトワイライトエクスプレスでさえ二十四時間足らずの運行ですので、日本を走る寝台列車ではせいぜい一泊くらいしかできません。ガンモがブログを通じて交流している鉄道仲間には、北京とモスクワを結ぶ国際列車に乗車したり、アメリカ横断鉄道に乗車して、列車の中で何泊も過ごした人もいるそうです。大変うらやましい限りであります。

 急にガンモの出張が決まった。まずは神奈川県のとあるところで仕事をこなしたあと日帰りし、いったん帰宅するや、その翌日には鳥取に向けて旅立つことになると言う。しかも、神奈川県での仕事は、朝十時からだと言うのだ。

 朝十時に神奈川県の指定の場所に着くには、早起きして、朝一番の新幹線に乗れば何とか間に合うらしい。しかしガンモは、早起きすることで寝不足になってしまうよりも、寝台特急に乗り、夜のうちに移動したいと言う。そうすれば、早朝に神奈川県入りできるからだ。

 「俺、明日の寝台特急サンライズ瀬戸で横浜に向かうから」
とガンモは言った。出張と言えば、これまで寝台急行銀河を気に入って利用して来たガンモだったが、寝台急行銀河が引退してしまったので、寝台特急サンライズ瀬戸を利用すると言うのだ。ちなみに、寝台特急サンライズ瀬戸は、以前、ガンモと二人で高松から東京まで乗車したことのある寝台特急である。

 私は、あまりにも突然の展開に驚いた。映画『ダージリン急行』の興奮もまだ覚めやらぬうちに決まったガンモの出張。映画『ダージリン急行』の鑑賞によって、寝台列車への想いが募っていただけに、何だかうらやましくもあった。

 ガンモは翌日、取引先の方の送別会の予定が入っていたが、その送別会に少しだけ参加したあと、送別会を途中で失敬して帰宅し、自宅で私と一緒にお風呂に入ってから寝台特急サンライズ瀬戸に乗ると言う。寝台特急サンライズ瀬戸にはシャワーの設備もあるのだが、シャワーに時間を費やすくらいなら、睡眠に充てたいらしい。

 「もしかしたら、神奈川での作業が長引いて、直接鳥取に行くことになるかもしれないなあ」
とガンモは言った。
「もしそうなったらどうするの?」
と私が尋ねると、
「東京から直接寝台特急サンライズ出雲に乗るかなあ」
などと言うではないか。

 寝台特急サンライズ出雲とは、東京から山陰方面に向かう寝台特急である。
「神奈川へは日帰りで行くから、一日分の着替えしか持って行かないんでしょ? もし直接鳥取に行くことになったら、鳥取での着替えはどうするの?」
とガンモに尋ねると、
「夜中に○○駅(自宅の最寄駅)付近を通過するから、着替えを投げてくれればいいから」
などと言う。そんな馬鹿な。

 寝台特急サンライズ出雲は、上りと下りで停車駅が違う。上りは、大阪駅にも三ノ宮駅にも停車して乗客を受け入れるのだが、下りは乗客の昇降はなく、大阪駅には運転停車のみで、三ノ宮駅は通過してしまう。ガンモが着替えを投げてくれと言ったのは、そのためである。

 しかし、寝台特急は窓を開けて走るわけではないし、例え窓を開けて走っていたとしても、高速で走っている列車に向かってガンモの着替えを私が投げ込み、ガンモが確実にそれを受け取ることのできる保障などどこにもないのだ。諦めたガンモは、
「直接鳥取に行くことになったら、着替えは鳥取で買うしかないかな」
とつぶやいた。

 そしてガンモは、明日、いったん帰宅してから出張の準備をすると言って、出張の準備もせずに床に就いたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ココログメンテナンスのため、お待たせ致しました。何となく、出張の準備をしなかったことが翌日の記事に繋がるように匂わせながらペンを置きましたが(決して、ペンで書いているわけではありませんが)、実は繋がって行くのですよ。次回の更新は、夜のうちに書き上げたいと思っています。続きをお楽しみに。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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