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2008.01.20

床屋の学校

ホットヨガ(八十五回目)の記事にの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 久しぶりに平日のレッスンを受けたわけですが、やはり、仕事帰りにちょこっとでも汗をかいて帰宅するのはいいものですね。私の仕事は、確実に仕事を早く上がれるという保障がないため、月に一度の定時退社日くらいしか平日のレッスンに参加することができないのが残念です。早朝レッスンがあるといいのですが・・・・・・。

 いつの間にか、私の髪の毛はすっかり伸びてしまっていた。「医者の不養生」などと言うが、私自身はサービス満点の床屋さんなのに、美容院があまり好きではないのだ。本当は伸びてしまった髪の毛をばっさり切ってしまいたいのだが、美容院では当たり障りのない話をしなければならないため、苦手なのである。そのため、伸びて来た髪の毛を束ねて何とかやり過ごしていた。

 あるとき、伸びた私の髪の毛を見て、ガンモがこう言った。
「武田鉄矢さんみたいに伸びて来たね」
「ええっ?」
私は一瞬、言葉を失った。武田鉄矢さんは男性ではないか。何故、武田鉄矢さんを引き合いに出すのだろう。私は女性なのだから、女性の有名人を引き合いに出して欲しい。
「ちょっとちょっと。何で武田鉄矢さんなの?」
と口を尖らせて反論したものの、私自身も、今の自分の髪の毛にぴったり来る有名人が思い付かなかった。それなら、武田鉄矢さんでも、まあ、いいか。私は、
「暮れーなずぶーまちどーひかーりとーかげのーなかー」
とガンモの前で歌った。

 「髪の毛、切らないの?」
とガンモが尋ねるので、私は、
「美容院、苦手だからね。それに、美容師さんに『学生さん?』って聞かれて、美容師さんの夢を壊してしまうのも申し訳ないし・・・・・・」
と言い掛けた。すると、ガンモはすかさず、
「大丈夫。『学生さん?』なんて聞かれないから」
と言った。私は少しむっとして、
「まあ、失礼な。だって、少し前までは二十代に見られてたんだからね」
と反論した。これは本当のことだ。少し前までは、カメラを首からぶら下げて歩いていると、
「写真学校の生徒さん?」
などと声を掛けられていたのだ。

 ガンモ曰く、私が武田鉄矢さんみたいに髪の毛を伸ばしているのは、結婚して以来、初めてのことだと言う。私の長い人生において、もっと若い頃には長く伸ばしていた時期もあったはずだが、確かにガンモと出会ってからはずっとショートヘアを通していたので、ガンモがそう言うのも無理はないかもしれない。

 ショートヘアに慣れてしまうと、伸びてしまった髪の毛を邪魔に思う傾向がある。私は、髪の毛を一つに束ね、前髪もヘアピンで止めていたが、髪の毛を解(ほど)いてしまうと、自分の髪の毛がひどく邪魔で仕方がなかった。しかも、おだんごヘアにするにはまだ長さが足りなかったため、ホットヨガのレッスン中に仰向けになると、束ねた髪の毛が頭に当たり、ストレスを感じてもいた。そこで私は、とうとう思い切って、苦手な美容院に足を運ぶことにしたのである。

 美容師さんには、
「美容院に来られるの、久しぶりなんですね」
と言われてしまった。やはり、髪の毛を専門に扱っていらっしゃる方にはわかってしまうようだ。私は、
「はい。美容院が苦手なんです」
と正直に答えた。美容師さんは、
「でも、毛染めはご自分でなさるのね」
とおっしゃった。私は、
「はい。そうなんです。でも、毛染めも、たまらなくなってからする方ですね」
と答えた。そう、私はときどき自分で白髪染めをしている。しかし、これも子宮への影響を考えて、我慢できるギリギリのところまで実践しない。美容師さんは、私の頭が少しずつ白くなりかけているのをご覧になって、そのようなことをおっしゃったのだろう。

 ありがたいことに、私を担当してくださった美容師さんは、当たり障りのないことを次から次へと話し掛けて来る美容師さんではなかった。私は安心して、その美容師さんにカットをお任せした。美容師さんは、櫛と鋏を見事に使いこなして、私の髪の毛を切りそろえてくださった。私は鏡越しに、美容師さんの手さばきを研究した。美容師さんの技術を、サービス満点の床屋さんに活かそうと思ったのである。

 帰宅してから、ガンモと顔を合わせると、ガンモは私の新しい髪型を一目見て気に入ったようだ。
「おお、良く似合うよ。かわいいよ、かわいいよ」
などと言う。私が調子に乗って、
「武田鉄矢さんだったのが、ちょっと前のキョンキョンに変身したでしょ」
と言うと、
「それは言い過ぎだろう」
と釘を刺されてしまった。それでも、ガンモは私の髪を見る度に、
「良く似合うから。かわいいから」
と言いながら、にこにこしてくれた。これだけ気に入ってくれるなら、私の美容院嫌いも治るかもしれない。しかし、こうして久しぶりに美容院に足を運んだからこそ、一気に大変身を遂げて、ガンモを喜ばせることができるのだということも私は知っている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 美容院は、サービス満点の床屋さんのための学校と思えばいいんですよね。美容師さんの手さばきが気になって、じっと見ていました。ただ、ガンモの髪質と私の髪質は違うので、私が見て来たようには行かないかもしれません。あと、鋏の切れ味にも注目してしまいました。我が家の鍬鋏(すきばさみ)は、美容院で使われているものほど切れ味が良くないことに気が付きました。良く切れる鍬鋏が一つあると便利だと思いました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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