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2007.11.04

ボディはあとからついて来る

 ホットヨガの帰りに観た映画とは、ホットヨガのすぐ隣にある映画館で上映されていた映画『クワイエットルームにようこそ』である。精神科病棟で繰り広げられるユニークなキャラクターたちのはちゃめちゃドラマだった。久しぶりに、内田有紀ちゃんのご活躍振りを拝見することになったわけだが、私はこの映画を通して、アイドル路線からは既に卒業しつつある彼女の姿を確認した。映画の中で喜怒哀楽の感情をむき出しにすることは、アイドルにはできない演技だと思う。彼女がそのような役割をこなしたということは、中身を表現する女優になりつつあるということだ。だから、私はこれから彼女を見るときに、アイドルという色眼鏡を外そうと思う。

 映画と言えば、ガンモと一緒に観るために前売券を購入していた映画『ヘアスプレー』も鑑賞しておきたかった。そこで、仕事が休みだったガンモと一緒に大阪まで出掛けて行って、鑑賞することにしたのである。映画『ヘアスプレー』は、過去に上演された、映画を元にしたミュージカルが更に映画化されたもので、ジョン・トラヴォルタの女装が話題になっている。人種差別というテーマを伏線で進行させながらも、軽いタッチで描かれている。ダンスシーンの多い映画なのだが、黒人さんたちのリズム感の良さに圧倒されてしまった。練習を積み重ねることで身に付けたのではない技術と言うのだろうか。彼らの踊りは、彼ら自身が元々持っている力を感じさせてくれる踊りだった。

 実は、映画を観るためにわざわざ大阪まで出掛けて行ったのは、もう一つ、別の目的があったからだ。ガンモは、ヨ○バ○カメラのポイントを使って、ニンテンドーDS Liteを購入したいと考えていたのである。今更ニンテンドーDS Liteを購入して何をするのか? それは、英語の勉強らしい。

 ヨ○バ○カメラでは、会員になると、カードにポイントを貯められるようになっている。私は東京に住んでいた頃からの会員で、ガンモも私と同じ頃、東京で会員になっていた。数年前にヨ○バ○カメラが大阪駅前にオープンしてからというもの、私たちは大阪に足を運ぶ度に足繁く通っていた。不思議なことに、そのポイントは、使おうと思っているときに限って、還元率が高くなる。そのため、ポイントを使うよりも貯めることのほうが多くなり、知らず知らずのうちにポイントがどんどん貯まっていたのである。ときどき、書籍を購入する際にガンモがポイントを使用していたようだが、まだまだ多くのポイントが使われずに残っていた。そこで、ガンモは新しい英語勉強法を確立させるために、ニンテンドーDS Liteを購入しようと思いついたらしい。というのも、先日、まだ本体も購入していないというのに、英単語の学習のための中古ゲームソフトを購入して来たのだ。中古商品を取り扱うお店で、たまたま見つけたらしい。

 中古カメラの世界においても、ボディを持ってもいないのに、レンズだけを掘り出し物で見つけて先に買ってしまう人がいる。彼らが口を揃えて言うことは、
「ボディはあとからついて来る」
である。中古の掘り出し物は、見つけたときに買っておかなければ、後から探し回ってもなかなか巡り合えないことを、誰もが経験して知っているのだ。ガンモもそれに習い、目の前に現れた中古の英語ソフトを本体よりも先に購入したのである。

 さて、ヨ○バ○カメラのポイントで購入したニンテンドーDS Liteだが、店内に設置されたソファの上で、早速包みを広げて開けてみた。それは、以前、私が持ち歩いていたPDAよりも少し小さいくらいの大きさだった。ガンモは、一緒に購入した防御フィルターを苦心して張り、本体の電源を入れた。まず初めに使用者の情報を入力する。それにしても、こんな小さな端末から、クリアな音が再生されるとは。私たちは、その処理スピードの速さにも驚いた。かつて私が使っていたPDAよりもずっと速い。時代は益々加速している。より一層、速さを求められる時代になって来たのだ。そうした技術のおかげで、かつてのように、「ふっかつの呪文」をわざわざ紙に書き留めておかなくても、メディアに書き込みができるため、前日の続きからゲームを行うことが容易になっている。「ふっかつの呪文」を書き写し間違えて、ふっかつできないということもないのだ。しかし、こうしてどんどん時間が短縮されているというのに、私たちは何故、まだ慌てているのだろう?

 帰宅してから、ガンモはベッドにニンテンドーDS Liteを持ち込んで、本格的に英単語の演習を始めた。ペンで入力した文字が認識され、音声と画面で正解か不正解かを教えてくれる。しかし、購入したソフトはどうやら中学生向けだったらしく、出題される単語があまりにも簡単な単語ばかりなので、ガンモは拍子抜けしているようである。ガンモは、
「いずれ、『えいご漬け』も買う」
などと言っている。

 本当に、時代は進化している。今や、ゲーム機を使って英語の学習ができる時代になったのだ。すなわち、大人も子供もゲーム機で遊べる時代になった。というよりも、かつてのファミコンブームのときに若者だった人たちが、次々に親の世代になって来たという事情もあるのかもしれないが。

 ニンテンドーDS Liteのソフトウェア開発もまた、私と同じコンピュータ業界におけるソフトウェアの開発の業務と言っていいだろう。地味な業務用ソフトウェアを開発するよりも、ゲームソフトの開発のほうがずっと楽しいのではないだろうか。何しろ、テストという名目で、ゲームができるのだから。もちろん、発売日が既に決まっているのに、開発が遅々として進まないときの悲惨な状況は、私にも想像できる。それでも、業務用ソフトウェアの開発よりも、デバッグ作業が楽しいのではないだろうか。

 実は、私が最初にコンピュータ業界への就職を志望したときには、ゲーム会社はまだ週休二日制ではなかったので、週休二日制が取り入れられている業務用ソフトウェアの会社のほうを選んでしまった。今からゲームソフトの開発に鞍替えするつもりはないが、もしもゲームソフトの会社に就職していたら、どんな生活を送っていたのだろうか。今よりももっと、会社に棲んでいる人になっていたかもしれない。同じソフトウェア開発技術者として、ニンテンドーDS Liteのソフトウェア開発者に敬意を払いたい。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本文に登場した「ここに棲んでるみたい」の補足をしておきますと、私は、快適な会社生活を送るために、自分のデスクを好きなもので固めているのですが、それを見た同じ職場の人たちから、「まるでここに棲んでいるみたい」と言われているのです。ところで、ガンモは、本体と一緒に占いソフトもポイントで購入しました。生年月日を入力して占うものですが、ガンモと私の相性よりも、私とツインソウルの相性のほうが良かったので、ちょっぴりすねていました。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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