« 佐世保バーガー | トップページ | コンプレックスから役割へ »

2007.10.10

福岡空港から帰路に就く

 明けて月曜日は今回の三泊四日の旅の最終日である。私たちは、夕方の飛行機で福岡空港から大阪(伊丹)空港に向けて飛び立つことになっていた。佐世保駅でのんびりとお土産を選んだあと、ひとまず特急列車のMIDORI EXPRESSに乗って佐賀まで出た。JR九州の特急列車は、判別するのが難しい。というのも、複数の特急列車が連結されているからだ。私たちが乗車したMIDORI EXPRESSにも、特急ハウステンボスと特急かもめの車両が連結されていた。今回の旅の初めに乗車した寝台特急なは・あかつきもそうだったが、出発地が同じで途中まで同じ経路を走る場合や、出発地が異なっていても目的地が同じである場合に特急列車の連結が行われるようである。目的地が異なる場合は、分岐点で、一度連結された車両の切り離しが行われる。

 佐賀で二時間ほど時間があったので、私たちは駅前のラーメン屋さんで昼食にラーメンを食べた。
「ただいまの時間、ご飯をサービスさせていただいておりますが、いかがなさいますか?」
と聞かれ、九州に来てから既に食べ過ぎているというのに、
「じゃあ、お願いします」
とサービスを受けてしまった私たちである。そう、サービスに弱いのだ。

 昼食を取ったあとは、再び佐賀から臨時特急佐賀キャンペーン号に乗り、今度は唐津へと向かった。この特急列車は、JR四国からやって来た車両で、フローリングされているなど、JR九州仕様に生まれ変わっていた。

 唐津駅では、面白いものを見た。唐津駅の駅長さんの名前が金持さんとおっしゃるのだそうだ。その苗字が金運を呼ぶということで、金持ち神社なるものが駅の改札付近に設置されていたのだ。ご丁寧に、金持駅長さんの似顔絵が描かれた記念スタンプまで用意されている。私もそのスタンプをスタンプノートに押してみた。駅長さんがキャラクターになっているのは面白い。

 唐津からは、福岡空港行きの直通列車に乗り換えた。唐津という地名は知っていたが、その唐津が佐賀県に属していたとは知らなかった。こうして、いよいよ私たちの旅も終盤に差し掛かって来たわけである。

 福岡空港に着いて、自動チェックイン機を操作すると、
「ご希望の席をお取りすることができませんでした」
というメッセージが表示された。どうやら、ガンモと隣り合わせの席を確保できなかったらしい。確か、予約時にもそのような情報が得られたとガンモが言っていたが、三連休の最終日の夕方の便ということで、混み合っているのだろう。これまで、ガンモと一緒に何度も飛行機に乗って来たが、ガンモと離れ離れの席になるのは初めてのことだった。いつもすぐ隣にガンモがいると思っていたのに、今回は寂しいことに、離れ離れになってしまうのである。

 ところで、飛行機に乗る前には、いつも手荷物チェックがある。私はほとんど毎回、このチェックに引っ掛かり、女性係員から詳細な検査を受けている。その度にガンモは、「ほうら、また引っ掛かったか」というような涼しい顔をして私の様子を観察している。ガンモは私がチェックに引っ掛かるのが楽しいらしい。引っ掛かる原因は、万歩計だったり、ダイエット目的で履いている重い靴に埋め込まれた金属だったりする。今回も、私はダイエットシューズを履いていた。夏に履いていた裸足のサンダルを少し早めに卒業して、両足で合計三キログラムもあるダイエットシューズを履いていたのだ。靴を重くするには、多くの金属が使用されているはずである。これは絶対にピーンと鳴るだろう。そうなれば、またガンモが喜んでくれるだろうか。そんなことを思いながら、覚悟してゲートをくぐった。しかし、いつも敏感に反応するはずの機械がまったく反応を示さず、私は難なくスルーしてしまったのだ。あれれれ? この機械、本当に大丈夫なのだろうか? 逆に不安になってしまった私である。まさか、筋腫がたくさんあると、金属を吸収してくれるのだろうか? いやいや、そんなはずはない。不思議に思いながらも、いつものようにガンモを楽しませることができなかったので、今度は私のほうが「しめしめ」と思っていた。

 搭乗ゲートの待合室でしばらく待っていると、間もなく搭乗案内が始まった。私たちは一緒に乗り込んだが、席は別々なので、しばしぼお別れをした。わずかの時間であっても、離れ離れになるのは寂しいものである。しかも、二人とも三列席の真ん中の席だった。飛行機の席に一人で座ると、まるで一人旅みたいだ。二人掛けの席にご夫婦で並んで座っている方たちをうらやましく思いながら、私は自分のシートに腰を降ろした。

 伊丹空港までのおよそ五十分、私は前ポケットに用意された航空会社の冊子に目を通していた。すると、ギリシャのサントリーニ島の紹介ページが目に留まった。私は、画用紙で作られたようなその白い街並みに釘付けになった。街並みもいいが、何と言っても、その冊子で掲載されていた大きなマルチーズのようなムクムクした子犬がかわいかった。実は私は、ムクムクした犬が大好きなのだ。ああ、その犬に会いたい。その犬を抱きかかえ、その犬のお腹から前足の辺りを触りたい。私は、ムクムクした犬を見ると、そんな欲望がムクムクと沸き上がって来るのだ。

 私たちが乗った飛行機は、無事に伊丹空港に到着した。旅の終わりはいつも寂しいものである。私たちは、最後にちょっとした旅を楽しむために、空港リムジンバスに乗り、JR尼崎まで出て、それから帰宅した。こうして私たちの三泊四日の旅が終わりを告げたのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m きのうの記事は、誤字が多くて申し訳ありませんでした。m(__)m 夕方以前に読んでくださった方には、大変ご迷惑をお掛け致しました。昼休みが終わる直前に、慌ててアップしたのがバレバレですね。(^^; と言いつつも、またしてもお昼休み終了ギリギリの更新になってしまいました。(^^; 週末には何とかペースを取り戻したいものです。ちなみに、一度アップしたあとの記事の日付が変わっていると、ひとまず推敲を終えたという目安になろうかと思います。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« 佐世保バーガー | トップページ | コンプレックスから役割へ »