« うちはツムラなんです | トップページ | がまだす島原半島(前編) »

2007.10.05

Legato SEATで長崎へ

うちはツムラなんですの記事にたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 実は、漢方薬を保険で購入することは、私の中ではちょっとした夢だったのです。ただ、私が処方された桂枝茯苓丸が、すべての子宮筋腫の方たちに適応するわけではありません。I医師の話によれば、子宮筋腫の患者さんに処方されている漢方薬には三種類あるそうです。それらと一致しているかどうかわかりませんが、クラシエのページに、月経困難症によい漢方薬子宮内膜症によい漢方薬の紹介ページがありましたので、よろしければご参考になさってみてください。子宮筋腫と子宮内膜症は違いますが、親戚みたいな気がしていますので。

 ガンモが三泊四日の神奈川出張から帰って来た。ここ最近のガンモの関東方面への出張は、飛行機で出掛けて行って、寝台急行銀河で帰って来るというパターンが定着化している。今回も、ガンモは寝台急行銀河で帰って来た。寝台列車は、特急券や急行券の他に寝台券が必要になるので、新幹線の指定席を利用するよりも割高になってしまう。それでも、寝ている間に移動できるので時間を有効活用できる上に、とびきりの非日常を体験することができるので、ガンモは気に入って何度も利用している。

 私は、帰宅したガンモに抱きついてキスをした。以前は、ガンモと三泊四日も離れようものなら、再会のときは大騒ぎだったのだ。しかし、今回は仕事の忙しさで幾分、気が紛れているためか、大騒ぎにはならずに済んだ。銀河の中で眠れなかったのか、ガンモはとても眠そうな、腫れぼったい目をしていた。そして、抱擁が終わるなり、ガンモはベランダの掃除を始めた。

 実は今夜、仕事を終えたあと、寝台特急なは・あかつきに乗車して、長崎に向かうことになっていたのだ。三連休を利用して、近々一部の路線が廃線になることが決まっている島原鉄道を乗り潰しておこうという計画である。ガンモにとっては、寝台急行銀河で東京から帰って来たその夜に、今度は長崎に向けて寝台特急に乗車することになる。すなわち、寝台列車のニ連チャンである。それでも、私たちは久しぶりの鉄道乗り潰し旅行にわくわくしていた。三連休を旅行に費やすことになっているため、今のうちにベランダ掃除をしておこうと、ガンモは思い立ったようである。ガンモは休みを取っていたが、私は出勤時間が差し迫っていたので、旅行の準備を整えたあと、旅行用の大きなバッグを抱えて家を出た。

 自宅の最寄駅の駐輪場に行くと、駐輪場を管理しているおじさんが、
「大将、今朝、帰って来たで」
と私に言った。大将とは、ガンモのことである。
「あはは。そうなんです。今朝、出張から、寝台急行で帰って来たんですよ」
と言った。駐輪場のおじさんとは、毎朝、ちょっとした会話をしている。残暑がとても厳しかった頃、朝から強く照りつける日差しに、おじさんはひどく参っていた。おじさんは汗を拭きながら、
「このままお正月まで暑さが続いて、クーラーかけながらお雑煮を食べるねん」
となど言っていた。

 私は、三ノ宮駅のコインロッカーに旅行用のバッグを預け、何食わぬ顔で出勤した。何食わぬ顔などと書くと、まるで悪いものでも隠してしまったかのようだ。前日の夜、遅くまで残業をしていた私は、上司に、
「明日は用があるので十八時頃に上がりますよ」
と予め宣言しておいた。仕事が忙しいため、上司は
「また用があるんですかあ?」
などとネガティヴな反応を示したが、私はその日の仕事をてきぱきとこなし、十八時で仕事を終えることに対し、誰からも文句を言われない状況を作り出した。

 仕事を終えて、ガンモに電話を掛けてみると、仕事が休みだったガンモは、前夜の睡眠不足をカバーするかのように、昼寝をして、睡眠時間を補ったようである。私は三宮まで出て、お風呂に入ったあと、三宮でガンモと落ち合う予定だった。会社近くのラジウム温泉に入っても良かったのだが、今回はあまり時間がなかったので、三宮駅近くの二宮温泉という天然温泉の銭湯に入ることにしたのである。

 二宮温泉は、JR三ノ宮駅東口から歩いておよそ七分のところにある。二宮筋商店街が途切れたところの筋を左に入れば、目の前に見えて来る。料金は大人一人三百八十円。番台の近くに設置された自動販売機で利用券を購入する。

 更衣室の中に入ると、昔ながらの銭湯の雰囲気が漂っていた。ビルの中にある新しい銭湯のはずなのに、このような雰囲気が漂っているのは珍しい。金曜日の夜だからだろうか。思っていたよりも利用客が少なかった。天然温泉の湯船もあったり、ジェットバスなどの設備も充実していて、とても快適な銭湯だったのだが、更衣室で煙草を吸っているおばさんがいて、ちょっとがっかりしてしまった。更衣室に灰皿が置かれているので仕方がないのだが、できれば更衣室の外で吸って欲しい。

 お風呂から上がり、心地良い風に吹かれながら、私は再び三ノ宮駅に向かって歩き始めた。ガンモに電話を掛けてみると、ガンモもちょうど三宮に向かっている途中だと言う。間もなく私たちは合流し、一緒に晩御飯を食べて、三ノ宮駅を二十一時十一分に発車する寝台特急なは・あかつきに乗車した。いつも利用している三ノ宮駅のはずなのに、いつもと反対のホームに立っているからだろうか。三ノ宮駅が三ノ宮駅ではないような、そんな不思議な感覚に包まれていた。

 今回、私たちが利用するのは、Legato SEATと言って、寝台ではなく、高速バスにあるようなリクライニング式のシート席である。三連休の前ということもあって、寝台車は既に満席で取れなかったのである。その車両は、ホームの端のほうに位置していたので、三ノ宮駅をホームの中心からではなく、端のほうから眺めることになった。そのために、余計にいつもと違う三ノ宮駅を感じたのかもしれない。

 横三列で構成されたリクライニングシートは、まさしく高速バスの作りそのものだった。しかし、高速バスよりも車幅があるからだろうか。多少、広く感じられた。付属のレッグシートも高さを調節できるようになっていたし、折りたたみ式のテーブルの他、ご丁寧に読書灯まで付いていた。リクライニングシートは、かなり後ろのほうまで席を沈めることができる。もちろん、毛布も付いている。しかも、席の後ろのほうには女性専用シートがあり、更にその奥には女性専用のトイレが設置されていた。トイレが近い私としては、とてもありがたいことだ。

 これはなかなか快適かもしれない。私たちは、
「Legato SEAT、気に入った!」
と言いながら、握手を交わした。こうして私たちの島原鉄道乗り潰しの旅が始まったのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久しぶりに鉄道乗り潰しの旅が始まりました。今回は寝台が取れなかったので、Legato SEATを利用したのですが、Legato SEATは寝台を使わないため、寝台券は不要です。つまり、特急券と座席指定券だけで夜行列車を利用できるのでかなりお得だと思います。横三列のシートなので、飛行機のエコノミークラスよりはゆったりできますが、シートを深く倒せるようになっているとは言え、睡眠中も足はずっと下に向いていますので、足のむくみは覚悟しなければならないかもしれません。高速バスでは何度も体験して来たことですが、列車での体験は初めてだったので、私たちにはとても新鮮でした。(^^) 現地に着いてからわかったことですが、ちょうど長崎くんちの開催時期と重なっていたようです。いつもは寝台特急の寝台は楽に取れるのに、今回に限って寝台が取れなかったのは、長崎くんちの影響もあったのかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« うちはツムラなんです | トップページ | がまだす島原半島(前編) »