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2007.07.25

ホットヨガ(六十一回目)

チェコスロバキアの人たちの記事にたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 文章を書きたいと思っていると、思わず文章を書きたくなるような出来事が次々に起こって行くものなのでしょうか。何か珍しい出来事が起こると、私はその状況をすぐに頭の中で文章に置き換えます。まるで、自分の身の回りで起こっている出来事を、実況中継しているような感じでしょうか。それでは、今日も実況中継を始めたいと思います。(笑)

 スタジオに着いたのは、レッスン開始のわずか数分前だった。受付でロッカーの鍵を受け取り、大急ぎで支度を整えていると、前回のスクイーズクラスのレッスンを担当してくださった吉本興業のインストラクターがロッカールームの出入口から顔をのぞかせて、
「そろそろスクイーズクラスのレッスンを始めまーす」
と声を掛けてくださった。私は、
「はーい、今行きまーす」
と答えて、トイレを済ませてからスタジオに滑り込んだ。自宅からレッスン着のまま快速電車に乗ったのが幸いして、何とか短時間のうちに支度を整えることができた。

 スタジオに入ってみると、吉本興業のインストラクターがみんなの前でレッスン開始前のあいさつをされていた。おそらく、スクイーズクラスに初めて参加される方たちのために、スクイーズクラスとはどのようなコースなのかを説明されていたのだろう。私は、一つだけ空いているヨガマットにバスタオルを敷いて腰を下ろした。そこは、憧れのフリーパス会員のあの方のすぐ隣のヨガマットだった。いつかのように、レッスンの最中に隣の人のプリティなお尻が目の前に来ることを期待したわけではない。ちょうど鏡の割れ目に位置するヨガマットだったので、最後まで空いていたのだ。それに、今回のレッスンは、隣の人のプリティなお尻が目の前に来るほど混雑してはいなかった。それでも、狭いほうのスタジオに私を入れて十六名の人たちがレッスンに参加していた。

 私は、まだレッスンが始まっていなくて良かったと、ほっと胸を撫で下ろした。何故なら、これまで一度もレッスンに遅刻したことがなかったからだ。今回の滑り込みセーフは、厳密に言えば遅刻になってしまうのかもしれないが、レッスン自体はまだ始まっていなかったので、よしとすることにしよう。

 吉本興業のインストラクターのレッスンには常に笑いがある。彼女のおかしさは、決して人を笑わせようと計算されたものではなく、彼女の持つ天性のおかしさから湧き出て来るものだ。レッスンを始める前に、吉本興業のインストラクターはこう言った。
「忘れないうちにご紹介しておきます。今日、一緒にレッスンに参加してくださる○○インストラクターです」
私は、それを聞いただけでおかしくなってしまい、ケラケラと笑った。というのも、スクイーズクラスは新しく始まったばかりのコースなので、ポーズの取り方がまだまだ難しいと感じている人たちのために、メインインストラクターとサブインストラクターの二人の構成でレッスンが行われているのだ。前回のスクイーズクラスのレッスンも吉本興業のインストラクターがメインインストラクターを担当してくださったのだが、一緒にレッスンを受けてくださっているサブインストラクターを紹介するのが遅れてしまい、レッスンが中盤に差し掛かった頃にようやく思い出したのか、とても気まずそうにサブインストラクターを紹介されたのである。私がケラケラと笑ったのは、そのときのことを思い出したからだ。「今回は、忘れないように、早めに紹介されたのだな」と思ったわけである。私と一緒に笑った人たちも何人かいたが、おそらく前回のレッスンを一緒に受けていた人たちなのだろう。

 今回、一緒にレッスンを受けてくださったサブインストラクターは、前回と同じく私がいつもお話をさせていただいている顔馴染みのインストラクターである。彼女は神戸店のベテランインストラクターで、吉本興業のインストラクターとのコンビネーションが実にいい。例えば、ホットヨガは左右のポーズをセットで行うのが基本である。左を基準にしたポーズを取ったあとは、必ず右を基準にしたポーズを取って終了となる。しかし、今回のレッスンでは吉本興業のインストラクターが片側だけを基準にしたレッスンを行い、
「はい、それではお水を飲みましょう」
と言って、私たちに水分補給を促した。私は、もう片方のセットを忘れていることに気がついていたが、まあいいかと思いながら、言われるがままに水を飲んでいた。すると、ベテランインストラクターが前のほうに歩いて来て、
「あの、もう片方も通しておいたほうがいいと思うんだけど」
と言った。ベテランインストラクターのその一声で、私を含めたほとんどの参加者が大爆笑した。

 そんな大爆笑の渦を巻き起こしながら、私たちは六十分のレッスンを終えた。笑ってばかりだったので、あっという間の六十分だった。私のすぐ隣の憧れのフリーパス会員のあの方も、今回のレッスンでは良く笑っていた。スクイーズクラスのレッスンに継続的に参加している人だけが笑える天然のおかしさを体験することができたのである。

 シャワーを浴びて着替えを済ませたあと、受付に行くと、吉本興業のインストラクターが立っていたので、
「楽しいレッスンをありがとうございました。まるで吉本興業から派遣された方かと思ってしまうほど、楽しいレッスンでした。これからも楽しみにしています」
とお礼を言った。

 失敗を笑いにできるキャラクターを備えている人は、失敗した時点で自分の失敗を許容しているのだと思う。失敗した時点で自分自身を責めていては、笑いの渦は沸き起こらない。失敗した本人が笑うから、他の人も笑えるのだろう。私はとにかく、吉本興業のインストラクターから目が話せない。これからも彼女のレッスンに期待しよう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 笑いが過去の記憶と関連付けられるとき、「原因」と「結果」の因果関係は、どこまでも続いているのだと実感せずにはいられません。そう考えると、日々起こっている出来事に釘付けになるでしょうね。(笑)シリーズものの映画がヒットする理由もおのずとわかります。「ガンまる日記」も、永く読んでくださっている人にだけわかるような笑いを目指してみたいですね。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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