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2007.07.18

ホットヨガ(六十回目)

 月に一度の定時退社日。私はホットヨガの神戸店で七十五分のアクティヴコースのレッスンを予約していた。思えば、ここのところスクイーズクラスのレッスンばかり受けていたので、七十五分のアクティヴコースのレッスンがやけに懐かしく思える。

 着替えを済ませてスタジオに入ってみると、レッスンで知り合った人たち同士なのか、それとも元々の友人同士なのかわからないが、数名の人たちが楽しくおしゃべりをしていた。ほとんどの人たちが一人で参加されているので、おしゃべりをしている人たちがいるとかなり目立つ。特に私は強いエネルギーに反応しやすいのか、例えば二人で会話しているうちの、声が大きくてはきはきしている人だけを記憶す傾向がある。どういうわけか、二人で交わされている会話も、一人の声しか聞こえて来ないのだ。声の大きさが存在感となり、私の記憶に留まるようだ。

 今回、スタジオに用意されていたヨガマットは、全部で十六枚だった。前回の二十名参加のひしめき合いからすれば、今回は比較的ゆったりとレッスンを受けることができたと言える。気がつけば、目の前に誰かのプリティなお尻があるというような刺激的なこともなかった。

 インストラクターは、受付で良くお話をさせていただいている女性だった。しかし、受付で話をするのではなく、こうしてレッスンを受けるのは何となく気恥ずかしいものだ。レッスンの途中、そのインストラクターが私のポーズに手を添えてポーズを直してくださった。そのとき、インストラクターの体温をすぐ側で感じてドキドキしてしまった。彼女の体温は、私よりもずっと上昇していた。まさしく、身体の中が燃えているという感じだったのだ。痩せている人が運動をすると、こうも身体が燃えるのかと驚いた。

 そんな私も、この二ヶ月で体重が五キロ以上落ちたからだろうか。以前よりもずっとポーズが取り易くなっているのを感じた。身体も柔らかくなり、前屈がぐっと深くなった。私は決して身体が固かったわけではなく、どうやら脂肪が柔軟性の邪魔になっていたらしい。あれよあれよという間に前屈できるようになった私は、自分の限界を超えることができたことに対し、大きな喜びを感じた。

 レッスンを終えてシャワーを浴びたあと、着替えを済ませて受付にロッカールームの鍵を返しに行くと、さきほどのインストラクターが受付に立っていた。他に人が来なかったので、私はしばらく彼女とお話しさせていただいた。彼女は、私がレッスンの途中で苦しくなって休憩したのではないかと心配してくださったていた。私がレッスンの途中で休憩したのは、お腹を下にするバッタのポーズのときだった。私は、決して疲れていたわけではないと前置きした上で、
「実は私、筋腫があるので、お腹を下にするポーズが取れないんですよ」
と言った。すると彼女は、
「なるほど、そういうことだったんですね」
と妙に納得されていた。
「脂肪燃焼コースに対抗して、筋腫燃焼コースも作ってくださいよ」
などという突拍子もない言葉が口から出掛かっていたが、言葉にする前にぐっと飲み込んだ。

 話をしている間中、私が顔からダラダラと汗を流しているので、彼女が受付にあるティッシュを取ってくれた。レッスン直後はいつもこうなのだ。私はありがたくティッシュを受け取り、それで汗を拭きながら、
「どこから汗が一番良く出ますか?」
と彼女に聞いてみた。言うまでもなく、私は顔から汗が一番良く出るのだが、彼女は、背中と首の下の辺りなのだそうだ。人によって、汗が出て来る場所が違うのも面白い。

 長話をしているうちに、誰かがロッカーの鍵を返しに来たので、私はそこで退散することにした。

 スタジオを出てガンモに電話を掛けてみると、ガンモは仕事を終えて三宮にいるらしい。お互い、ちょうど同じ新快速電車に乗れそうな時間にホームに着いたので、
「○○分の新快速電車に乗るから」
と言って、どの車両に乗るかを決めて新快速電車に飛び乗った。神戸と三宮は、途中の元町を飛ばすだけなので新快速電車でわずか二分程度だ。私の乗った新快速電車が三宮に着くと、同じ車両にガンモが乗り込んで来た。とても不思議だ。特に時間を指定して待ち合わせていたわけでもないのに、ガンモの仕事が終わる時間と、私のレッスンが終わる時間がほぼ同じで、同じようにそれぞれの最寄駅に向かい、同じ新快速電車に乗って帰宅できるのだから。もしかすると、レッスン後のインストラクターとの長話もちゃんと計算されていたのだろうか。そして、ガンモとの待ち合わせにぴったりな時間にスタジオを退出できるように、ロッカーに鍵を返しに来る人が現れたのだろうか。わざわざ合わさなくても自然に合わせられる。ガンモとは、そんな不思議な縁がある。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m インストラクターとの会話の中で、「期間限定のスクイーズクラスのレッスンが終わったら、自分がどのレッスンに戻ればいいかわからないんです」と私は言いました。何となく、自分が常に目新しいレッスンを探しているような気がしたのです。となると、やはり脂肪燃焼コースでしょうか。むしろ、ビギナーコースも新たな発見があっていいかもしれませんけどね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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マタニティヨガとは妊娠中のヨガのことですね。ヨガブームも手伝ってマタニティヨガも注目されてます。マタニティヨガの情報発信します。 [続きを読む]

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