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2007.06.13

誤算

※まずは皆さん、たくさんの応援クリックをどうもありがとうございます。m(__)m いつも「ガンまる日記」に目を通してくださっていて、私たちのことを見守りながら、この時ぞとばかりに応援の手を差し伸べてくださっている皆さんに、とても感謝しています。本当にありがとうございます。きのうの記事を書き上げてから、ひとまず自分の中にあるものをすべて出し切ってしまったので、今は放心状態であります。そのため、きのうのようなエネルギッシュな記事は書けません(苦笑)。予めご了承くださいませ。

 私たちの身の周りで起こった大きな出来事は、夏休みに計画しているロンドン行きを見送ることになりかねないような状況をもたらした。しかし私たちはこの問題に関わる人たちと話し合い、予定通り、ロンドン行きを決行することにしたのだった。そう決めたのは、既に航空券も購入し、ホテルの予約も完了し、クレジットカードによる決済が行われようとしていたことも大きい。

 ところが、このロンドン行きの計画には大きな誤算があった。私の派遣先では、今年は珍しく、夏休みを二つのパターンから選択して取得できるようになっていた。修学旅行の班のように、前半のAパターンと後半のBパターンに夏休みが分かれていて、どちらか好きなパターンを選択できることになっていたのだった。そのような形で夏休みが提示されたのが今年の春頃のことだった。しかし実際は、みんながバラバラに夏休みを取ってしまうと業務に差し支える場合もあるので、個人による完全な選択制ではなく、プロジェクト単位でAパターンかBパターンかを選択することになるのだろうと思っていた。

 私は、夏休みの予定を早めに立てておきたかったので、二ヶ月ほど前に行われたプロジェクトの飲み会の席で、夏休みをどのように取得することになるのか、上司に尋ねてみた。すると上司からは、
「やはり、プロジェクト単位で合わせることになるんだろうね。AパターンかBパターンかというと、Aパターンになるんじゃないかなあ」
という答えが返って来た。私は、その時期になってもまだ夏休みがはっきりと決まらなかったので、少し焦っていた。何故なら、夏休み中はホテルも飛行機もひどく混み合うため、早めに予約を入れておきたかったからである。AパターンとBパターンを選べるというのは自由度があっていいかもしれないが、私としては選択制ではなく、最初から夏休みはこの時期とはっきり決めて欲しかった。そのほうが、会社としての方針の決定を待つ時間を節約できると思ったからだ。

 ところが、先月の下旬頃、いきなり部長から派遣社員も含めて全員にメールが流れた。そのメールには、夏休みの取得方法に関する方針を決めて欲しいと、複数の社員から要望が上がっているため、会社の上層部に相談して、はっきりとした方針を決めたいというものだった。つまり、AパターンかBパターンかを決めてしまうということなのだろう。私としては、先日のプロジェクトの飲み会のときの感触からしても、また、例年のパターンから想定しても、Aパターンに収まるものだと思い込んでいた。部長からのメールは、詳細が決まり次第、派遣社員の皆さんにも知らせると締めくくられていた。

 それからしばらくの間、部長からのメールを待っていたが、なかなか流れて来なかった。私たち派遣社員には、全体に向けた通知メールがしばしば流れて来ないことがあるので、もしかすると忘れられているのかもしれないと思い、同じプロジェクトの社員の人に尋ねてみた。しかし、まだ決定していないという答えが返って来てがっかりした。それから更にニ、三週間の月日が流れた。

 あるとき、上司と話をしているときにたまたま夏休みの話になり、上司が更なる上司に向かって、
「夏休みはBパターンに決定なんですかね?」
と尋ねる声が聞こえて来た。それを聞いた私はぎくりとして、
「えっ? Bパターンに決定したんですか?」
と聞き返した。すると、上司たちは、
「ああ、派遣さんにはまだ知らせてなかったよね。まだ決定じゃないんだけど、この間の全体会議で、夏休みはBパターンに統一するように会社の上層部に申請中だという話をしたんですよ」
私は目が点になり、開いた口が塞がらなかった。何故なら、私たちが予約した飛行機、ホテルとも、Aパターンの夏休みを想定して確保していたからだ。労力さえ惜しまなければ、ホテルは今からでも変更可能かもしれないが、飛行機のチケットは変更の効かないPEXチケットなので、キャンセル料が一人につき三万円掛かってしまう。二人合わせると六万円の大出費だ。

 「いやあ、夏休みはAパターンになると思ってて、もう旅行の予約をしてしまったんですよ。変更するとキャンセル料が発生してしまうんです。確か、飲み会のときに、Aパターンになるとおっしゃってませんでしたっけ?」
いやはや驚きだった。上司たちも困惑していた。

 しかし、ありがたかったのは、基本的には夏休みを会社に合わせて欲しいところだが、私は派遣社員なので、業務に差し支えなければ、自分の都合のいい時期に休暇を取得しても良いと言ってくださったことだった。となると、私だけがAパターンの夏休みを取得することになってしまうのだが、派遣社員は社員が誰もいない会社には出勤できないという決まりもある(会社に誰か一人でも社員がいれば出勤可能)ため、私以外の人たちが全員Bパターンで夏休みを取得するのだとすると、その間、私は出勤できないことになってしまうのである。すなわち、Aパターン+Bパターンでおよそ二週間余りにも渡って、私の夏休みが続くことになってしまうのである。果たしてそのようなことが可能なのだろうか。

 ひとまず、
「予約の変更が可能かどうか調べてみます」
とは言ってみたものの、六万円も支払って飛行機の予約をキャンセルし、新たに予約し直す勇気はない。それに、ガンモの夏休みも私に合わせて既にスケジューリングされている。更に、日程を変更することによって、飛行機ばかりでなく、ホテルも予約し直さなければならなくなってしまう。しかも、まだBパターンに決定したわけではないので、迂闊には動けない。

 とにかく、ちょっとした行き違いから、このような事態に発展してしまったのである。唯一の救いは、私が派遣社員であることだった。まだ決定ではないが、おそらく私はこのまま変更をせず、Aパターン+Bパターンのちょっぴり長い夏休みを取得することになるだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m まだわかりませんが、Aパターン+Bパターンの二週間以上の夏休みは、うれしいようなうれしくないような、とても複雑な気持ちであります。先走って予約してしまった私たちにも落ち度はありますが、夏休みをいつまでも決めてくれない会社にも要因はあり、今回はお互い様だと思っています。実際、旅行の計画を立てる人たちは、三ヶ月前には予約しておきたいのではないでしょうか。夏休みまでもう二ヶ月を切っているというのに、まだ夏休みの日程がはっきりと決まらないなんて・・・・・・。果たしてこの行き違いは何を意味しているのでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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