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2007.05.03

ホットヨガ(四十四回目)

 実家から自家用車を走らせて帰って来た夜、ガンモの携帯電話に緊急の呼び出し電話が入った。ガンモが担当している自宅近くの顧客で重大なトラブルが発生したという。まるでガンモの帰りを待っていたかのようだ。ガンモは現地に向かい、徹夜で作業する羽目になってしまった。三時間ほど前に実家から帰宅したばかりで、旅の疲れを癒すためにお風呂に入ってのんびりとくつろぎ、あとは布団に入って眠るだけの状態だったというのに、何というタイミングだろう。ガンモは長時間、高速道路を運転してとても疲れていたが、唯一の救いは、実家でたっぷりと睡眠を取っていたことだった。

 ガンモを送り出した私は、一夜明けて、ホットヨガのレッスンに出掛けた。九連休のゴールデンウィークを有意義に過ごそうと、前もって、梅田店の予約を入れておいたのだ。何故、梅田店を選んだかと言うと、大阪の映画のレディースデイが水曜日だったからだ。この日はもともと、ガンモに朝から深夜まで仕事の予定が入っていた。そこで私はホットヨガのあと、レディースデイを利用して映画を二本くらい観て帰ろうと思っていたのだ。

 梅田店を訪れるのは、今回で二回目である。実は、あれから何度か梅田店の予約を試みたものの、休日はいつも予約がいっぱいで、数週間先の予約しか取ることができなかった。私の場合、観たい映画とセットにしてホットヨガのレッスンを受けているので、数週間先までの予定はなかなか立てられない。今回は、ゴールデンウィークとは言え、カレンダー上は平日に相当していたからだろうか。すんなりと予約が取れたのである。ここ最近の経験から、アクティヴコースは今の私の身体には適していないと判断していたので、九十分のベーシックコースのレッスンを選んだ。

 平日に大阪に行くことはほとんどないので、私は休日用の回数券しか持ち合わせていなかった。JRは、土曜日/日曜日/祝日と平日のラッシュアワーを外した時間帯に利用できる昼間特割きっぷを格安で販売しているのだ。大阪に行くのに、地元の最寄駅からその回数券を自動改札機に通してみると、
「時間外です」
というメッセージが表示され、怒られてしまった。カレンダー上は平日とは言え、私の中ではゴールデンウィーク気分だったのだが、自動改札機もやはりカレンダー通りに動作していたようである。私は通常の料金を支払って大阪まで出た。

 ホットヨガの梅田店は、JR大阪駅から歩いておよそ十五分ほどのところにある。阪急電車を利用している人には便利なのだろうが、JRを利用している人には少し遠い。途中、いくつかの映画館の前を通り過ぎるのだが、カレンダー上は平日扱いとは言え、ゴールデンウィーク中のレディースデイだったため、少し早めに家を出て、ホットヨガのスタジオに行く前に観たい映画のチケットを購入しておけば良かったと、あとになってから思った。

 さて、梅田店に着いて着替えを済ませてスタジオに入ってみると、十八枚のヨガマットが敷かれていた。既に何人かの人たちがスタジオ入りし、ポーズを取ったり、横になってくつろいだりしていた。その中に、ノースリーブに脇毛をちょろりとのぞかせている人がいた。脇毛の処理をせずにノースリーブのレッスン着でレッスンを受けるなんて、ずいぶん大胆な人だと思っていたら、何と、その人は男性会員だった。しばらく足を運ばないうちに、梅田店は男性会員も受け入れているということをすっかり忘れてしまっていたのだ。その男性会員は、私よりも髪の毛が長い上に一つに束ねていたので、てっきり女性だと思ってしまったのである。

 結局、男性会員を受け入れているとは言え、そのレッスンの男性会員は、その人一人だけだった。確か、以前、七十五分のアクティヴコースのレッスンを梅田店で受けたときは、男性会員は二人いたはずだった。はっきりと顔を覚えているわけではないが、今回の男性会員は、以前の一緒にレッスンを受けていた男性会員とは別人だと思う。十八名のうち、十七名が女性ばかりのレッスンに足を運べるのだから、勇気ある青年だと思う。もともと、ヨガをやっているような人は、どことなく中性的な雰囲気が漂っているので、女性たちに混じっていても、あまり違和感はないのかもしれない。現に、私も女性だと思って見てしまっていたのだから。そういう意味で、女性専用車両に迷い込んでしまったおじさんとはちょっと違う。

 そのレッスンには、男性会員のほか、五十代と思しき女性会員も二人ほどいた。私はこれまで、仕事を終えた平日の夜か、週末のレッスンしか受けたことがなかったせいか、二十代から四十代の会員にしか会ったことがなかった。今回のように、五十代の女性会員にお会いできるとは、さすが平日のレッスンだ。もしかすると、有閑マダムとは、このような人たちのためにある言葉なのだろうか。普段の生活では、有閑マダムと出会うチャンスのない私は、何だかドキドキした。

 インストラクターは、大学時代のゼミの先輩にそっくりの女性だった。私はレッスンを受けながら、先輩のことを思い出していた。とてもわかりやすくて好感の持てるインストラクターだった。確か、神戸店のインストラクターが、神戸店や三宮店のインストラクターは梅田店に集められて教育を受けると言っていた。ということは、梅田店には優秀なスタッフが揃っているということなのだろうか。梅田店で、彼女のレッスンをまた受けたいと思った。そしてやはり、九十分のベーシックコースは、私の今の身体にぴったり合っていると感じていた。

 今回は、酸素プラスを調達できなかったので、近くのコンビニエンスストアでO2 AQUAという、通常の水の十二倍もの酸素が溶け込んでいるという水を購入した。酸素プラスが通常の十倍の酸素量なので、十二倍の酸素が溶け込んでいるO2 AQUAはちょっと贅沢な水となる。販売価格も、酸素プラスより二十円ほど高かった。

酸素プラス

O2 AQUA

 O2 AQUAの飲み心地は、酸素プラスとそれほど変わらなかったように思う。私には十倍と十二倍の違いは良くわからない。それよりも、アクティヴコースからベーシックコースのレッスンに変えてから、レッスン後に頭痛に悩まされることもなくなったので、今度は酸素水の力を借りずに様子を見てみたいと思う。

 レッスンを終えて昼食を取ったあと、私は映画館に向かったのだが、レディースデイということで、映画館の受付カウンターは長蛇の列だった。十三時半過ぎに映画館に着いたというのに、十四時から観ようと思っていた映画は既に満席で、十七時過ぎからの上映分のチケットしか購入することができなかったのである。どうやら、ゴールデンウィーク中の大阪のレディースデイを甘く見過ぎていたようである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。皆さん、有意義に過ごされていますか? どういうわけか、この日のレッスンは、いつもよりもたくさんの汗が出て、身体はいつもよりもたくさんの水を欲しがりました。ベーシックコースに変えてから、頭は痛くなっていないので、もしかすると、酸素水も必要ないのかもしれません。でも、レッスン後に欠かさず飲んでいるのは、お守りのようなものです。そう言えば、先日、実家に帰ったときに、実家の母も酸素プラスを好んで飲んでいることがわかりました。身体が何を求めているかということについて、親子で別々のルートから同じところに辿り着いていることは興味深いと感じました。筋腫が出来たことといい、クーラーに弱いことと言い、母と私はどこか似たような身体の症状を抱えているのでしょう。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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