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2007.02.05

ホットヨガ(三十二回目)

 とうとうホットヨガの三十回分の回数券を使い切るときが来た。私にとって今回のレッスンは、入会前の二回分のトライアルレッスンを含めて通算三十二回目のレッスンとなる。先日の予約通り、私のホームである神戸店でレッスンを受けた。今になって思えば、この流れもまるで約束されていたかのようだった。

 今回のレッスンの予約を入れたとき、私は好きなアーチストの公開録音を終えて、実家近くのフェリー乗り場から大阪に向けて出航する予定だった。そのフェリーに乗ると、大阪には日曜日の早朝に着くので、梅田で映画でも観ながら時間を潰して、梅田店でレッスンを受けようと思っていたのである。ところが先日も書いたように、この日の梅田店は予約が一杯で取れなかった。なるほど、私が実家に寄らずに松山から直接帰宅することは、梅田店の予約状況を確認したときから決まっていたようである。それが予め知らされずに進んで行くところが人生の面白いところでもある。

 実のところ、神戸店のレッスンを予約しておいたおかげでとても都合が良かった。レッスンの開始時間が午後からだったので、出掛ける直前まで、旅で疲れた身体をゆっくりと休ませることができた。もしも梅田店の予約が有効になっていれば、公開録音から直接帰宅した場合、神戸店に出掛けるよりも二時間早く家を出て行かなければならなかった。

 神戸店の受付では、馴染みのスタッフが対応してくださった。「お久しぶりですね」というあいさつから始まり、お正月休みにインドに行って来たことを報告してくださった。確かその方は、陸上をされているとかで、秋頃にもヨーロッパに研修に出掛けられていたはずだ。それほど期間も空けずにヨーロッパやインドを渡り歩くとはずいぶん豪勢である。ところで、何故、いきなりインドの話になったかと言うと、私がいつもインドの神様Tシャツを着てレッスンを受けているからだ。インドでは、お友達(以前、別のスタッフから、インドに魅せられて、日本に帰って来なくなってしまったスタッフの話を聞いたことがあるので、おそらく、かつてホットヨガで働いていたスタッフのことだと思われる)と会って、本場のヨガを体験されたそうだ。ホットヨガのようにアクティヴなヨガではなく、静かなヨガもまたいいものだとおっしゃっていた。私はとてもうらやましかったので、「いいですねえ」と連発した。その方は、またインドに行きたいとおっしゃった。私もいつかインドに行きたい。インドグッズで身の回りを固めてはいるものの、まだまだインドとは本格的なご縁がない。

 着替えを済ませてスタジオに向かうためにロッカールームのドアを開けると、
「そろそろアクティヴコースのレッスンが始まりまーす」
とスタッフの方がロッカールームまでわざわざ呼びに来てくださった。前回のアクティヴコースのインストラクターを担当をしてくださり、また、梅田店の予約状況を確認してくださったインストラクターである。今回もこの方がインストラクターを担当してくださるようだ。見ると、長かった髪の毛をばっさり切っている。
「髪の毛切られたんですか?」
と驚いた私が言うと、
「そうなんです」
と言いながら、短くなった髪の毛を手ですくって見せてくれた。

 スタジオに入ると、十六名分くらいのヨガマットが敷かれていた。ヨガマットはぎっしり埋まっている。フリーパス会員の細い常連さんもいらっしゃる。先日の公開録音じゃないが、こうして慣れ親しんだ場所にやって来て、同じ顔ぶれに出会えると安心する。鏡の中を覗き込むと、チラチラと視線が合う人がいた。もしかすると、「ガンまる日記」を読んでくださっている会員さんなのだろうか。自意識過剰かもしれないが、視線からそんなことを感じ取った。もしもそうなら、読んでくださってありがとう。

 レッスンが終わり、シャワールームに駆け込むレースでは、またしても敗れてしまった。公開録音に朝早くから並ぶことに関してはパワフルに取り組めるというのに、シャワールームの争奪戦にはいつも負けてしまう。しかし、負けるが勝ちというか、負けてしまって後に並んだほうが、後ろで待っている人がいない分、のんびりとシャワーを浴びることができる。

 ゆっくりとシャワーを浴びたあと、私は仕事中のガンモに電話を掛けた。今回のレッスンで回数券を使い切ってしまうので、新しい回数券を購入することになるのだが、回数券の購入時には、次回の予約を入れることが必須となる。今度の週末は三連休なので、ガンモに週末の予定を確認したのだ。私自身の予定はと言うと、Windows Vista対応が間に合わない場合、休日出勤も有り得る。そのため、土曜日は予約を入れないでおくことに決めたのだった。

 着替えを済ませてロッカールームを出ると、さきほどのインストラクターが一人で受付を切り盛りしていた。その上、私と同じように、着替えを済ませた人たちが次々とロッカールームの鍵を返しにやって来る。私は回数券を購入することになっているため、ずいぶんお手間を取らせてしまうので、ロッカールームの鍵だけを返却される方たちを優先した。

 さて、いよいよ回数券の購入となったわけだが、今回も三十回券を購入した。私のように腰が重い者にとっては、追い立てられるように回数券を消化して行くほうが性に合っていると思ったからだ。半年間で三十回というのは、決して消化し切れない量ではない。しかし、ホットヨガの回数券の購入でマイルが溜まるというのに、マイレージカードの番号を控えて来るのを忘れてしまった。いやあ、参る。(^^;

 次回のレッスンの予約も済ませると、受付をしてくださったインストラクターが、
「アクティヴコース、いかがでしたか?」
と聞いてくださった。私は、
ドッグポーズが難しいんです」
と正直に答えた。ドッグポーズは、ひざ小僧を床につけない四つん這いのポーズである。すると、
ドッグポーズは休憩のポーズなんですよ」
と教えてくださった。確か、レッスン中もそんなことをおっしゃっていたが、私にはかなりきついのである。もしかすると、余分な力を入れ過ぎているのかもしれない。インストラクターを担当してくださった方は、梅田店で講習を受けているときに、ドッグポーズが休憩のポーズだということに気付かれたのだそうだ。彼女は、
「今度、ポーズをしっかり観察してみてください」
と言ってくださった。

 それからインストラクターの方と梅田店の話になり、梅田店のロッカールームがまるで迷路のようだということで意見が一致した。インストラクターの方も、年に三回くらい掃除の当番で梅田店に出掛けられているのだそうだ。そのときに、自分はこうしてスタッフの服を着ているのに、ロッカールームの出口がわからなくなってしまったので、着替えをしている会員に、
「あの、出口はどこですか?」
と聞きそうになってしまったのだとおっしゃっていた。

 そんな会話を楽しんだあと、私は神戸店をあとにした。それから三宮で仕事帰りのガンモと待ち合わせて帰宅したわけなのだが、ガンモと待ち合わせるために三宮をふらふら歩いていると、前方から良く知った人が歩いて来た。何と、先日の公開録音で一緒だった一番の友人だった。彼女は、高松からの高速バスで三宮に着いたばかりだった。私たちは、何でこんなところでばったり会うのかと、お互い指を差して笑い合った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 先日、神戸の友人と食事をしたときに、その友人もヨガを始めたと言っていました。知り合いの人が開いているヨガ教室らしく、着替えをしたあとは、押入れの中に脱いだものをしまってレッスンを受けるのだそうです。ホットヨガではないので、レッスンのあともシャワーを浴びることなく、再び着替えをして帰宅するのだとか。ちなみに、レッスン料は一回千五百円だそうです。そんな静かなヨガにもちょっぴり憧れます。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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