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2007.02.26

大宰府天満宮

 柳川の川下りを満喫したあと、昼食を取り、腹時計ではないちゃんとした時を刻んでいる時計を見てみると、帰りの新幹線までもうあまり時間がなかった。私たちは、このまま西鉄大牟田線を乗り潰すために大牟田まで行って折り返すか、それとも最初の計画通り、大宰府を観光するかで少し迷っていた。しかし、せっかく福岡まで来たのだから、単に鉄道を乗り潰すよりも、大宰府を観光して帰ろうということになり、柳川から西鉄福岡(天神)方面に向かって特急電車で折り返した。西鉄大牟田線の柳川から先の大牟田までは乗り潰しができなかったことになるが、また別の季節に来ればいいのである。

 大宰府へは、特急電車を二日市(ふつかいち)で降りて、大宰府行きの支線である大宰府線に乗り換えた。二日市から大宰府までは、わずか二駅だ。

 大宰府で降りて最初に感じたのは、「私はここが好きだ!」ということだった。たくさんのお土産売り場が立ち並ぶ活気に満ちた駅前通りを、一目見て気に入ったのである。駅にはレンタサイクルもあった。天気がいいので、できれば大宰府の町をレンタサイクルで駆け抜けたいところだ。しかし、レンタサイクルを借りるにはあまりも時間がなさ過ぎたので、私たちは駅前通りをてくてく歩くことにした。

大宰府駅前通り(1)

大宰府駅前通り(2)

大宰府駅前通り(3)

 特に気合を入れて大宰府天満宮を目指さなくても、駅前通りを歩いていれば、おのずと大宰府天満宮の入口まで導いてくれる。受験のときにお世話になったはずの天満宮のお守り。私たちは、京都の北野天満宮で毎月二十五日に行われている骨董市にも時々足を運んでいる。大宰府天満宮は、そんな縁のある天満宮のうち、もっとも有名な天満宮だ。

 北野天満宮でもそうだが、お宮の入口にも、お宮の中にも、御神牛の像が設置されている。確か、都に向けて藤原道真公の遺骨を運ぼうとしていたときに、牛が動かなくなってしまったことから、牛がお祀りされているらしい。特に、入口の御神牛の鼻は、参拝客に撫でられてツルツルになっていた。天満宮の御神牛ではないかもしれないが、自分の身体の悪いところを撫でると症状が回復するなどという話を聞いたことがある。御神牛の鼻がツルツルになっていたということは、参拝客の中に花粉症の人が多いのかもしれない。かくいうガンモも御神牛の鼻を一生懸命撫でていた。

御神牛

立派な手水舎

 大宰府天満宮の入口に設置された手水舎は、見るからに立派である。手水舎を見れば、その神社なりお宮がどれくらい活気づいているかがわかるものだ。私は、町並みだけでなく、大宰府天満宮の雰囲気にも強く惹かれ始めていた。

 ご覧の通り、お宮の中は、たくさんの参拝客で賑っていた。地元の受験生などは、どうしても足を運びたくなってしまうスピリチュアルスポットなのではないだろうか。吊り下げられたたくさんの絵馬にも、希望校合格への熱い想いが綴られていた。

本殿

 ところで、大宰府天満宮と言えば、梅なのだ。私たちが訪れたとき、折しも、梅の季節だった。思わず梅に向けてカメラを構える。しかし、この梅は、私にあまり写真を撮られたくないように見受けられた。何故なら、あまりうめえ写真は撮れなかったからだ。

大宰府天満宮と言えば梅

 私が大宰府天満宮の雰囲気を気に入ったのは、私たちに語りかけてくれているような大木の存在を確認したからだ。私は、大きな木を見つけると、思わず擦り寄りたくなってしまう。私が最も好きな場所の一つに、名古屋の熱田神宮がある。熱田神宮に一歩足を踏み入れると、熱田神宮の木々が優しく語り掛けてくれるのを実感することだろう。熱田神宮に行くと、木々から発せられるポジティヴなエネルギーを感じることができる。エネルギーを感じるスポットでは、木々がとても生き生きとしているのだ。太宰府天満宮にある木も、同じ場所で何百年も人々を見守って来たのではないだろうか。

大宰府天満宮の大木(1)(決して、木が売り出されているわけではない)

大宰府天満宮の大木(2)

 そんなエネルギーに満ちた場所で、猿芝居のパフォーマンスをしている人がいた。ご覧の通り、赤い服を着ているのが猿である。しかし私は、猿の動きよりも、猿の向こう側にある大木に心を奪われていた。

広場で行われていた猿芝居

 緑の木々からポジティヴなエネルギーをたくさん受け取って、私たちは大宰府天満宮をあとにした。大牟田まで乗り潰していないし、柳川の川下りの別の季節も体験してみたいし、大宰府周辺をレンタサイクルで走りたい。そんな欲望で後ろ髪を引かれながら、私たちは西鉄福岡(天神)まで戻り、そこから地下鉄に乗って博多まで出て、新幹線に乗って帰宅したのである。

おまけ:大宰府天満宮の猫

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m エネルギーに満ちている場所には、人がどんどん集まって来るものなのですね。私は、他力本願があまり好きではないので、大宰府天満宮に行っても何をお願いしたらいいか戸惑ってしまいました。(笑)特に、相手は学問の神様ですし。(^^; そう言えば、お守りをたくさん集めるとお守りが喧嘩するなどというジンクスがありましたが、あれは嘘だと思います。神様は、人々が他力本願であり過ぎることに腹を立てたのではないでしょうか。でも、記事にも書きましたが、ポジティヴなエネルギーを感じられるスポットですので、熱田神宮同様、お気に入りスポットの一つに加えたいと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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