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2007.02.17

ホットヨガ(三十三回目)

 先週、かに道楽にカニを食べに出掛けたときに、ガンモは大阪駅前のヨ○バシカメラにブローニーのベタ焼き(ブローニーとは、紙巻きのフィルムで、最も一般的な35ミリのフィルムよりもサイズが大きく、だいたい60ミリぐらいのフィルムである。ベタ焼きとは、日光写真のように、引き伸ばしレンズを通さずに、ネガの上から直接、印画紙に焼き付けることを言う)を注文していた。そのベタ焼きが仕上がっているはずなので、ガンモは大阪まで引き取りに行きたいと言う。私は、ホットヨガの神戸店の予約を入れていたのだが、ガンモに同行するため、神戸店の予約をキャンセルして、心斎橋店に予約を入れ直した。心斎橋店は、初めての場所である。実を言うと、最初は梅田店を希望していたのだが、既に予約がいっぱいで取れなかったのである。

 朝、ガンモと一緒に家を出て、大阪駅で分かれ、ガンモは山へ柴刈りに、私は川へ洗濯に行った。いや、間違い。ガンモはヨ○バシカメラへ、私は心斎橋へと向かった。思えば、こうして心斎橋に出掛けて来るのも久しぶりのことである。ホットヨガのサイトで紹介されている地図で確認した地下鉄の出口から、なんば方面に向かって御堂筋沿いを歩いた。しかし、徒歩五分と書かれているのに、なかなか目的のビルが見つからない。もしかすると、徒歩五分というのは間違いで、実際は七分も八分もかかってしまうのだろうか。時計を見ると、レッスン開始まであと二十分足らずだった。

 私は、ノートパソコンを取り出して、再び心斎橋店の地図を確認した。確かに方向は合っている。しかし、目的のビルが見当たらないのは何故なのだろう。これは困った。今回から新しい回数券を使い始めるというのに、初回から遅刻するのは嫌だ。これまでだって、一度も遅刻したことはないのだから。

 私は、心斎橋店の住所と電話番号を手帳に書き写し、ノートパソコンをパタンと閉じた。来た道を戻るべきか、それとももっと先へ行くべきか迷っていたので、私は思い切って心斎橋店に電話を掛けてみた。初めて心斎橋店に行くのだが、ビルが見当たらないので、向かいのビルの名前がわかれば教えて欲しいと告げた。電話に出てくださったスタッフは、丁寧に応対してくださった。その結果、私は目的のビルを通り過ぎてしまっていることがわかった。私は、目的のビルまで歩いて戻り、何とか無事に辿り着くことができた。新しい支店に出掛けるときは、とにかくひやひやものである。

 受付のスタッフには、私がさきほど電話を掛けた人物であることがすぐにわかったらしく、ロッカールームの場所とレッスンを受けるスタジオの場所を教えてくださった。ロッカールームは、それほど広くはないが、混雑していなかったため、比較的ゆったりと着替えを済ませることができた。

 スタジオに入ったのは、レッスン開始の五分前だった。心斎橋店のスタジオは、前後の奥行きがなく、とても小さなスタジオだった。レッスンの開始を待っている人たちは全員、ヨガマットの上に仰向けになって寝ていた。誰一人として、ウォーミングアップのために身体を動かしている人がいないのは、とても不思議な光景だった。ヨガマットは前後合わせて十五個くらい敷かれていたが、レッスンが始まっても三個ほど空いていた。

 時間になると、インストラクターがスタジオに入って来て、レッスンが始まった。今回は、じっくりとポーズを取りたかったので、九十分のベーシックコースに参加した。ベーシックコースは、ビギナーコースを卒業した人たちが進むコースである。そのためか、一緒にレッスンを受けている人たちは少し大人しい。いつも参加しているアクティヴコースに見受けられるような熟練者がいない。

 支店が異なると、インストラクターの教え方が違っていて面白い。今回のインストラクターは、骨盤の上から背骨を一本一本まっすぐに伸ばして行くイメージをしきりに強調していた。また、レッスン開始直後に行うストレッチも、初めてのストレッチが多く、とても新鮮だった。

 ベーシックコースは、アクティヴコースのように、きついポーズは少ない。ただ、お腹を下にして身体を反らせるポーズは、相変わらず苦手である。特に、ベビーコブラのポーズやバッタのポーズは、筋腫が破裂してしまうのではないかという不安が伴うため、私にはとてもできない。おまけに生理が始まって、筋腫がとても敏感になっていたので、私はいつもよりも慎重にポーズを取っていた。

 九十分のベーシックコースに参加したのは久しぶりのことだったが、七十五分のアクティヴコースのような激しい疲労感はなかった。だから、「酸素プラス」を飲まなくても大丈夫だろうと思っていたのだが、実はそれが甘かった。

 いつものように、レッスンを終えてシャワールームへと向かった。心斎橋店はシャワーの数が多いので、競争もなく、実にゆったりとシャワーを浴びることができた。それから着替えを済ませ、簡単にメイクしたあと、受付でロッカーの鍵を返却した。既に次回の予約を済ませているからだろう。
「次回のご予約の変更はありませんか?」
と聞かれた。私はにっこりと微笑み、心斎橋店をあとにした。また、ここに来たいと思っていた。

 外に出てみると、本格的な雨が降っていた。ガンモは傘を持っているのだろうか。ガンモに電話を掛けてみると、ガンモは既に私のいる心斎橋まで移動していた。ガンモと合流して一緒に昼食を取り、心斎橋からなんばまで歩いた。しかし、この頃になると、次第に私の具合は悪くなっていた。運動をしたために、身体の中で活性酸素が増えてしまったのだろう。首のあたりに強い不快感を感じた。しかも、首からは一眼レフタイプのデジタルカメラをぶら下げて歩いていたので、首周りの血行不良に更に拍車をかけていたようである。私は、「酸素プラス」を飲みたい! と思ったが、どの薬局で探しても見当たらなかった。おまけに、生理が始まって鉄分が失われているせいか、ひどく眠い。目がトロンとして来た。早く家に帰って眠りたい。ただひたすら、そんなことを考えていた。

 私たちは、久しぶりに訪れたなんばの街を堪能したかったのだが、ガンモもたくさん歩いてひどく疲れている様子だった。雨の中を、疲れた身体で、ホットヨガの荷物に加え、ノートパソコンにデジタルカメラを持って歩くのはなかなか大変なことだった。

 帰宅した私たちは、ただちにベッドに横になった。首をカイロで温めながら一眠りすると、すっかり元気になっていた。ガンモと一緒に大阪方面まで出掛け、私がホットヨガのレッスンを受けている間にガンモも自分の用事を済ませるという新たなパターンを見出した私たち。ガンモは久しぶりに京都に行きたいと言っているので、この新たなパターンが、またどこか別の支店に生かされるのも、そう遠くないかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回から新しい三十回回数券を使用していますが、その第一回目は心斎橋店でのレッスンとなりました。もう少し暖かくなったら、心斎橋店の帰りに、鏡子さんに教えていただいたラドン温泉に入って帰りたいと思います。具体的な銭湯の名前は確認していませんが、おそらく、===みんなのお風呂===清水湯===だと思われます。心斎橋は、雨の日でも、たくさんの人たちで賑わっていました。商店街にはアーケードがあるので、雨が降っていてもあまり影響はないのかもしれません。人ごみの中に出るとひどく疲れてしまうのは、人が多くて酔ってしまうというのもあると思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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