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2007.01.14

寝台特急あけぼのと朝湯

※ガンまるコムサーバのディスク障害により、1月8日以降にアップロードした画像が表示されなくなってしまっていました。ガンモが復旧作業を行い、データを何とか復活させることができました。皆さまには度々ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。m(__)m

 ゆうべ私たちは、弘前を十八時四十六分に発車する寝台特急あけぼのに乗車した。寝台特急あけぼのは、青森と上野をおよそ十三時間で結ぶブルートレインである。本来ならば、始発の青森から乗車したかったのだが、ストーブ列車に折り返し乗車したあと、青森からの寝台特急あけぼのの発車時刻に間に合うように、青森まで移動できる列車がなかったらしい。それに、青森-弘前間は、かつて大阪から寝台特急日本海に乗車して既に乗り潰していたので、今回は弘前から乗車することにしたわけである。

弘前駅に入線して来た寝台特急あけぼの

 きのう、少しだけ寝台特急あけぼのの車内をご紹介したが、今回利用したのはシングルデラックスというタイプの個室だった。カプセルホテルほどの狭い個室に、上段だけ折りたたみ式の二段ベッドがある。部屋には小さなテレビとこれまた折りたたみ式の洗面台も設置されている。カプセルホテルと違うところは、部屋に鍵がかかることだ。部屋を出るときに、暗証番号を設定しておくと、ドアに電子ロックが掛かり、設定した暗証番号を知っている人だけがドアを開けることができるのだ。JRとしても、利用客にいちいち鍵を配布しなくて良いので、こうした電子ロックシステムはなかなか良いアイディアだと思う。

 ありがたいことに、シングルデラックスには、コンセントが二つも付いていた。以前、高松から東京まで寝台特急サンライズ瀬戸のサンライズツインに乗車したときは、髭剃り用のコンセントしか用意されていなかった。その髭剃り用コンセントに、私たちが普段持ち歩いているパソコンの電源ケーブルを差し込んでみると、ブレーカーが落ちてしまったのである。ガンモは冷静にブレーカーを元に戻した。それからの私たちは、ノートパソコンの消費電力を計算しながら、ブレーカーが落ちないように工夫して電源コードを使用していた。しかし今回は、髭剃り用の消極的なコンセントではなく、正々堂々としたコンセントが二つも付いていた。おかげで、ノートパソコンやらカメラの電池の充電やらの電源ケーブルをいくつか差し込んでも、ブレーカーが落ちることもなく快適に過ごすことができた。おまけに、32Kというナローバンドは変わらないまでも、電波状況も概ね良好だった。 

シングルデラックスの車内(1) 真ん中に見えるのが電源コンセント

シングルデラックスの車内(2) 折りたたみ式の洗面台

シングルデラックスの車内(3) ちょっとしたホテルのような感じである

 寝台特急あけぼのに乗車した私たちは、下段のベッドに二人並んで一緒にお弁当を食べた。私たちにとって、この時間は至福の時間となった。日常生活でも、私たちはいつも寝ているシングルベッドで肩を並べてご飯を食べることが多いのだが、旅行中であっても、日常と同じように、カプセルホテルのような狭い個室で、二人で並んでお弁当を食べるということに、大きな喜びを感じたのである。狭いスペースをお互いに譲り合って快適にしようと試みている姿勢を感じられるからだろうか。この時間は、これまでガンモと二人でいろいろな場所に出掛け、多くの時間を共有して来たことを実感できる時間となったのである。

 ご飯を食べたあと、ガンモはまたしてもすやすやと眠ってしまった。ゆうべ、宿泊先の旅館で私よりも先にぐっすりと眠りに就いたはずだったが、やはりまだ、生活時間に時差が残っているだろうか。ガンモが言うには、二十時頃になると、とにかく眠くて仕方がないようだ。私は、ガンモが寝ている間に「ガンまる日記」を書こうと思っていた。上野到着まで十二時間もあると高を括っていたのだが、デジタルカメラで撮影した写真を整理しているうちに、あっという間に0時を回ってしまった。結局、「ガンまる日記」を書き上げたのは午前一時前だった。上野到着は午前七時前の予定である。ああ、早く寝なければ・・・・・・。

 寝台特急あけぼのは、機関車が引っ張る列車なので、時折カクンカクンと大きく揺れる。それにもかかわらず、午前一時過ぎに眠りに就いた私は、上野の手前の大宮到着まで一度も目を覚ますことなく熟睡することができたのだった。私よりも早く眠ったはずのガンモも、午前二時半頃に一旦目が覚めてしまったが、目を覚ましてしばらく横になっているうちに、再び眠りに就いたようである。

シングルデラックスの車内(4) 私が眠った上段のベッド

 寝台特急あけぼのは、定刻通りに上野に着いた。一日の本格的な活動に入る前にお風呂に入っておきたいと思い、私は上野駅周辺で朝湯に入れる銭湯をインターネットで調べてみた。すると、上野の次の駅に当たる御徒町に、朝から営業している銭湯があるとの情報が得られた。

 私たちは、寝台特急に乗ると、必ずその寝台特急が回送するのを見送ることにしている。寝台特急あけぼのとの別れを惜しむように、回送して行くのを見送ると、私たちは上野から京浜東北線で御徒町に出て、目的の銭湯へと向かった。

 御徒町駅のコインロッカーに大きな荷物を預け、地図で示された場所に着いてみると、確かに銭湯は営業中を現すのれんが掲げられていた。

燕湯

 入湯料を払って中に入ってみると、まだ朝の八時頃だと言うのに、おばあちゃんたちで賑わっている。脱衣場に設置されたロッカーも大きく、カランの数も多い。中には大きな荷物を抱えた若者もいる。やはり、私たちのように、夜行列車で上野に到着した人が利用しているのかもしれない。あとからガンモに聞いた話によると、男湯はひどく混み合っていたと言う。

 お湯の温度は東京都の条例で定められているため、東京都の銭湯はどこも熱い。かつての私は、その温度に慣れていたはずだったが、久しぶりに入ってみると、やはり熱かった。それでも、寝台特急で上野に着いたあと、朝湯に入ることができると、とても幸せな気分になれるものである。御徒町駅から歩いて七分くらいなので、夜行列車を利用されて上野に着く予定がある方は、利用されてみてはいかがだろうか。

燕湯
住所:東京都台東区上野3-14-5
電話:03-3831-7305
営業時間:06:00-20:00
料金:大人430円
貸しタオルもあり
地図はこちら

 かつて東京に住んでいた頃の私は、銭湯通いをしていたので、東京の銭湯に入るのはとても懐かしかった。東京の銭湯に入ったのは、一体何年振りだろう。自転車で東京都内を走り回っていた私は、銭湯の煙突を見つけては自分で銭湯マップを作って、いろいろな町の銭湯まで遠征していたものだった。

 現在の東京都の入湯料は、何と四百三十円である。私が通い始めた頃は、まだ二百円代だったはずだ。三百円代に値上がりしてから頃も、まだ通っていたが、今ではとうとう四百円代になってしまったようである。利用客が少なくなってしまったからなのだろうか。

東京都入浴料金変遷表

 朝湯に入ってさっぱりした私たちは、上野に戻って朝食を食べて、新橋へと向かうのである。長くなってしまったので、この続きはまた明日。

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◇メンテナンス日時
 2007年1月16日(火)15:00~1月17日(水)15:00の約24時間

この時間帯は、「ガンまる日記」の更新ができません。もしもこの時間帯の前後に更新できない場合は、いつものように、ガンまる日記(ミラー)で更新させていただくことになろうかと思います。

これを書いている現在は、東京より帰宅しています。東京で、友人たちご夫婦に会ったりと、おかげさまで一泊三日の充実した旅となりました。(^^)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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