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2006.09.23

ホットヨガ(十五回目)と映画『日本沈没』/『もしも昨日が選べたら』

 「まるみ、ホットヨガには行かないの? もう十時半だよ」
隣に寝ているガンモの声で目が覚めた。ガンモが午後から仕事だと言うので、三宮店での十一時半からのホットヨガの予約を入れてあるのに、ベッドの中で二度寝してしまい、次に目が覚めたのは十時半だった。前日の夜、残業で帰宅が遅くなった上に、深夜まで活動していたため、目覚ましが鳴っても起きられなかったようだ。ガンモが起こしてくれなかったら、とても悔しい結果になっていた。私はガンモにお礼を言い、急いで支度を整えて慌しく出掛けた。ガンモが起こしてくれたおかげで、三宮店での十一時半からのレッスンに間に合った。スタジオに入ったのは、レッスン開始の五分前だった。

 先週の土曜日に出会ったあの魅力的なインストラクターに当たりますようにと、心の中で祈っていたが、それは叶わなかった。それでも、久しぶりに、バランスのポーズで鷲のポーズを体験し、ビギナーコースのレッスンに少しだけ変化が生まれた。

 朝起きてすぐに、ほとんど朝ご飯も食べずに出掛けたためか、スタジオに入った途端、汗が滝のようにダラダラ出て来た。ほとんど身体を動かすことのないウォーミングアップの段階から、私はたくさんの汗をかいていた。ホットヨガは、レッスン開始の二時間前までに食事を済ませておかなければならないのだが、実は、少しだけお腹がすいたので、カロリーメイトを二ブロックだけかじった。しかし、二ブロックだけでは足りなかったので、ほとんど空腹のままレッスンにのぞんだのである。空腹に近い状態だと、レッスン開始直後からこんなにも汗が出て来るものなのだろうか。このことから、消化のために費やすエネルギーが存在していることを実感した。身体の中に同じエネルギーしか存在しないなら、身体が消化のために費やすエネルギーを必要としない場合、その分のエネルギーは、カロリーの消費に回されるのだと思った。だから、ホットヨガはできるだけ空腹に近い状態でレッスンを受けるのが望ましいと感じた。

 レッスンを終えて、ガンモに電話を掛けてみると、ガンモは既に仕事先に移動したようだった。何時頃仕事が終わるのかを確認してみると、二十一時頃までかかると言う。私は、先週と同じように、映画を観ようと漠然と計画していた。

 お昼ごはんを食べたあと、机のある場所で「ガンまる日記」を書き上げた。てんちゃん、りさちゃん、ここ数日の日記に対してのコメント、どうもありがとう。(あとから、ちーちゃんもコメントをくれていた。どうもありがとう。)そう、お互いにとっての鏡。実は、彼女にメールを書きながら、まさしく鏡であることを実感していた。本当は交流を辞めたくなかったことを正直に書いて送ったら、彼女からも丁寧なメールが届いた。まだ、お互いに相手に対して求めている部分があるが、メールの内容は、ある部分についてはとても耳が痛く、ある部分については心地良いという感じである。ただし、ものごとに対する考え方、感じ方がまったく異なる相手であることは否めない。これまでの交流では、その違いにスポットが当てられることが少なかった。しかし、話が通じないから私との交流をやめると言っている彼女が、丁寧なメールを書いて来てくれたことがとてもうれしかった。この先も、どちらかが相手の話を吸収しなければ、お互いの主張ばかりのやりとりになってしまうのだろう。しばらくは、彼女とメールのやりとりが続くことになるかもしれない。私がメールを書けば、ちゃんと返してくれる相手であることはわかった。

 「ガンまる日記」を書いたあと、私は映画を二本観ることにした。『日本沈没』と『もしも昨日が選べたら』である。金券ショップで格安の映画チケットを購入し、映画館に入ってからガンモに電話を掛けてみると、二十一時過ぎまで仕事にかかると言っていたガンモが、十八時過ぎには上がれると言う。突然、仕事の終了時間を変更されても、映画館に足を踏み入れてしまった私は(実は、入口で映画二本分のチケットを同時に切ってもらった。そういうことをする人はあまりいないらしく、係の人が戸惑っていた)、もう映画を観るしかない。

 ガンモの仕事が早く終わると聞いて、何となくしっくりしない気持ちを抱えながらも、私は一本目の『日本沈没』を観た。こちらは、さすがに酷評されているだけあって、なかなか感想を述べにくい映画であった。やはり、旧作が存在しているだけで、こんなにも比較の対象になってしまうとは。ただ、日本列島が崩壊して行くCGは、かなり手が込んでいたように思う。残念なのは、これほど壮絶なドラマでありながらも、心に残ったものがほとんどなかったというところだ。三十年前に公開された旧作をもう一度観てみたい気がする。

 『もしも昨日が選べたら』は、涙と笑いの絶えない映画だった。内容的には、『天使のくれた時間』と『バックトゥーザフューチャー』と『シティ・オブ・エンジェル』のエッセンスが少しずつ入っている映画だと思った。こういう映画を観ると、人は、失敗の中で学ぶことの方がいかに多いかを改めて実感させられる。万能リモコンで自分に影響を与える人物や出来事を早送りしたり、消音にしたり、巻き戻したりできるという発想は、なかなか面白い。しかし、便利なものは、同時に不便な要素も持ち合わせているといったことが的確に表現された映画でもあった。

 映画を観終わってガンモに電話を掛けてみると、何と、ガンモは三宮に着いたばかりだと言う。結局、いったん仕事を終えたものの、私が映画を観ているので、仕事先でそれとなく私が映画を観終わるのを待ちながら、車で来ていた同僚に三宮まで送ってもらったのだと言う。私はうれしくなり、すぐにガンモと合流した。ガンモと再会したあとの私は、
「帰りにガンモと会えて良かった」
と何度も何度も繰り返した。きっと、『もしも昨日が選べたら』の内容が、ガンモと半日離れていた私をセンチメンタルな気分にさせたのだと思う。

 それにしても、ホットヨガに通い始めてから、余計に外食が多くなってしまったような気がする。積極的に身体を動かすことを選択すると、どうしても外出するようになり、外出するとお腹が減ってしまい、外食することになる。更には、出掛けたついでに映画も観たくなって映画も観る。そうなると、帰りもおなかが空いて外食になってしまう。確かに身体を動かすことは実現できているものの、食生活にはあまり良くない。お弁当を作って持ち歩くには、ホットヨガの荷物があまりにも多過ぎるし、これから寒くなるにつけ、お弁当を食べる場所も限定されてしまう。はてさて、この問題をどうするべきか。『もしも昨日が選べたら』の通り、何かを選べば別のところで弊害が出てしまうのを実感してしまうのだった。

※皆さん、たくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m きのうまでの件は、これからどのようにギャップを埋めて行くか、という段階に入ったのかもしれません。まだまだ気を抜ける状態ではありませんけれども。もしも気にかけてくださっている方がいらっしゃいましたら、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。不思議なのは、直径十二センチの派遣仲間の女性も、話の長い女性とのことで、私とまったく同じような問題に直面していたことでした。職場のメールで、厳しいやりとりが展開されていたようです。

 『もしも昨日が選べたら』は、泣き笑いの連続でした。同じ映画館でも、声をあげて笑っている人がたくさんいらっしゃいました。私からのお勧めの映画です。

 さて、今後も引き続き、記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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