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2006.09.21

個別とグループ

 もう少し、心のもやもやを整理しておきたいので、きのうとは違う面からのアプローチをしてみたい。

 私は、長年、同じ音楽アーチストを応援し続けている。そのアーチストのライブに出掛けると、私と同じように、そのアーチストを長年、応援し続けているファンの友人たちと顔を合わせることが多い。これまでの主な流れとしては、ライブのチケットが届いた時点でお互いの座席番号を教え合い、ライブ当日の開演前にどちらかが相手の席まで出向き、話をするというものだった。世の中に携帯電話が普及してからは、開演前に会場の入口付近で現在地を確認し合い、話をすることが多くなった。

 このときにありがちなのは、誰かと話をしている最中に携帯電話が鳴り、別の友人から、
「今、どこにいるの? 私はここにいるよ」
などと誘われてしまうことである。私は内心、
「こっちの話がまだ終わってないんだけどなあ・・・・・・」
と思いながらも、電話を掛けて来てくれた友人にも愛想を振りまいている。しかし、電話を掛けて来てくれた友人は、私が先に話しをしていた友人とは面識がない。そのため、私が両方の友人と個別におしゃべりをすることになってしまう。

 ここで私は、ハワイでスターオブホノルル号に乗船したときのことを思い出す。あのとき、初めて顔を合わせたアメリカ人のカップル同士が、
"Nice to meet you."
と言いながら、手を差し出して、握手をしていた。そう、日本にはこれがないのだ。だから、いきなり、「友達の友達は、皆、友達」にはなりにくい。おそらくだが、上記した両方の友人が話を始めるのは、二人が別の場所で、私抜きに出会ったときだ。

 彼女たちは、
「まるみちゃんのお友達ですよね?」
などと言いながら、歩み寄り、私をネタにして話を始めるはずだ。そこで意気投合して初めて、「友達の友達は、皆、友達だ」が成り立つのである。

 ライブの行われる会場付近で、お互い面識のない友人同士の間に立って話をしているとき、私はいっそのこと、彼女たちが交友関係を結んで、話を始めてくれたらどんなに時間を短縮できるだろうと思うことがある。友人関係がブロックで繋がらず、個別の交流をしているときは、二人を相手に同時に話をすることができない。まず、最初に話をしていた友人に語りかけ、その反応を確かめたあと、もう一人の友人のほうを向き、話題を振るといった展開になる。そんなとき私は、個別に付き合いのある友人同士が、同じグループに属するならば、もっと効率的なコミュニケーションが成立するのではないかと考えてしまうのだ。例えば、私からのアクションが一つで、二人に向かって同時に語り掛けることができたらいいのにと。

 こうした役割を持って、効率良く成り立っているのが、インターネットの掲示板だと思う。だからなのか、私が個別に交流しているリアルの友人たちの多くは、私のホームページの掲示板には書き込みをしない。掲示板は、「友達の友達は、皆、友達」が成り立っているグループ向けのツールであり、個別の交流には向かないからだ。

 掲示板などのグループをターゲットにしたツールを使えば、複数の人と効率良く交流することができる。しかし、それでも、万事OKというわけには行かない。グループで交流を始めると、往々にして浮上して来るのは、「○○ちゃんにはこれを言えるけど、△△ちゃんにはこれは言えない」という問題である。掲示板で交流している場合は、こうした問題を電子メールでカバーすることになる。また、時には、人と人のブロックがうまく繋がらないこともある。そういうときは、繋がらないブロックがグループのチェーンから外れ、個別の交流に変わる。しかし、個別になれるならまだいい。きのうの記事のように、お互いに心に傷を残したまま、崩壊することもあるのである。

※皆さん、たくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本当にたくさんの方が反応してくださって、とてもうれしく思っています。おかげ様で、きのうの記事を書き上げてから、心のもやもやは少し晴れたのですが、実は、新たな段階に入ったかもしれません。これは、前向きの兆しなのかどうか、確かめるために、私は近々、掲示板で、思い切った行動を取ることになるかもしれません。できる限り、愛を持って行動したいと思いますので、皆さん、どうか温かく見守ってやってください。さて、今後も引き続き、記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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