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2006.08.24

本当に好きとは?

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の数々のグッズを職場に持ち込んだところ、派遣仲間たちから、
「まるみさん(実際に呼ばれたのは私の苗字)は、本当にパイレーツが好きなんですねえ」
と言われた。私は驚いた。本当に好き? 私が? パイレーツ・オブ・カリビアンを? 確かに、海賊の帽子に加え、数種類のクリアファイル、ペンケース、缶入りメモなどを持参した上、仕事で使っているパソコンの壁紙もスクリーンセーバーもパイレーツ・オブ・カリビアンに固めている。しかし、果たしてこれが本当に好きということなのだろうか? 単にグッズで固めているだけじゃないか。

 私は咄嗟に、
「私にとって、本当に好きっていうのは、こんなもんじゃないよ。パイレーツは、普通に好きなだけ」
と答えた。すると、彼女たちは、
「えええ、めっちゃ好きそうに見えますよお」
と驚くのだった。そうか、彼女たちは、私の本当に好きという感情を知らないのだ。
「じゃあ、一番好きな映画って何ですか?」
と尋ねられたので、私は少し考えて、
「ううん、『シザーハンズ』かなあ」
と答えた。すると、彼女たちは、
「ああ、やっぱりジョニー・デップやあ」
と言った。更に、彼女たちの一人が、
「私、『シザーハンズ』の映画のパンフレット持ってますよ」
と言った。私は、
「リアルタイムであの映画を観たとはうらやましい」
とコメントした。

 それにしても、本当に好きとは、一体どういうことなのだろう? 人によって、定義が異なって来るのかもしれない。私にとっては、何をおいても優先し、その想いがいつまでも持続するということだ。想いがもっと強くなれば、仕事をしていても一日中頭の中から離れず、また、想い余った感情を制御し切れずに、仕事中にトイレに駆け込むことさえある。電車に乗っていても、愛する気持ちでいっぱいになり、涙が出て来て仕方がない。パイレーツ・オブ・カリビアンやジョニー・デップに対して、私はそこまでの感情を持ち合わせてはいない。ジョニーが好き! と思いながら、トイレに駆け込んでもいないばかりか、まだ想いが始まったばかりで持続していないのである。だから自分では、普通に好きなだけなのだと思っていた。

 ガンモにこの話を聞かせたところ、
「普通、女性っていうのは、お化粧品にお金をかけるとか、服にお金をかけるとかするだろ? 映画のグッズに何千円も使ってるから、本当に好きと思われたんじゃないの?」
と言われた。なるほど。お金をかけた上で愛でるというのは、好きを判断する材料の一つになるかもしれない。でも、お金じゃない。私にとっては時間を費やすことができるかどうかだ。瞬間的に燃え上がり、短期間のうちに冷め切ってしまう感情もある。しかし、本当に好きというのは、何が起こっても離れようとしない根気強い姿勢だ。炎は、酸素がなくなれば、やがて燃え尽きてしまう。しかし、あたかも自分自身で酸素を補うかのように、決して燃え尽きることのない炎もある。私は、そうした感情を持ち合わせていながら、職場ではその感情を押し隠して仕事をしている。だから、こんな熱いブログを書いているわけなのだが・・・・・・。熱い感情を隠し持っている私からすると、パイレーツ・オブ・カリビアンのグッズを集めただけで本当に好きと言われてしまうのは、職場での自分がいかに偽者であることをまざまざと認識させられる出来事であった。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。m(__)m 掲示板のコメントの返信が遅れてごめんなさい。週末には続きを書けるようにしたいと思います。あと、ハワイの写真もまとめたいのですが、なかなか時間が取れないでいます。こちらも、近いうちにまとめたいと思っています。請う、ご期待!

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