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2006.08.08

日立の樹と日光浴

 ハワイ四日目の今日は、TheBusに乗ってカメハメハ大王の像を見物したあと、ダウンタウンまで歩いた。そこからチャイナタウンを通って別のバスに乗り換え、日立の樹を見に行った。日立の樹とは、

♪ この樹 何の樹 気になる気になる樹 ♪

のCMで有名なあの樹である。

 TheBusを降りて、ガンモの案内する方向へと歩いて行くと、民家の前で住民のご夫婦と目が合った。私たちに何か話しかけてくださったのだが、良く聞き取れず、きょとんとしていると、奥さんのほうが、
"Hitachi Tree?"
と尋ねてくださった。驚いた私たちが、
"Yes, Yes."
と言うと、
「こっちじゃなくてあっちよ」
と説明してくださった。おそらく、日立の樹を見に来て、その周辺をうろうろする日本人がたくさんいるのだろう。教えられた通りの道を行くと、やがて広い公園の入口が見えて来た。あっ、日立の樹がある! と思ったのだが、あれれ? 向こうにもあっちにも、同じような樹が何本かある。しかし、どう見てもそれらしいのは一本しかない。おそらくこれだろうと思いながら、私たちはその樹を念入りに写真に収めた。

 すると、向こうから日本人観光客の団体さんがやって来た。本当にその樹が日立の樹なのかどうか、♪ 気になる気になる樹 ♪ だった私たちは、日本人観光客の皆さんがどのような行動を取るのか、観察していた。すると、やはり彼らは、私たちが狙いを定めた樹を念入りに写真に収めていた。ガンモに、
「やっぱりあれが日立の樹なんだよね」
と言うと、ガンモは、
「うん、間違いないよ。だって、他にも何本か樹があるのに、あの樹しか見てないもん」
答えた。

 日立の樹は、とても不思議な樹だった。上に向かって枝が伸びていくのが一般的な樹だと思うのだが、日立の樹は、両手を広げるようにして横に伸びた枝がいくつもあった。確かに気になる樹だった。私は日立の樹の幹に手を当てて、エネルギーをもらった。

 日立の樹の近くに、公園の公衆トイレがあったので入った。ところが、入ってみてびっくり! 何と、何と、個室の扉がないのである。三つある個室は、すべてオープンなスペースとなっていた。さすが、オープンな国、アメリカである。と私は思ったのだが、ガンモは、
「安全のためにドアを付けてないんじゃないのかな」
と言った。トイレという密室の中で、何が起こってもおかしくない国だからなのだろうか。

 他に誰も利用客がいなかったので、私は思い切って、オープンスタイルの公衆トイレで用を足した。なかなか新鮮な気分だった。日本も同じようなスタイルを取ってみればいいのにと思ったと、少々強がっておこう。

 そこから再びTheBusに乗り(実は、帰りのバス停をかなり探し回ることになった)、チャイナタウンに戻って、本格的な中華料理を食べた。出て来た料理の量が、とにかく多くて驚いた。日本の一.五倍くらいの量が出て来るのである。このままでは、日本に帰る頃には身体までも一.五倍になってしまうという危機を感じながらも、久しぶりに口にする温かい料理に、涙がちょちょぎれるほど感動した。私の身体は、温野菜を強く欲していたのだった。

 このお店には、メニューに日本語がなかったので、日本人はあまり利用していないと思われる。お昼どきだったにもかかわらず、店内には、私たちの他には日本人は誰もいなかった。私たちが店内に入ってからも帽子をかぶったままでいると、お店のお客さん(中国人の方)に注意されてしまった。

 ガンモは、日本語のメニューもない上に、お店に入ってチップをどう渡せばいいのか、とても不安だったらしい。しかし私は、他のお客さんがどのようにお勘定を済ませているかをじっと観察していた。支払い終わる前に、テーブルの上に置いておく人、もらったおつりの中から店員さんに手渡しする人の二パターンがあった。私たちは、飲食料金の十五パーセントをチップとしてテーブルに置いて店を出た。こんなちょっとしたことでも、私たちにとっては大冒険だった。

 十分な腹ごしらえをした私たちは、再びTheBusに乗り、ビーチへと向かった。せっかくハワイに来たのだから、ビーチに行って泳いだり、身体を焼いたりしようということになったのだ。そのため、私たちは、出掛ける前から水着を着用し、その上にアロハシャツを羽織っていた。ビーチに着くと、寝転がれるように、ビーチの近くにあるABCストアで99¢のゴザを二枚買った。

 ビーチのトイレには、貴重品用の小さなコインロッカーが設置されていた。ここに貴重品を預けておけば、安心して海に出られるようである。しかし私たちは、貴重品をたくさん持ち歩いていたので、コインロッカーには預けずに、変わりばんこで海に入ることにした。

 まず最初に私が海に入った。思っていたよりも、ハワイの海の水は冷たかった。良く見ると、小さな魚が群がって泳いでいる。しかし、ビーチ付近の水はゴミが混じっていて、少々汚い。また、比較的浅瀬ではあるが、打ち寄せて来る波が高い。そのためか、サーファーたちの姿も多い。彼らも必死で波に乗っていた。

 日差しは否応なしに強く照り付けて来た。しかし、雲が多いために、ときどき日差しが弱くなる。現地ツアーのガイドさんに、ハワイの紫外線は日本の八倍もあるので、日焼け止めクリームを塗っておいたほうが良いとアドバイスをいただいたので、私たちはそれに従った。二時間ほど、ビーチで戯れていただろうか。満足した私たちはビーチを引き上げ、今度はホテルのプールに入ることにした。

 プールサイドに並べられた、角度を調整できる日焼け用のチェアに寝転がり、私たちは優雅なリゾート気分を味わった。プールサイドには、木陰で本を読みながら身体を焼いている人、何か物を食べている人などが居て、それぞれが思い思いの時間を過ごしていた。日本に帰れば、また仕事が待っている。しかし、ハワイという場所は、そんなことをすっかり忘れさせてくれるほどの国際的リゾート地だった。

 時計は十七時近くを指していたが、まだまだ日差しは強かった。プールで一時間近く過ごしたあと、私たちは部屋に戻り、シャワーを浴びた。

 きのうのダイアモンドヘッド焼けの上に、ビーチ焼けとプール焼けが重なり、私たちの肌は手を中心に黒くなっていた。ダイアモンドヘッド焼けのほうが強烈なのか、焼けたところとまだ焼けていないところに落差がある。ガンモは、本格的に肌を焼いたのは、小学校以来のことだと言う。日焼け止めをあまり塗っていなかったが、大丈夫なのだろうか。シャワーを浴びて、バスタオルで身体を拭くときに、既に痛いと言っていた。

 少し休息を取ったあと、私たちは再び街に繰り出した。JCBカード会員は無料というトロリーバスに乗り、ハワイを訪れた日本人なら誰でも出掛けるというアラモアナショッピングセンターへと出掛けた。そこで一.五人前のスパゲティーとドリンクを堪能したあと、プロゲステロンクリームを買って、アラモアナショッピングセンターをあとにした。

※撮影した写真はまるみNatureで公開しています。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m こんなふうに、毎日、アクティヴに動き回っております。ハワイへの滞在も、残すところあと一泊となりました。毎日、リゾート気分を味わい過ぎているせいか、帰国してからのギャップが怖いような気もしています。(^^;

※ななちゃん、掲示板の返信についてのコメント、どうもありがとう。できないことを約束してしまったなあと、申し訳ない気持ちになっていたところだったので、本当に助かったよ。そのせいか、自分が日本から遠く離れてしまっているような、妙な気持ちだったの。ななちゃんのコメントで、日本との接点を取り戻すことができたよ。本当にどうもありがとう。(^^)

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