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2006.08.23

ホットヨガ(六回目)と時給交渉

 レディースディに早く上がって映画を観に行けるなら、ホットヨガのレッスンにも顔を出せるのではないか。そう思って、私は二十時半からの最終レッスンの予約を入れてみた。前日に仕事を早く上がったので、何となく上がり辛かったが、レディースディで早く仕事を上がるとき、
「明日もヨガなので早く上がりますよ」
と宣言しておいたのだった。

 腹ごしらえをしたあと、十九時過ぎに職場の最寄駅を出発した。ここからスタジオのある神戸までは、およそ一時間かかってしまう。それでも、早めに出発したせいか、比較的余裕のある時間にスタジオに着いた。だいたいこれくらいの時間に仕事を上がって、ご飯を食べて、というタイムスケジュールが私の中で出来上がった。同じ週にレディースディの映画とホットヨガを両立させることは難しいかもしれないが、どちらか一つであれば選択できそうである。

 さて、スタジオに入ってみてびっくり! いつもよりも人が多いのである。やはり、私と同じように仕事帰りの人が多いのだろう。休日のレッスンのように、友達同士でおしゃべりをしながら待っている人は誰もいない。私は、引き締まった気持ちでレッスンを受けた。今日のインストラクターは、二回目のレッスンを担当してくださったインストラクターだった。あのときは、まだ二回目だったので、彼女の声が聞き取りにくいと感じてしまったのだが、次第にレッスンに慣れて来たので、彼女が何を言っているのか、予測できるようになっていた。

 肝心の汗のかき具合だが、そろそろ身体が休息しようとしている時間帯だったからだろうか。いつもよりも汗をかかず、喉もあまり渇かなかった。それとも、身体がそろそろ次の生理の準備を始めていて、水分を溜め込もうとしているのかもしれなかった。もしも活動的な昼間のほうがたくさん汗をかくことができるなら、夜のレッスンは避けたほうがいいのだろうか。あと何回か夜のレッスンを体験してみて、判断しようと思う。

 レッスンが終わったのは、二十一時半だった。この時間帯になると、さすがに早く帰りたがる人がいるのだろう。最後までレッスンを受けずに退出してしまう人が三名もいた。人が多いので、シャワー室が混んでしまうという要因もあるのだが、彼女たちがもしも早く帰りたいだけの理由で退出しているのなら、少し残念に思えた。

 レッスンが終わり、シャワーを浴びてスタジオを出ると、二十二時前だった。ガンモに電話を掛けてみると、まだ仕事をしていると言う。実は、ホットヨガに出掛ける直前にガンモに電話を掛けたとき、ガンモに厳しいことを言われてしまったのだ。私の派遣仲間の一人が六月から時給を上げてもらったという話を聞き、私は少々落ち込んでいた。彼女は、私よりも実務経験は少ないが、かなり残業して頑張っているので、最初に来たときよりも五百円以上、時給を上げてもらっている。今回の時給アップで、私の時給を越えてしまったのではないかという気がして、少し落ち込んでいたところ、ガンモが、
「当たり前だよ。だってまるみは努力してないもん」
と、とどめをさしたのだ。私はかなりムカッと来たが、ガンモがとても忙しそうだったので、そこでいったん電話を切ったのである。

 私は、ガンモがとっくに帰宅しているものと思い込んでいたので、まだ仕事をしていると知って驚いた。同時に、私がホットヨガに出掛けているのに、ガンモが一人で帰宅していたらと思うと、申し訳ないような気持ちにもなっていたのだが、まだ仕事をしているということで、すぐさまその申し訳ない気持ちから解放されることになった。私は、ガンモにあとどのくらいかかるか尋ねたが、あと一時間はかかると言うので、夜も遅いし、私は一人で先に帰宅することにした。

 自宅の最寄駅に着いて再びガンモに電話を掛けてみると、ようやく上がれそうだと言う。私は、時給のことを蒸し返した。
「オフィスの冷房がきつかったときに、私は自分でもかなり頑張ったはずなのに、『努力してない』はないんじゃないの?」
私は半分、涙声になっていた。ガンモは申し訳なさそうに、
「ごめん。仕事が忙しくて余裕がなかったんだよ」
と謝った。

 派遣社員の時給は、営業担当との相談で決まる。派遣社員のほうから営業担当に申請すると、営業担当が企業と交渉してくれるのだ。私は、こういうことに無頓着で、もう二年くらい、営業担当と時給の話をしていない。しかし、たまたま、六月の更新のときに、営業担当に頼んでみたのだ。
「もう二年くらい、時給を上げていただいていないので、そろそろ上げていただけないか、企業と交渉してください」
と。そのときは、オフィスの空調の件ですったもんだしていたので、営業担当は言い出しにくかったのかもしれない。願いごとと同じように、企業に対して、あれもこれもお願いとは行かないものだ。企業との面談のあと、営業担当からは、空調の件だけを聞かされたが、時給アップの話はなかったのである。私は、空調の件が解決しただけでもありがたかったので、時給の件は確認しなかった。九月の更新の企業との面談はもう終わってしまったので、次回は年末である。そのときにもう一度、営業担当に交渉してみることにしよう。二年も経っていれば、一時間にこなせる仕事の量は、確実に増えているはずなのだから。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、ありがとうございます。m(__)m 水曜日は、ホットヨガのスタジオの隣にあるミニシアター系の映画館がレディースディだということが判明してしまいました。ミニシアター系の映画館は、情緒的な作品も多く、見逃せません。ホットヨガに足を運ぶか、映画を観るか。とにかくいろいろ悩んでしまうこの頃です。

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