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2006.07.15

失われた性を求めて

 楽しみにしていた三連休が始まった。ガンモは真ん中の日に仕事が入っていて、初日と最終日だけが休みだ。その初日に、ガンモと二人でゴニョゴニョしている映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を観ようと思っていた。しかし、何ということだろう。いざ、再生しようとすると、ゴニョゴニョに失敗していることに気がついた。結局、DVDをもう一度レンタルしなければ観られないことがわかってしまった。一部の地域では、この三連休に映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』が先行公開される。しかし、前作を観ていない私たちは、それを観に行くこともできないわけである。

 おまけに、私はクーラーの当たり過ぎでひどく頭が痛く、うんうんうなっていた。お昼に食べたものを全部戻してしまい、ガンモが優しく介抱してくれた。戻したあとは、少し楽になり、夜になるとすっかり元気を取り戻していた。ああ、こんなふうに、せっかくの三連休の初日が台無しになってしまったわけである。ここのところ、本当についていない。何かしようと計画する度に、足止めを食らってしまうのだ。あたかも、じっとしていなさいと言われているかのように。その代わり、一晩で一キログラム以上痩せた。それを思えば、ちょっとだけついているかもしれない。

 元気になった私は、とあるブログに釘付けになった。

オカマだけどOLやってます。

 性同一性障害を抱えている戸籍上は男性の能町みね子さんが綴られたブログである。私は、気に入ったブログを見つけると、すべての記事を一気に読んでしまう。みね子さんのブログも、食い入るようにして、すべての記事を完読させていただいた。彼女(?)の綴る文章には、とても好感が持てる。私の求めている「中性」をみね子さんの中に見出したからだろうか。

 肉体的には男性なのに、ご両親にカミングアウトされた上で、肉体的にも女性になろうとされているみね子さん。スーツを着てネクタイを締めるのが嫌だったというみね子さん。付き合っていた女性に、性器を触られたとき、激しく泣きじゃくってしまったというみね子さん。そんなみね子さんのブログには、肉体的にも少しずつ女性になって行くプロセスが赤裸々に綴られている。女性性が欠けている私は、みね子さんの文章を読みながら、改めて女性性について考えたかった。女性でありたいというのは、一体どういうことなのだろうと。

 ある時期までのみね子さんは、声の低さを気にされていた。声を高くするために、これまでいろいろな苦労をされているらしい。そう言えば、私も声は低いほうだ。声を高くすると、女性性も一緒に高まって来るのだろうか。

 また、みね子さんは、肉体的にも女性に近づくために、女性ホルモンを摂取されているらしい。私も、天然のプロゲステロンを皮膚から補充している者として、とても興味を持った。しかし、副作用をかなり気にされていたので、みね子さんが摂取されているのは、どうやら人工ホルモンらしい。現在は、プロゲステロンのみの摂取だとか。女性ホルモンはバランスが難しいので、肉体的な男性が一から摂取するのはとても難しいだろう。みね子さんは、胸は大きくなくてもいいと書かれているので、エストロゲンを摂取されないのだろうか。エストロゲンを摂取するときは、過剰摂取に注意しなければならないので、そのほうが賢明かもしれない。

 それにしても、私は何故、こんなにもみね子さんに好感を持ってしまったのだろう。私は性同一障害ではないので、みね子さんの苦しみを理解することはできない。男女の愛をずっと大切にして来た私は、特定の男性との熱い恋愛を望んで来た。そして、ガンモと出会い、その願いは叶った。果たして、みね子さんが求めている女性性と、私が探している女性性は同じなのだろうか。求めているものが同じだから、私はこんなにもみね子さんに好感を持ってしまったのだろうか。いや、違う。多分、失ってしまったものを求めようとしているみね子さんの姿勢に、激しく共感したに違いない。現段階では、私は、みね子さんほど本格的に女性性を求めてはいない。だから、失われた性を求めようとする姿勢に共感を持ったみね子さんから、女性性を学び取りたいと思ったのだろう。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、どうもありがとうございます。みね子さんのブログは、ユニークなイラストもあり、とても読み応えのあるブログです。是非訪問してみてください。さて、私は、体調も回復して来たので、ホットヨガを体験して来ました。明日は、ホットヨガについて書きたいと思います。

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