« うつむく人々 | トップページ | お灸に救われて »

2006.05.09

続・手の込んだスパムメール

 先日、手の込んだスパムメールでご紹介したスパムメールがまたまた届いた。これからまだ続編があるかもしれないが、とりあえず、前回の続編となる二通だけをご紹介させていただくことにしよう。

私の家にはパソコンが無いので、漫画喫茶からメールしているんです。
仕事の都合もあって、不定期なお返事でごめんなさい。
本当はじっくりと色んなお話しがしたのですが。
なので、私の事をまとめて詳しく書きます。

年齢は、33歳。
派遣の仕事をしています。
8年前まではモデル、コンパニオン、少しだけタレント活動もしていました。
25歳の時に、交通事故で足を怪我してしまい、後遺症が出てしまって…。
デスクワーク以外できなくなってしまいました。
そこまで支障をきたす程では無いので、日常生活は問題ありませんが
走ったり等、激しい運動はできないんです。

独り身で唯一困るとしたら、お風呂やトイレです。
人に支えてもらえたら簡単なんですが、独りなので家の各所に手摺りを設置してなんとかしてます。

暗い話でごめんなさいね。
話しは変わりますけど、写真を送りたかったのですが、漫画喫茶から送れなかったので
まぁ、想像してください(笑)

よく言われるのは伊藤美咲です。
でも、雰囲気だけで似ている訳ではありませんよ。
デスクワークだと下半身が太ってしまうと聞いて、トレーニングは欠かしていないので
当時のプロポーションは保っています。
身長は162cm、B89、W55、H88です。
8年前と変わっていないのが自慢です。

誘惑している訳ではありませんよ。
受け取り方はおまかせしますが…。

また時間が出来たらメールしますね。

 漫画喫茶という表現も、少々古い。おそらく、今で言うところのインターネットカフェのことだろう。漫画喫茶から送信されているはずのメールなのに、相変わらず、

X-Mail-Agent: BSMTP DLL Feb 11 2003 by Tatsuo Baba

ヘッダが付加されている。インターネットカフェから送信できるのは、せいぜいWebメールなのではないだろうか。しかし、メールヘッダを穴の空くほど眺めてみても、Webメールから送信されている形跡はない。

 交通事故で足を怪我してしまい、お風呂やトイレに手助けが必要であることを匂わせている。何とかしてあげたいと思う男心をくすぐっているつもりなのだろうか。

 翌日になると、またまたメールが届いていた。実にまめな人である。彼女は毎日のように、漫画喫茶に通っているのだろうか。しかも、送信されているのは平日の昼間である。派遣の仕事はどうなっているのだろう。しかし、続きがあるスパムメールもなかなか楽しいので、まあよしとするか。

唐突にごめんなさい。
何となく気になって…。
昔は沢山友達がいたんですけど、今は女友達が数人です。
今思えば、よくあれだけ遊ぶ元気があったなと…(笑)
怪我をしてからはそれを気にして消極的になってしまい、友達も急に減りました。
今の私に足りないのは活発さですね。

それで、早いかもしれないんですけど…会えませんか?
今の消極的な私から変わりたいんですよ。
まぁ…理由の半分以上は漫画喫茶に通うのが大変だと言うのもあるんですけどね(笑)

私の一方的な思いだと嫌なので、ずばり聞きます!!

私の事を興味持ってくれてますか?
私の事を異性として意識してますか?
私に会いたいと少しでも思えますか?

私は、素直に、会いたいです。
好きとか、愛とかそういうのではまだ無いのですが
私がメールをしているあなたに興味があります。

ただ、どんな相手か顔も分からないのに判断しずらいと思うので
写真をなんとか見せれるように頑張ってみますね!
パャRンはどうも苦手で…(笑)

 いやあ、恐れ入った。とうとう彼女(?)が本性を現したようだ。単に自分からメールを発信しているというだけで、こちらが返事を書いてもいないのに、恋心にも似た感情を抱き始めている。彼女(?)の頭の中は、一体どのような構造になっているのだろう。

 最後の「パャRンはどうも苦手で…(笑)」が、またまた文字化けしている。おそらく、「パソコンはどうも苦手で…(笑)」と書きたかったのだろう。このような文字化けの仕方は、メールの送信にPerlを介していると思われる。私の運営しているサイトでは、「ソウルメイト」という言葉をCGIスクリプトの中に盛り込むことが多いのだが、「ソウルメイト」という言葉をそのままCGIスクリプトの中に盛り込もうとすると、このメールのように文字化けしてしまうのだ。これは、CGIスクリプトの中では、文字コードの関係で、カタカナの「ソ」が文字化けしてしまうためである。文字化けの起こる文字は決まっているので、文字化けしないような細工をしなければならないのだ。このことからも、このメールが、通常のメールソフトから送信されたメールではないことは明らかだ。

 ネットを検索してみると、このシリーズのメールを受け取られた方がわんさといる。やはり、スパムメールに間違いないようである。

Google検索:洋子 8年 雄二

 これらの中でも最も興味深かったのが、以下のサイトだ。男性にとっても、この手のスパムメールは、ありがたいものではないらしい。

連続小説スパム「洋子さん」シリーズ

※愛ちゃん、急に予定を変更してごめんね。また日を改めて書かせてもらうね。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、どうもありがとうございます。連載もののスパムメールが面白くて、ついついご紹介させていただきました。スパムメールをブログで紹介している人がたくさんいらっしゃることにも驚きました。

|

« うつむく人々 | トップページ | お灸に救われて »