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2006.05.05

興奮冷めやらず

 ゴダイゴの再結成コンサートは終了してしまったものの、私はまだまだコンサートの余韻に浸っていたかった。芸能ニュースや人々の日常は、そこに留まりたいと思っている人がいても、否応なしにどんどん流れて行く。しかし私は、七年振りの再結成コンサートの余韻をもう少し引きずりたかった。だから、私と同じように東大寺に出掛けた人たちが書いたブログを念入りに探してみることにしたのだ。

 「ゴダイゴ 東大寺」というキーワードでネットを検索してみると、彼らの再結成コンサートを単にニュースとして取り上げている人(つまり、自分自身は足を運ばないが、世の中の人たちに情報を伝える橋渡し的存在としてブログを書いている人)、昔、ちょっと好きだったので、コンサートには行きたいと思っているが、都合がつかない人、何が何でも足を運ぶという人の三種類の人たちが書いたブログがヒットした。

 私は、言うまでもなく、何が何でも足を運ぶという人たちが書いたブログを読みたかった。そして、東大寺での再結成コンサートの興奮を書き綴っている人たちの書いたブログに目を通しては、とてつもなく熱いものが込み上げて来るのを感じていた。

 特に、関西以外のエリアから遠征して来た人たちの綴ったブログには、強いエネルギーを感じた。私は、こういうエネルギーに触れていたいといつも思うのだ。そのアーチストが好きで好きでたまらずに、多少遠くても、何とか都合をつけて遠征して来るほどのエネルギーに。そうしたエネルギーを持っている人たちは、再結成コンサートが開催されるとわかった時点から、そこに向かって猛烈に準備を整え始めるのだ。例え子供が居たとしても、家族を説得して家族連れでやって来る。例え仕事を持っていても、その日だけは休みにできるように、普段の仕事に精を出す。ゴダイゴに限らず、私は長いこと、このような情熱的なエネルギーに触れて続けて来た。

 しかし、ある人にとって、ゴダイゴとは、『ガンダーラ』や『モンキーマジック』や『銀河鉄道999』といったヒット曲を生み出した対象でしかないのも事実である。そういう人たちにとっては、彼らが再結成コンサートを東大寺で行ったことなど、芸能ニュースの一部として、どんどん流れて行く。彼らの頭の中は、常に新しい芸能ニュースで塗り替えられて行くのだ。私は、そのことが残念でならなかった。だから、せめて私だけでも、ここで時間の流れを止めて、再結成コンサートの余韻が残っている「今」に留まりたいと思ったのかもしれない。

 あるブログで、「秋になったら、全国ツアーも始まるみたいです。楽しみですね」というコメントを見つけた。私はそのコメントを読んで、再び熱いものが湧き上がって来るのを感じた。

※いつも応援クリックしてくださっている皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m「百聞は一見に如かず」という言葉にもある通り、映画でも、コンサートでも、実際にその場で体験していない人たちにとって、何のことはない、他人の非日常なのかもしれません。しかし、私は敢えて、この非日常をもう少し引きずりたいと感じました。ガンモがハワイに出掛けたときも、私はしばらくハワイに関する記事を書き続けました。おそらく、明日になれば、別の記事を書くことになるでしょう。でも、ここに留まりたかった私の想いを理解してくださる方がいらっしゃったら、光栄です。

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