« 日本の産婦人科事情 | トップページ | ガリバーくん »

2006.04.17

スィートテンハワイ旅行

 ハワイでウィークデーを過ごし、リゾート気分がなかなか抜け切らないガンモは、
「仕事になんか行きたくない」
と言って嘆いていた。私は、
「そんな甘えたことは許しません!」
と言って、半ば追い立てるようにしてガンモを仕事に送り出した。

 夜、仕事を終えてからガンモに電話を掛けてみると、ガンモは仕事で呼ばれて、大阪の天王寺に居ると言う。
「俺は○○線で帰るから」
とガンモが言った。普段、私たちが通勤で利用している路線とは違う路線である。三ノ宮駅に着いて、もう一度ガンモに電話を掛けてみると、ガンモは梅田に居ると言った。私が三ノ宮から帰宅するのも、ガンモが梅田から帰宅するのも、ほぼ同じくらいの時間のはずだ。最寄駅を降りた私は、いつものようにスーパーで買い物を済ませてから、自宅への道のりを自転車に乗って走っていた。

 自宅近くの交差点に差し掛かり、私が信号待ちの体勢に入ったとき、交差点の右手のほうから、懐かしい雰囲気を持った男性が歩いて来るのが見えた。ガンモだった。自宅近くのその交差点は、私たちが普段利用している路線への最寄駅に向かう道と、ガンモが梅田からの帰りに利用した路線への最寄駅に向かう道がちょうど交差する場所だった。特に申し合わせたわけでもないのに、まったく同じ時間に交差点の信号待ちをできるほどのグッドタイミングで、私たちが出会うことになろうとは驚きだった。
「これは、運命的な出会いだから」
と私は言った。ガンモもまた、この運命的な出会いにひどく感激していた。

 ガンモは、大阪の旅行会社から、ハワイ旅行のパンフレットをわんさと持ち帰っていた。一昨年の夏休みは二人で九州に出掛け、去年の夏休みは二人で北海道に出掛けた私たち。夏に涼しい北海道が気に入って、来年の夏もまた来ようと誓った北海道。しかし、つい先日出掛けたばかりのハワイのことがなかなか忘れられないガンモは、帰国してからもずっと、ハワイのことで頭がいっぱいなのだった。それに加え、結婚十周年ということで、気持ちが盛り上がっているのだろう。

 しかし、先日も書いた通り、夏休みのような繁忙期は、旅行代金が通常の二倍以上にも跳ね上がる。しかも、どのホテルに滞在するかで、旅行代金に大幅な違いが出て来る。少々節約してグレードのあまり高くないホテルを選ぶか、それとも、お金を掛けて少しグレードの高いホテルを選んでみるか。そこが私たちにとって、一番の悩みどころなのである。ガンモはグレードの高いホテルに泊まらせてもらったので、ホテルのグレードを落としたくないようだった。しかも、ハワイ滞在中もブログの更新をしたい私たちは、インターネットの設備が完備されているホテルに泊まりたい。

 ああでもない、こうでもないと、私たちはさんざん悩みながら、ガンモが持ち帰った旅行パンフレットを細かくチェックして、ついに自分たちの探している条件に合ったツアーを選び出した。そして、善は急げと、ツアーの申し込みを済ませたのである。関空発七日間のツアーだ。

 結婚したときは地味婚で、結婚式も行わず、ハネムーンにも出掛けなかった私たち。今でもそれは必要ないと思っている。それでも、結婚して十年経ったら、スィートテンガタンゴトン(ガタンゴトンとは、青春18きっぷの旅)に出掛けようと言っていた。それが、ガンモのハワイ旅行をきっかけに、スィートテンハワイ旅行に変わってしまったのである。あれよあれよという間にハワイ旅行が決まり、まだまだ実感の沸いて来ない私である。

※皆さん、いつもはちゃめちゃな私たちを応援してくださってありがとうございます! 例えはちゃめちゃでも、交差点で運命的な出会いができるほどの私たちだからいいかあと思うのであります。

|

« 日本の産婦人科事情 | トップページ | ガリバーくん »