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2006.03.14

菜の花

 ガンモの仕事が休みだったので、仕事帰りに近所のスーパーでガンモと待ち合わせをした。日頃の野菜不足を解消しようと、野菜コーナーに足を運んでみると、菜の花が大変お買い得になっていた。菜の花好きの私は、迷わずそれを取って、買い物かごに入れた。

 帰宅して、菜の花を水洗いしたあと、おなべに移して水を加えて少しゆでた。ほど良い具合にゆで上がった菜の花を、私はお皿に盛りつけて食卓に出した。食卓と言っても、諸事情により、我が家の食卓はベッドの上である。私たちは、ほど良くゆで上がった菜の花に、カロリー1/2のマヨネーズをつけてパクパク食べた。

 お皿に盛りつけた菜の花がそろそろ底をつきかけた頃、菜の花を盛っているお皿の下に菜の花の汁が溜まって来ているのが見えた。それはそれは、おびただしいほどの汁の量だった。私はそれを見て、ガンモに言った。
「ゆでた菜の花、とても熱かったから、水分を絞り取らなかったんだよね」
「知ってる」
ガンモは即座に答えた。

 なあんだ、ガンモも気づいていたのか。本当は、ゆでた菜の花の水分を絞り取るべきものだということを。そのことに気づいていながら、ガンモも私も、水分をたっぷり含んだ菜の花を黙々と食べ続けていた。

 こんなことに、いちいち目くじらを立てようとしないガンモを、ああ、愛だなあと実感する私であった。

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