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2005.12.02

住めば都

 十一月いっぱいまでの助っ人の仕事が二週間ほど延長になった。対立していた派遣仲間とも、その後、わだかまりなく話をしている。大噴火した怒りも、放出してしまえば、やがて終息に向かう。そして、私も、新しいプロジェクト特有のお約束ごとに慣れて来て、仕事をこなすスピードも上がって来た。新しいプロジェクトに参加した直後は、あんなに激しい怒りさえ感じていたというのに、本当に不思議なものだ。みんなで一つのものを作り上げるというプロセスにおいては、そこに参加している人たちとの間に相対的な関係が結ばれるのだろう。住めば都というのは、こういうことなのかもしれない。外から眺めているうちは、部外者に過ぎないが、中に入ってしまえば、人々は次第に連携して来るのだ。

 仕事を終えて二十三時半過ぎに帰宅し、明日からの旅行の準備をした。仕事疲れでへろへろだった上に、前日の夜、あまり眠れなかったので、かなり眠い。しかし、これから出掛ける三朝温泉の下調べもまだ不十分だ。宿も手配していない。それでも私は、三朝温泉に行くのだ。

 ところで、きのうの記事を読んだガンモが、
「慰安旅行ってのはやめてくれない?」
と言って来た。
「どうして?」
と尋ねてみると、
「慰安旅行って、女の人をお金で買うために、団体で出掛けてた時代の言葉だから」
「ふうん。そう言えば、『慰安婦』という言葉もあるもんね」
と答えた私だったが、慰安旅行は、本当にガンモが言うような響きを持っているのだろうか。確かに、そういう時代があったことも記憶に残ってはいるのだが。

 さて、ガンモは、会社の人の運転する車に乗って鳥取入りすることになっている。私も同じ方面に向かうので、
「私もその車に乗っていいのかな」
と尋ねてみると、
「残念。五人で定員なのよ」
と、あっさり断られてしまった。

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