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2005.09.05

個の付き合い

 先日の公開録音のチケットを融通してくれた友人から、「ガンまる日記」を読んだとのメールが届いた。彼女は、同じアーチストを応援し続けている古い友人である。「ガンまる日記」やホームページにもときどき目を通してくれていて、感想をメールで送ってくれる。彼女は、私が好きなメンバーとは違うメンバーのことをずっと大切に想っている。

 彼女のメールに、こんなことが書かれてあった。

HPを見せてもらったの。
○ちゃん(※私の好きなアーチストの愛称)のこと、“そんな風”に見てあげることが出来るのね。
なんか、“超えてる”よね。。。
私にくれたメールにもあったね。
「みんなに愛されている○ちゃんを見るのはうれしいもんだね。」って。
まるみちゃんご夫婦に見てもらって良かったぁ。


感動したの。
「お揃いの服を着て、お揃いのリュックを背負って、おそろいの 体型で」
ってところ。

 おおお! ありがとう。チケットを都合してくれて、本当に感謝感謝。でもね、超えてなんかないよ。以前よりも、客観的に見られるようになっただけだと思う。それは、以前よりも盲目的でなくなったからなのかもしれないけど。もっと広い観点から、彼らを観察できるようになったんだよ。

 不思議なことだが、彼女と私は、年を重ねるごとに、どんどん距離が近くなって行くような気がする。彼らに対してバリバリの全盛期の頃は、彼女と一対一で話をすることがあまりなかった。若い頃は、何となく存在していたファン同士のグループのようなものに属していた私たちは、特定の対象と密な関係を結ぶことはなかったように思う。それが、お互いにだんだんと年を重ねて来て、個と個の付き合いに発展し、特に携帯電話を持ったり、インターネットに接続するようになってからは、次第にそれが顕著になって行った。彼女が初めてインターネットに接続して、私のサイトに目を通してくれたとき、こんなうれしいことを言ってくれた。
「彼らのファンサイトをいろいろ見て回って、ああ、インターネットってこんなものかなと思い始めていたけど、まるみちゃんのサイトを見たとき、もっともっと読みたい気持ちになれたよ」
うれしかった。彼女には、これまで私が見せていなかった部分を出してもいいのだと感じた。グループから離れて、個の付き合いが実現し、何年もかかってようやくここまでたどり着いたような気がする。おそらく、私とウマが合う人というのは、目の前の愛から目を反らさずに、ちゃんと愛のはなしができる人なのだと思う。

まるみちゃんにも思う。。。○○○さん(※彼女の好きなメンバーの名前)にも思う。。。
そんなに、倒れる一歩手前ではないのかと心配する程に
エネルギッシュに生きるパワーはなに?
譲れないものに対する愛なのですか。


おバカな私は、こんなところまで来てやっと、
彼の○○○(※バンド名)への深い愛に気付きました。

 彼(友人の好きなメンバー)は、私と同じように熱い人だ。だから、私には、彼の熱さが良くわかる。私は彼女に、彼と一度、お酒を飲んでみたいと頼んでいるのだが、なかなか実現しない。当たり前か。(苦笑)

 どうしてそんなにエネルギッシュでいられるか。最近、いろいろな人に尋ねられるのだが、自分ではあまりエネルギッシュだという自覚がない。しかし、自分のエネルギーが落ちているときは、とことん落ち込んでしまう。言葉が出て来なくなってしまうし、スピリチュアルな感覚からも遠ざかってしまう。いつもいつもいつも高いエネルギーを保つ続けているわけではなく、上がったり落ちたりの繰り返しだ。

 ただ、世の中にこれを伝えて行きたいという強い欲求はある。私にとってはそれが、男女の愛というテーマである。その要素に対し、能動的な性格と、文章を書くことが好きということと、人との対話が好きという要素が加わっているのだと思う。

 掲示板などで、バラバラの魂が一つに向かって行くプロセスも一体感があって素晴らしいが、集団から離れ、個としての魂と向き合って行くプロセスもまた楽しい。自分がどのような集団に属した上で、個を見つめて行くにもよるのかもしれないが。

 先日、私の派遣先の部長が、私の体調を気遣って、声をかけてくれた。そのときに、私は思ったものだ。職場などでは、女子トイレで二人きりにでもならない限り、個と個の付き合いには発展しないものだと。部長は男性なので、女子トイレで話し込むわけにはいかない。また、女子トイレで話をするチャンスに恵まれたとしても、個と個の関係に発展しない場合も多い。個と個の付き合いに発展するときは、お互いに場の雰囲気を読みながら、相手が発する次の言葉を楽しみに待っている。そうしたやりとりが心地よければ、個と個の付き合いは、全体像にごまかされることなく、あっという間に発展する。

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