結婚九周年
去年迎えた結婚8周年から更に一年の月日が流れ、ガンモと9回目の結婚記念日を迎えた。9年というのは、節目になり切れなくて、何だか中途半端だ。去年も、「8進法なら10年なのに」などと書いているが、今年こそ、「9進法なら10年なのに」と思ってしまう。
平日の休みを取り易いガンモは休みを取っていたが、私は仕事に出掛けた。しかし、比較的早めに仕事を上がることができたので、私はガンモと待ち合わせをして、食事に出掛けた。食事と言っても、時々二人で出掛けているお気に入りの回転寿司屋さんだ。
テーブルについて、9周年をお茶で乾杯すると、ガンモが
「はい、これ」
と言って、郵便物を差し出した。封筒に、6月16日指定というシールが貼り付けられている。送り主は、私の古くからの友人だった。彼女はここのところ、私のホームページやブログを良く見てくれていて、今日が結婚記念日であることを覚えていてくれていたのだ。そう、彼女は、ガンモと私が付き合う前から支えてくれていた大切な友人の一人である。
中を開けてみると、結婚9周年おめでとうの言葉とともに、彼女が手作りしてくれた亀の財布が入っていた。友人からの思わぬプレゼントに、私は感動に包まれた。彼女は、私が亀好きであることを理解し、私たちの結婚記念日が今日だということを心に留めながら、何日も前から準備してくれていたのだ。本当にありがたいことだと思った。私は、その財布をぎゅっと抱きしめた。
余談になるのだが、私は、彼女のソウルメイトであろう男性と、ずっと一緒に仕事をしている。初めて上司に会ったときは、とにかく驚いた。何故なら、彼女と顔がそっくりだったからだ。年齢は、上司のほうが少し年下になるが、彼女と上司は誕生日が一週間と違わない。これは何かありそうだと思っていたら、前の部長が転勤するときに、その上司の縁談を私に託して行った。自分の赴任中、その上司に縁談の世話ができなかったことだけが心残りなので、あとは私に任せると言い残して転勤して行かれた。前の部長は、その上司には年上の女性がいいと言い切った。私もそれに同意したが、そのとき、私の頭の中には、彼女の存在が急浮上していた。
しかし、まだまだプライベートな付き合いのない上司に、どのようにして彼女を紹介するか。ここから先が難関ではあるのだが、二人のエネルギーが整ってくれば、道は開けて来るのだろう。そういう意味で、今後の展開が楽しみでもある。
さてさて、結婚9周年を迎えた私たちは、家に帰り、たくさんの抱擁を交わし、たくさんのキスをし、たくさんの愛シチューを言った。
結婚してから9年。お風呂の中で、
「来年は、スィートテンダイアモンドかな」
と心にもないことを言ってみると、ガンモから、
「いやいや、スィートテンガタンゴトンだよ」
と、半ば本気の応答が返って来た。
私はお風呂から上がると、母に電話を掛けた。母はいつも、私たちの結婚記念日を覚えていてくれる。私は、
「いい人と結婚したでしょ」
と言いながら、母にガンモのことを自慢した。母はそろそろ眠そうだったが、私たちの結婚記念日を祝福してくれた。
ガンモへ。これからもずっと、シングルベッドで一緒に眠り続けるからね。ガンモ、愛シチュー(*^^*)。
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